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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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鬼さん江戸へ来る Visite d'Ogre à Tokyo・1

『只今三番線に参ります列車は当驛終着の一等二等三等寝台車急行出雲號でございます。当驛到着後は回送となりますのでお乗りになりませぬようお願い致しまする…』


青白い光を放つ放電灯を2つ、点灯させた機関車が入ってくるのを眺めている私、ジョスリーヌ・メルラン。


その横には、現在では私の侍女扱いとして付き従わせている痴女皇国女官リンドリアーネが。


(もっとも、二人とも八百(はっぴゃく)比丘尼(びくに)国出向の立場…そしてジョスリーヌ団長はまだしも、私なんて戻っても席、ないんですよっ)


(迂闊に上司を告発したり、深い考えもなく楽をしようとするからそうなるのだ…私の部下を続けるかどうかはともかく、痴女皇国の女官としての勤務を続けたいならば、思慮深く生きる事も希求してくれ…)


で、こういう不毛にも思える会話をしておるのはガレ・トウキョウ…東京駅のホームです。


ただし、痴女皇国世界の日本(ジャポン)に該当する八百比丘尼国の江戸に所在します。


更には、進入してくる列車の先頭に立つ機関車、BD69 1119とかいう数字や記号の表示が出ています。


いえ、その形自体は古いジャポンの機関車を参考にしたと聞き及んでいますし、この時代ですから列車の頭上に電線が張られていないのはわかります。


そして、石油や石炭を節約するために人間の性交時に発せられる生体エネルギー、わけても男性発のその精気とやらを生体発電装置に流し込んで起こした電気でモーターを駆動させているのも知っております。


(ふむ…この後に来る8時半着の因幡號じゃないですよね、プラウファーネさんの反応、列車から出てませんよ)


(おかしいな、受けた連絡ではこの出雲號の一等寝台車に福知山から乗車しているはずなんだが…確かミコが同行しているはずだ。その反応も探ってくれ)


(はい…番巫女(つがいみこ)の方ですよね…)


で、確か()は聖環、それも痴女皇国女官互換仕様を装着していたはず。


黒薔薇騎士団長権限で居場所をサーチしてみれば、ですね…。


(リンド…到着時刻、約一時間遅れるようだ…茶店でも入っておくか…)


(はぁあああ?)


-------


『三番線に参ります列車は当驛終着の超特別急行、光號でございます。当驛到着後は回送となりますのでお乗りになりませぬようお願い致しまする…』


ええ、今度は私には見慣れたもの…フランスの高速列車たるTGVの先頭車そのものが入って来ました。


入線時の警笛も、聞き慣れたTGV、ひいてはSNCFの機関車がよく鳴らしている間抜けな音ですね…え?


ぱーぱーぱー、ぱーぱーぱー、ぱーぱーぱーぱー♪

ぱーぱーぱー、ぱーぱーぱー、ぱーぱーぱーぱー♪

ぱーぱーぱー…ぱーー…♪


何ですか、このフランス列車とはまた異なる間抜けな音…。


ええと、確かストラスブールとバーデン・バーデン…そしてケルンやハンブルクにジュネーブ、更にはなぜかモントルーを結ぶ鉄道線を走っているTGV-Hと呼ばれる精気駆動型TGV車両もこのような間抜けな音を立てるはずです。


そして、ナゴヤから少し離れた…もっと言うとMikawa Automobile Prison Factory Co., Ltd. Usine de Tahara…三河監獄社の田原工場、そして痴女皇国世界のÉtat pénitentiaire dans la région de Mikawaからもさほど遠くないイナリズシ市出身の国土交通局長の郷土を走る赤い電車が鳴らす警告音、痴女皇国世界でも高速列車の警笛に採用していたのも思い出しました。


(ドケヨホーンは痴女皇国とNBの標準にするのよっ)


はぁ。


何か、公私混同の臭いもしますが、今も昔も不正摘発は私の第一任務ではありません。


私の職務は警察業務もありましたけど、それは市民の安全と担当区域の治安を維持するための警察組織に勤務するためではなく、共和国にとって表に出せないやましい諸々を処理するための方便的な地位が必要だったからです。


もし、私が不正を暴くのであれば、それはあのパスタ女、いえ痴女皇国皇帝の不祥事や不正であるべき。


私の行動規範は正義ではありませんし、その活動たるや所属国家や団体、そして個人の給与所得を得るために任務を遂行している部類の人種なのです…。


(ええとですね…先頭から一番後ろ…大坂方向の廿(じゅうに)号車だそうです…)


また、そんな場所になぜに。


で、到着する人物を出迎える任務についている私とリンドは後方の車両へと急ぎます。


まぁ、この列車の編成はTGVそのものに極めて近いのを知っておりますから良いのですが…それと変態女皇帝や、言いたくありませんがイザベル陛下のたっての要望で設計製造されたというあの変態皇帝王侯貴族用の特別車は、ストラスブール発着分の列車では連結しない事となりました。


そして、この比丘尼国向けの車両でも、恐らくは繋いではおらぬはず…え?


(ジョスリン…皇族と徳川家のたっての希望でね…)


えーと。


確かに、スペインで拝見したあの壮絶なまでに巨大な窓がついた車両、最後尾側の機関車のすぐ後ろにおります。


ただ、天井から床まで一面のガラス張りの外壁に思える個室はホームの反対側、つまりフジサン側のようですね。


そして、和装洋装の着飾った紳士淑女に続いて、比丘尼国巫女服…ええ、股間のフンドシ状の下着が完全に丸見えでお尻剥き出しの猥褻なあれを着た人物が二名、何故か額に汗して降りて来ました。


で、普通の女性に見える方はともかく、一体全体この人は生きてんのかというくらいに青白い長身の御仁、私は面識があります。


「Bienvenue, mademoiselle Plauphane. cela fait longtemps qu'on ne s'est pas vu.」


「いやいやジョスリーヌさん、連絡を受けていたのと違う汽車になってしまいまして、申し訳ありません…こちらは私の今期の当番の(つが)い巫女たる読子(よみこ)殿で」


「まぁまぁ、とりあえず迎えの車もありますからどうぞどうぞ」


という訳で、ホームのその特等車なる車両に積まれたスーツケースらしきを下ろしてきた赤い帽子の荷運び人夫(ポルテ)にチップとして硬貨を渡すと、その荷物をそのまま台車に積んで運んでもらうことに。


で、このホームのキョウトの方向にはエレベーターが設けられているの、マダム・ムロミから聞いています。


このエレベーターはエンペラールやジェネラール、そして国賓級の旅客を専用通路に案内するためのものであり、一般利用者が使えないように聖環ロックがかかっているとも。


(ジョスリンなら比丘尼国朝廷と幕府関係者の要職指定がかかってるし、プラウファーネさんもいるから開くと思うよ)


ええ、がらがらと音を立てて「手で開ける」蛇腹めいた扉を開くこと、できました。


つまり、このエレベーター、お付きが扉を開けたりボタンを押す前提の構造なのです…。


そしてアカボウの人夫が押す台車もろとも運ばれた先は…豆電球風の照明が光る、高級そうな通路。


なるほど…公式の改札口とは違う、お忍びめいた裏口があるのですね。


(公式行事での利用は丸の内中央口に直結するんだけどね…聖環の表示に従うか、その赤帽さんについていってね)


で、中央に赤絨毯が敷かれたドーム状の低い天井に、装飾タイル壁のその通路を歩いて行きますと、正面に両開きの木の扉があります。


ですが、そっちちゃうでと赤帽が開いたのは、その横の鉄扉。


ただ…開けた先にも、また、鉄扉。


その先にいた着帽の男性に求められたプラウファーネさん、何やら特別なものらしい紙を懐から出して見せると、鉄扉を開けて貰えます。


「あ、日枝神社のお迎えの方、入場券を改めさせて頂きます…」


はいはい。リンドが財布の中をごそごそして、紙片を渡して落着。


…きっちりお金、取られたんでしょうね。


昔のパリの駅と同じにせぇよとまでは申しませんが、せめて政府やバクフ関係者は無料にならんのでしょうか。


(鉄道同心以外は無理。経費で落ちるんだし、ちゃんと払いなさいっ)


ううううう。


で、二重の扉を抜けた先にはダンケ号がおります。


痴女皇国とは政治体制が違う比丘尼国ですし、道路事情も違いますから従来は自動車を普及させていなかったようですが、我々の駐在に伴って「運用できる人間がいるし、仕方ないね」という事で日枝神社には2台ほどこれが置かれるように…先日のケイジロウ氏の葬送の際に使われた1号車と2号車がそのままエドに残されたものです。


…即ち、葬儀屋の車と同じ仕様…黒い車体に小さく金色でテンプレス・セレモニーという社名とか電話番号他用の二次元バーコードが書かれているのは見なかった事にしましょう。


「東京都内で葬儀屋をやると儲かると聞いたマリア様が調達した車だそうです。いずれちゃんとした車を配車するから少しの間は我慢しといてくれと」


「リンド。ケイジロウ氏が大柄で良かったな。あれが普通の体格ならば、ここにレイキュウシャがあったかもわからんぞ」


「なるほど。他人の葬儀に使うものを日常的に使用しろというだけでも何となく嫌なのですが…」


「まぁ、中身はリョカンの送迎車まんまだ。お前がイカホやランペドゥーサを経験したなら馴染んでいるかも知れんな」


で、このダンケ号ですが、とりあえずはエド城周辺の道路なら走行許可が出ておりまして、国土局から派遣された運転指導員が比丘尼国側に教育するために使われているのが主な用途のはず…って、何でまた。


運転席でこちら側のスライドドア開放操作をしてから降りて来たのは和服姿のマサミ=サンです。


「えーとね、プラウファーネさんの付き添い」


でまぁ、荷物を積み込んでお二人に乗って貰った後、リンドは客席側、私はマサミ=サンの横に座ります。


で、遅れた理由は。


「いやその面目ない…」


「大江の調子で()()を致したら怒られまして…」


重い口を開かせたところ、フクチヤマで乗った急行の二人個室に入ったお二人、ええ…始めたそうなのです…。


ところが悪いことに、お乗りになった一等寝台車には専属の車掌がいて、他の乗客の苦情を受けて行為の中止を求めたところ、神事も関わるので止められんいや止めろの話となり、心話で元伊勢に判断を求めたところですね。


「京で降りて御所に行け。それか路銀に余裕があるなら驛前の旅籠(はたご)泊まれ」という指示が下ったそうです。


でまぁ、めんどくさがったお二人は旅籠…翌日早朝発の列車に乗るため、キョウトならキョウトの周辺から歩いて来た旅人が泊まる簡易宿舎がいくつも出来ているそうです…に宿泊。


そして翌朝6時20分京都発の超特急を手配してもらい、一時間遅れでトウキョウに到着したと…。


で、なんでまた列車の中で、という件ですが。


実はこの件が、プラウファーネ氏に随伴しているつがい巫女なる職種の方が付き添っている件や、そもそも今回の東京訪問に繋がるのだろうとマサミ=サンはおっしゃいます。


「ほれほれジョスリン、巫女さん足らないって話、聞いてない?」


「ええーと、月間痴女宮には載ってませんでしたね…ただ、マダム・オマツ他から少しは事情、伝わってますよ」


「まぁ、日頃はジョスリンもお寺の方だからねぇ…」


で、マサミ=サン曰く、比丘尼国の人口も増えているし鉄道網の急速な整備に伴い、開発や開拓のために人を送り込む手段も充実して来ているせいで、従来とは比較にならない早さであちこちに村や町が作られたり、町の規模が拡大しているが、戸籍や納税を管理するはずの寺や神社の人手が足らないという困った現象が起きている、とのこと。


「では、痴女皇国の女官のようにして増やせば?」


「それが出来ればあたしもプラウファーネさんもここに来てないのよ…」


で、ドナイシヨカという話になった挙げ句、着目されたのが例の痴女皇国の犯罪者処理システム。


あれ、実はまともに稼働させるとボロブドゥールの場合、1ヶ月で1万人以上を送り出せるのですが、そこまで一気に増やすと教育や住居の問題が出るとなって、現在では各地ともに余裕ある運用になったそうです。


で、余剰の犯罪者や難民は凍結保存されているのですが、この余剰在庫を活用してミコさん不足を解消しようかという話になりました。


ですが、ここで問題が。


比丘尼国のミコさんは、痴女宮で女官を増やすほどには簡単に増やすことができないらしいのです。


「というのも、鬼の純血問題が関わってくるのですよ…」


と、移転新築なった真新しいヒエ神社の社務所でお茶を飲み飲み語られる、プラウファーネ・サン。


例えば、ここの神社であればいわゆるカンヌシ・サンは女性が務めています。


「あたしも頼まれて調べた事あるけど、連邦世界の日本の神職階級とだいぶ違うのよ…」


例えて言うならば、痴女皇国の女官制度が自動車のパーミズ(ライセンス)だとすれば、比丘尼国の神官制度は飛行機の操縦免許に近く、対象となる神社ごとに発給される場合があるそうです。


そして、そのライセンスを下ろしてもらえるかどうかは、鬼との混血度合いによっても変わるのだとか…。


「これ何とかしないと巫女、足らなくなるって言っておるのですがねぇ…」と困った顔のプラウファーネ・サン。


では、現状はどうなのか。


宮司ぐうじ→いわゆるカンヌシ・サンだそうです。

権宮司ごんぐうじ→副長ですって。

禰宜ねぎ→職員長と理解して欲しいと。

権禰宜ごんねぎ→一般職員だと。

出仕しゅっし→見習い中職員ですと。


で、これだけだと、ヨシワラ神社のカンヌシ・サンもヒエ神社のカンヌシ・サンも同格になりますよね。


連邦世界であれば浄階ですとか明階ですとか、カンヌシとなる学習や修行の程度に応じた階級が存在するのですが、比丘尼国ではここが違うそうです。


で、一番上はオカミサマの階級だそうで…。


(大巫女様…おきながたらしひめって神功皇后様じゃない…古代の武闘派皇族よ…)


(だから余計表に出せないのです…聖院の武闘派金衣の方に匹敵しますから…強さではなく危険さが)


個人の資格・階級←    →所属神社由来の階級


大日 女尊 宮司特等  特級(神宮・大神宮限定)

気長 足姫 宮司一等  特級(大江山大神宮限定)

茨木 童子 技監一等  特級(大江山大神宮限定)

巫女 読子 禰宜二等  特級(大江山大神宮限定)

巫女 枝女 宮司三等  三級(赤坂日枝神社限定)

前田 まつ 権宮司三等 三級(赤坂日枝神社限定)

じょすりん 守衛二等  特級(比丘尼国各社共通)

巫女りんど 守衛四等  三級(比丘尼国各社共通)

田中 雅美 宮司一等  特級(痴女皇国領内各社)

高木まりや 宮司特等  特級(比丘尼国各社共通)

高木べらこ 宮司二等  二級(痴女皇国領内各社)

高木あると 守衛一等  五級(安井金刀比羅宮限定)

高木だりや 守衛一等  一級(痴女皇国領内各社)


「これ見たら、おかみ様なんてどこの神社行って好き勝手してもいいみたいだけど…」


「位が下の神様の神社に行って勝手出来ないようになっておるのです。所蔵の神器を勝手に持ち出すとか、お神酒をかっぱらうとか、そこの祭神や宮司の許可なくやらかして迷惑をかけぬよう、敢えてこの措置になっておりまして…ですから、私も日枝神社の宮司様の許可なく建物の営繕や設備工事をできない立場なんですよ」


(うちの神社、この時代は寺だが朕の慰霊のために献上品の酒樽が多数あってな。しかも白峯の分も結構あるんだが…うむ。何かと理由を付けては飲まれ持って行かれるのが癪でな。これだけでも朕が日本滅ぶべし特に伊勢と元伊勢とか祈念祈願を致す理由になるとは思わんか)


「顕仁上皇陛下。持って行かれてる樽の数によります」


(白峯と合わせると、毎年十二本はいかれておる…一応、あれ、氏子が納めて神事催して奉納してるんじゃが…まさみ殿、連邦世界だと単純に一千年をその、毎年持ち去られるか空にされる樽数として勘定してみてくれい…)


「正に積年の恨みと言うべきですが、それを理由に日本を滅ぼす祟りをぶっこかれても私どもも困ります。ここは一つ、これで」


(薬用めちるあるこーる、とか書かれておるの)


「おかみ様に通じるかどうか不明ですが、とりあえず献上品の樽に混ぜてみて下さい」


それ、普通の人間なら失明するんでは…。


「苦しむ程度で済むと思うわよ。痴女皇国で渡してる義体だし、それにアルトくんのリトルクロウで切り付けてさえ切り傷の治りがちょっと遅い程度なんだから」


でまぁ、当の酒泥棒(おかみさま)をお呼びして犯罪の追求、いえ神社職員の階級についてお聞きしましたところ。


「かんたんやがな…鬼の血を引いとるか、鬼の力をどれくらいもっとるかで変えとるんや」


はぁ。


「つまり、まりややったら、あいつ鬼で一番つよい外道と同じかそれいじょうのことができるやろ。ゆうたらあいつやったらわしとおなじにみなしてええから、どうかくにしとるんや」


じゃ、マサミ=サンは…。


「まさみはてることまぐわうてこどもつくったやろ。それいぜんから神在月のいずもにはよんでたけど、言うたらじょすりんやりんどのくにのじんじゃ担当みたいなもんや」


なるほど。


その理屈で言えば、アルト閣下が暴れていいのはヤスイ・ジンジャの中だけだと…。


「げんみつにいうたら、あのふじでらで仕切っとるりょうぶんの中だけやな。逆にじょすりん、おまえとりんどはてるこの国から来てもろてるし、来たいきさつがいきさつやから、どこの神社のなわばりで何がおきても動けてもらわんとこまるやろ」


「で、今のおかみ様の話こそが、正に巫女不足の理由なのですよ…私のような鬼と接触しても鬼化せずに耐えてもらえるようになるまで、大江で修行してもらう必要があるんです。または、鬼と人との間で作った子供を巫女にするのです…」


ええええっ。


そ、それは確かに量産が難しいかも知れません。


「でなあ、今回、茨木がここにきてもろたりゆうやけど、茨木やこの読子とか枝女(えだめ)みたいなみこのこども、おまえらの子作りこうじょう、あれでつくれんかゆう相談をまりやにしたけっかやねん」

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