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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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127/296

番外編・女皇帝のアレが勃つ

こらぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。


-------


…失礼しました。


ただいまは痴女皇国二代目皇帝たるこのマリアヴェッラ・ボルジア・ワーズワースが、東方聖母教会アトス大修道院並びにメテオラ大修道院からお送りしております。


このアトス大修道院、R18版の方で語られております通りに、とんでもない施設です。


https://novel18.syosetu.com/n0112gz/206/


なぜならば連邦世界の地球から連れて来られた「死刑が存在する国なら死刑にされているレベル」の重犯罪者はもちろん、経済難民とかなんちゃって難民と言われているような不法移住を目論む人々に、果てはスラム街の暮らしをやめさせようとしても就労就学を嫌がり貧困者の立場を捨てようとはしない「好き好んで乞食をしている」貧民の方々や、その方々からの搾取で成り立っている犯罪組織や自称NPOの方々までもが連れて来られる強制、いえ矯正収容施設だからです。


そして、その矯正方法たるや。


「焼かな治らん」ような罪人本人を矯正しようとしても時間と労力を要する上に、ちゃんとした矯正は不可能ではないが「無個性に近い働きアリのような存在になってしまう」のが、過去の連邦世界から連れて来られた犯罪者の更生過程で判明しております。


で、焼いて治す方法が編み出されました。


もちろん、事実上の死刑になる内容です。


「しかし、死刑にする前のいくつかの工程や処置によって、対象罪人を寿命まで生かした場合に得られる精気量以上の収穫が期待できる上に、悪しき業罪を引き起こす罪人気質の遺伝子までもを()()()()してしまえるとあっては、やってみる価値はあるとされたのですよねぇ…」


ええ、アトスとは転送ゲートを介して常時繋がっているに等しい、メテオラ大修道院を仕切る乳上が申します。


乳上がこのメテオラと、そして中東支部長…ゆくゆくは中東地域本部長に内定しているシェヘラザードさんと合同で責任者の立場になっているアトスの運営に関わっている理由。


そして、そもそもアトスとメテオラを、連邦世界の厳しく禁欲的な修行の場から遠くかけ離れた巨大な「アレをして子供を産ませるための施設」として建設した理由なのですが。


「我が東欧支部の本部たる文化科学宮殿の地下で実験を繰り返した結果、汎用精子や卵子を使えば女官でも男児を出産可能となったため。そして、母体や子種の提供者の人格知能外観特徴に強く左右されない子供を産ませることが可能となったからでしょうに…」


https://novel18.syosetu.com/n0112gz/164/


ええ、串刺し公のお国を後に支配した、狂った独裁者の手による国民人口管理と育成計画…出生増加法なる恐るべき政策に思いつきを得たという雅美さんと、その政策提案を受けた姉が中心となって原案を作成したものです。


そして、その成案には…噛みたくはありませんでしたが、あたしも痴女皇国皇帝の立場がありますから噛まざるを得ませんでした。


そして、この手の狂った思いつきを具体化した存在とは。


半分生物半分機械のナノマシン化したり、あるいは化学合成や遺伝子改良することにかけては第一人者たるNB所在企業のファインテックが茸島に有している支社研究施設で誕生したものです。つまり、クリスおじさまと、研究チームの開発成果です。


まず、先ほど乳上が言っていた汎用精子と卵子、女官細胞をベースとして作られました。


そして、かつては聖院の地下で設備管理と…そして八百比丘尼国の外交連絡員として長年勤務し、今は本国に戻っているプラウファーネさんこと、鬼の頭の茨木童子さんの特殊な鬼の細胞や血液の提供を頂きました。


で、プラウファーネさんは比丘尼国鬼頭(おにがしら)の前任者で、実のお姉さんである外道丸ちゃんこと酒呑童子さんの弟さんですが、見た目は女性っぽい外観です。


いえ、本当は完全な男性や完全な女性にもなれるのですが、敢えてニューハーフとかシーメールと呼ばれるのが相応しい姿を取るのを好んでおられます。


(本当はそうする必要が昔の聖院にはあったのですが、時が移りジーナ様やマリア様の尽力で私の正体や、鬼細胞の危険性に対する対策が取られた結果、私も堂々日の下を歩き、女官の皆様と()()を持てるようになったのですよねぇ…)


ええ、そして、モテる存在に。


(むろん、鬼細胞の汚染の危険がありますから私と精気授受が可能な方はある程度限られておりましたけど、勤務が許せば保養所はもちろん、ジュネスで踊ってもいいとまでされたのです。つまり、痴女宮本宮と門前町で行き先が限られていた件も無くなったに等しい自由な暮らしもできるようになったのは良かったのですけど)


ええとですね、いつものR18ではないそうですから詳細は省きます。


省きますが、それはもう危ないくらいにモテたのです。


(で、私の寿命を延長するための処置を比丘尼国で行う必要性もあって、姉と私が痴女皇国にお邪魔する立場を交代することになったのですよねぇ…)


そう、あんまりモテてもまずいという判断もあったのです、あの、外道丸ちゃんとの赴任者交代劇。


で、そのモテていたプラウファーネさんですが、日本の六本木や赤坂、はたまた皆様の世界における宗右衛門町(そうえもんちょう)あたりの高級なニューハーフクラブの「お姉さん」のような外観です。


すなわち、おっぱいが存在します。


それも、人工整形ではなく天然の。


そう、整形手術をせずに生まれた天然のニューハーフのような顔立ちと、男性でもなく女性でもないような細身かつエロい身体に、もちろん股間にはあれがあります、あれ。


(結構大きいのは内緒で)


(マリアヴェッラ陛下、私は美男公や玄奘教育部長のお相手もしておりましたので、ある程度は()()の大きさを変えること、出来ますよ…)


(ま、まぁともかく。女性用の下着も普通に…まぁ、膨らんだり()()()()ますけど、女性とそう変わらない外観が我々の注目対象となりまして…)


(そうですね。貧民たちの中には、比丘尼国にもおる陰間(かげま)、すなわち読者の皆様には()()()と申し上げるとわかりやすいであろう、女のなりをして尻で春を売る者が少なくないと伺いましたが)


(その、少なくない偽の女性…トラップガールとかレディボーイとかトラニーとか呼ばれている人たちは、いわば女の代用品でした)


(比丘尼国でもそうですよ、あれは女が買おうにも高くて買えぬ者の相手をするのです)


そうです…痴女皇国でパリのをかま狩り作戦をやった際にも、そういう傾向が強く出ていたのです。


更には、純粋な女性を憎み、性暴行や変態行為の対象として見る者すら。


(そちらの日の本では、おかまにはおかまの仁義があったことや、珍珍を持っているけど男が好きで、かつ自分が柳腰…なよっとして男らしくないことから、あまりそういう変態は表立って現れる事は少なかったようですがねぇ…その、花の都で陰間狩りに駆り出された甚内殿が泣いておりましたよ…)


(ああ、庄司甚内(しょうじじんない)さんですね。前田慶次郎さんのお知り合いの)


(そうですなぁ、この話も少しさせて頂きましょうか。その後、甚内殿は江戸の吉原に請願を続けておられた宿願の色里開きの御免状を家康公から下され、お墨付きを得て風魔の小太郎殿や河原者たちと共に色街を吉原にお開きになられたのです、ですが…)


(ええ、不幸な事故でした…)


で、風魔忍群の頭だった風魔小太郎さんですが、どうもですね、痴女皇国と共同で開発した比丘尼国向けの「巫女化防止抗体」薬を飲んでおられなかったようでして。


で、若返りの際にプラウファーネさん、そして聖院のクリスおじさまに近い身体構造…鬼細胞や女官種細胞を含む身体になっていた甚内さんと…その、ほも行為をなさった際にですね。


(拙者に無理やりあんなこと(ほものむりじい)しようとなさるから、()()が当たったんですよ!)


(あれ、おかみ様も面白がって「ええやんけ、じんえもんが元服前のいろ小姓まがいのきれいなお子のすがたになったからいうて、その気になるとか、おまえ、ほんまにふうまの忍びのかしらかおもわれるやろ。ちょっとはんせいしとけ」と差配なさいましてね…)


そうです、風魔小太郎さん、若返るのはまだしも、女体化したんです…。


で、さめざめと泣く小太郎さんは男性に戻してくれと、幕府経由で陳情されたのですが、四代目服部半蔵さんとか、猿飛佐助さんとか、あるいは前田慶次郎さんの従者を引き続いて勤めておられる甲斐武田の骨さんといった忍者の有名どころからはですね。


(忍びというものは()()()()を育てるためにも、女に厳しくあるべき立場だろうにとか、忍びが色香に迷ってどうするとか、天下に名が聞こえた風魔の小太郎ともあろう者が一体全体何をしておるとか、しかも河原者頭の庄司の家のお子相手に…などなど、庇う声は全くありませんでしたねぇ…)


ええ、プラウファーネさんも呆れていたそうです。


ですが、ここで閃いたプラウファーネさん。


(庄司のお家も、風魔も跡取りに悩んでおったのでしょう? ならば小太郎殿が太夫となったのを幸い、甚右衛門殿の子種で子作りしては。それに両家が結ばれれば、穢多頭(えたがしら)の矢野の弾左衛門様のお家と並んで穢多非人を仕切るにも容易となりましょう)


と、おかみ様を通じて幕府に進言されたんです。


そして、その際に甚内さんにも、どうせ吉原の色里を仕切るのであればと、プラウファーネさんと類似のニューハーフ姿になって寿命延長を図るのを勧めた結果。


(いやはや、意外に女郎受けが良いのですよ。むろん、女のなりに近い姿ですから、遊郭に回ってきた女郎を仕込むにも楽。小太郎太夫殿との子も普通に()()()()事も出来ましたし、何より痴女皇国から融通頂きました女官向けの()()()()、あれが着れるようになりましたおかげで、吉原の差配采配が色々捗りまして…)


そう、甚内さんはニューハーフ化した恩恵を最大限フルに活用して、遊郭の女性や忘八の皆さんなど、吉原従業員を色気と知能で仕切るようになったのです…。


むろん、身体能力は巫女種や鬼族由来の強化を受けて人類の男性以上。


いざとなれば得意の中華剣法を繰り出すまでもなく、拳や蹴りで解決も可能とあっては、モテモテの日々だそうです…。


(で、その成功を見たマリア様がですねぇ…)


そうなのです、R18版では既にその存在が明らかになっている偽女種(おかま)、この思いつきの源はここにあったんですよ…。


そして、女の代用品である認識を刷り込まれるだけではありません。


「この偽女種についても、我が東欧や、果てはバチカンの差配にある西側欧州でも問題となっておりました流民の一族や、バスクの民などの…住まう国と、()()がよろしくない連中の差配にまず、使われたのですよねぇ…」


そう、痴女皇国支部の所在する国に潜り込んで犯罪を働いたり、はたまた結果的に痴女皇国やその支部に反抗する不届き者としての処分のために、女性まがいの外観を強制して「見た目からして区別可能」な状態にしちゃったのですよ、ジプシーとか言われた方々を…。


で、この成果や、灸場(きゅうば)のグァンタナモ収容所の実績をもとに、ポルトガルやバスク地方の方々をしばく作戦、姉とイザベルさんが実施したのです…。

https://novel18.syosetu.com/n0112gz/193/


その作戦、あわや両民族を断種する寸前まで暴走したものの、結局はあたしや欧州地区本部長のマイレーネさんの裁定によって全面中止とはいかねど、民族断絶の危機は回避させました。

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/178/


で、その結果として、見た目こそ同じ偽女種でも、偽女種になった経緯によって痴女皇国内部の扱いがかなり違うようになった経緯があります。


具体的にはこんな分類になるそうです。


○一般懲罰偽女種(海綿菓子国(ぽるとがる)由来)


・男との違いは外見だけで普通に子供、作れます。

・出来た子供の性別は男女偽女種のどれかになります。

・南米尻出帝国の人もこれになる予定です。

・現時点では性転換から10年〜20年、人としては30年から40年程度の寿命にされています。


○反乱懲罰偽女種(洞窟探検国(ばすく)由来)


・子作りは出来ますが、産まれる性別は偽女種か女になります。

・男児が欲しいなら他の民族の男性か女性と頑張りなさい。

・現時点では性転換から10年程度の寿命にされています。


○犯罪懲罰偽女種


・一般的には犯罪偽女種や懲罰偽女種、罪人偽女種とされる人たちです。

・犯罪者、わけても連邦世界から拉致連行した人々もこの枠です。

・暗黒大陸や淫土(いんど)の人口過剰対策でこれになった人も結構います。

・現時点では性転換から1年から5年未満の寿命にされています。

・そして自分たちをこんな目に合わせた女官=女性への憎悪が刷り込まれています。

・憎悪の刷り込みがない状態のバチカン聖母教会の助修士もこの寿命枠になります。


○指導偽女種


・南米偽穴(ぎあな)の悪魔島収容所や、茸島首都デンパサール沖の亀悪魔島での処刑処分を生き延びた人が再教育と身体再構成された存在で、東方聖母教会や慈母寺に属します。

・庄司甚内さんや新生南洋王国スカルノ王朝の初代国王たるカルノ君や、その父親のベテハリ君、更には乳上の子供のミルチャ君も今はこの方々と同等の身体です。

・寿命については子作りのために消費した精気や、生まれた子供の重要度にも左右されますが、他の偽女種同様に死ぬ直前まで外観は老化しません。

・性質は好色ですが、犯罪偽女種のように女性を憎むかどうかはその人の元来の性格次第です。

・全ての指導偽女種の方が該当しませんが、同年齢の男性形態に変身可能です。


○施工試験偽女種


・クリスおじさまがこの身体です。

・偽女種の機能制限や寿命特性設定のための試験用身体です。

・年齢や機能制限は元来のクリスおじさまの身体同等となります。つまり、痴女種を男体化したようなものです。

・人格や思考は、もともとのおじさまの頭と変わりませんが、あえて試験のために思考操作を受けた状態を試行している場合があります。

・他の偽女種よりも強力な駄洒落菌を体内に培養しています。


そして、偽女種の扱いについて、東方聖母教会管内とバチカン聖母教会管内、更には南洋慈母寺の率いる慈母宗の管内での中でそれぞれ少しずつ異なりますが、要約するとこうなるそうです。


○東方聖母教会(本部・コンスタンチノープル)


・男性修道士は全て、最終的に偽女種にされます。

・ただし偽女種になっているだけで仕事自体は男性時代や、女性修道士と変わりません。

・つまり、地域の村役場や郵便局や銀行めいた役割の事務作業にも従事します。

・寿命は指導偽女種同様で、子作り他の性行為に左右されますが延命は不可能ではありません。


罰姦(ばちかん)聖母教会(本部・ローマ市内バチカン聖母教会領)


・男性助修士で修練士昇格に必要な学業成績が達成できなかった者が強制任命されます。

・聖母教会としてのラヴォーロ・ダ・スクリヴァニア…デスクワークは男性と女性が担います。

・人を導き人のために尽くす努力が足りなかったため偽女種のままか偽女種に堕ちたと定義されています。

・そして、懲罰のために女や男を喜ばせる行為に励めとされました。

・つまり、偽女種さんたちはその下半身の働きを期待される存在となり、寿命も長命ではなくなります。


○英国聖母教会(本部・ロンドン)


・ルターさんの悪魔学研究を元に、ことさらに性交を悪しき行為と定義した宗派です。

・その悪の行為を制御し、人に有益で快楽的な結果をもたらすためには聖母の示した教書に従えという教義です。

・そして、偽女種さんはその教書に従わず聖母に背いた罪人である事がほとんどであり、敢えて偽女種の姿を取って懲罰を体験する聖父の尊い姿以外は、罪深いものであるとされました。

・つまり、偽女種さんたちの扱いや寿命は罰姦聖母教会に準拠します…。


○南洋慈母宗(本部・ボロブドゥール慈母寺本院)


・少年学僧が得度し成人すると偽女種になります。

・つまり、偽女種は成人かつ出家者の証です。

・そして偽女種は尼僧を助ける立場と定められました。

・ただし、偽女種は子を産めない劣等感を持ち、女を犯したがる癖があるとされました。

・寿命設定は基本的に東方聖母教会の偽女種さん準拠です。


で、偽女種さんたちは基本、短命にされている理由。


それは、連邦世界のシーメールやニューハーフの方が受けている女体化改造手術だけでなく、体臭や声色他に影響する女性ホルモンの定期投与によって、ホルモンバランスが崩れて短命傾向が出るという話を反映させたものだそうです…。


(生態的にもさ、長生きさせていいと思う?)


(思いませんけどね…)


そして、性欲は元の男性同様。


更には、インポタケや効果淫(こかいん)疲労淫(へろへろいん)、更には大麻(やりたいま)といったファインテックで開発または改良された性欲と精力を亢進(こうしん)させる性感促進物質がよく効くようにされているのです…。


女官からの精気供給で疲労回復や精巣への補充促進…これが寿命を縮める原因でもあるそうですが…を行うと、延々とあれに邁進しちゃうんですよ、アレに…。


(それ、ベラ子のリクエストを忠実に反映させただけだからなっ。クリス父さんはまだしも、ベテハリやカルノ君までそうしろって…)


(ですから、あたしは単にアニサちゃんやオリューレさん、さらには指導偽女種17号さんを傅育(ふいく)する立場のアンヌマリーちゃんの要望をまとめておじさまに渡しただけですって!)


(おめーの要望や願望も入りまくってるだろうが!)


などと姉…マリアねーさんと言い合いもしましたが、偽女種さんたちは痴女皇国の目的に合致した存在として、地域別にその生態の細かい違いはあっても、基本的に女官や慈母寺の存在する場所にいて活動していると思ってください。


(ま、本宮と門前町ではほぼ存在しないな。女官がいれば基本は用が足りる場所だし)


(指導偽女種の研修も聖母教会か慈母寺でやっちゃいますからねぇ。今後は研修でお呼びするかも知れませんが)


(あ、玄奘さんは性欲を制御しているけど、プラウファーネさんのようにニューハーフ状態が基本だって言っとけ…)


(へいへい。あの方は女に見える姿が尊いですから…)


で、意識をアトスに戻しますと、最近はメテオラ常駐が基本の白薔薇三銃士の一人にして聖隷少女団幹部のジニアちゃん…ダリアさんと理恵パイセンの愛娘です…が心話で話しかけて来ます。


(しかし、昨今は聖院学院の教育機能はもとより、罪人工場の機能も監獄国などに移設してますよね…本宮女官の数も徐々に減ってるってのは月間痴女宮付録の統計資料集にも載ってますし…遷都の話は本当なのかって、幹部女官では噂になってますけど、いいんですか…)

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