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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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ゴールデンニシン・道南イカづくし物語・4

「え…同行者1名追加ですって…母様、大丈夫ですか?」


「1人だけやったらかめへんけどな…」


「だから申したであろう…わし一人で良いと…」


さて、ここは弘前(ひろさき)城の近くの岩木川の河原。


子どもたちを降ろしておトイレや息抜きをさせるためにスケアクロウを着陸させています。


それと、慶次郎さんの一行に同行していた姉からの指定で、この地を治める弘前藩の方に向けた支援物資をここで引き渡しております。


で、先ほどの会話ですが、いったい何がどうなったのか。


ひとまず、関係者にお話を聞いてみましょう。


まず、追加でスケアクロウに乗りたい乗せたいと、当のご本人も姉も言われているのは、越前(えちぜん)国主の松平秀康(まつだいらひでやす)様。


そう、旧名・結城秀康(ゆうきひでやす)様です。


今回は江戸幕府からの命を受けて…というよりも箱館(はこだて)城の視察に向かって欲しいという二代目将軍様(おとうとさん)のお願いだそうです。


これ…元来なら慶次郎さん達の北海道行きと全く関係がない話なんですけど、姉曰く、アイヌの族長同士の抗争を勝ち抜いて倭人(わじん)…比丘尼国内地との自由交易と領土奪還を掲げて勢力を拡大しているシャクシャインという人物がいて、そのシャクシャインを支持するアイヌの方が彼の下に集まって反乱軍に育ちそうになっているらしいのですよ。


で、松前藩と弘前の神社からの話では現地政情が不穏でもあり、とりあえず松平家の兵士を率いて向かって欲しいと、幕府というよりは実の弟さんに要請されたというのが本当のところ。


更には、万一の場合に松前藩とシャクシャインが戦争になったとしても、慶次郎さん一行を守って欲しいというのが秀忠(おとうと)さんの本音。


そんな訳で秀康さん、慶次郎さん一行の横濱出立(しゅったつ)に合わせて北前船を都合して…比丘尼国船籍ですが、中身はうちの船で動力船ですよ…で、当時の津軽地方では一大貿易港だった鯵ヶ沢(あじがさわ)を経由して岩木川水路を遡り、先に弘前入りしていたそうです。


「そこまでして慶次郎様を…」ええ、秀康さんをよく知っているらしいおまつさんはともかく、伽子(せいさい)さんと加奈(家人扱い)さんが呆れてますけど…秀康さんは単に昔、京都に滞在していた際に慶次郎さんと知り合っただけの仲ではありません。


慶次郎さんが身を寄せていた上杉家を取り潰さないように徳川家康(たぬきさん)に助命嘆願を図った時に、仲の悪かった実のお父(いえやす)さんの所に出向いて慶次郎さんとタヌキさんが会えるように段取りをつけたのが秀康さんです。


その直前の戦争では敵同士だったそうなんですが、武士としては先輩後輩の仲に該当するそうでして、先日のいけにえ村作戦の際には結城家に伝わる家宝の槍を慶次郎さんに貸して「神様の力を貸し与えるに相応しい業物」と認めてもらえるように計らうなど、秀康さんは慶次郎さんを理想の先輩武士として尊敬しているような行動をすきあらば取る人らしいのです。


つまり、芸能人の熱心な追っかけ状態。


そして、慶次郎さんも…何かにつけて懐いてくる後輩をあだや邪険にはできない仲のようなのですよ、ふふふ。


なぜならばバードさんの護衛の役目を負う慶次郎さん一行について、言うなれば身元保証人役を引き受けて下さったのも秀康さんです。言ってみれば慶次郎さん、なんだかんだ言って秀康さんに頭が上がらないようなんです。


ただ、秀康さん本人は決して恩に着せることなく、今回のように何かあれば追っかけをやってると…。


「わしらの通行手形とて、実は横濱(よこはま)のみならず江戸の越前国屋敷で都合を頂いたとあってはのう…」ただ、追っかけられてる方はちょっと迷惑そうな顔です。


「まぁまぁ、越前松平家って言えば親藩(しんぱん)、つまりタヌキさんちの親戚扱いじゃん。だから堀監物(ほりけんもつ)だろうが最上義光(もがみよしみつ)だろうが、はいそうですかって領地の関所を通さざるを得なかったんだし」


「確かに、松平家が後ろにつくとなりますのは徳川家(とくせんけ)が後ろについたも同じ、威光はわかるのですが…裏にはエゲレスの学者様に傷ひとつ付けられぬ事情がございますからねぇ」と、一行のそろばん役を捨丸さんと組んで担っているという奥村加奈さんも渋い顔です。


あ、この時代に趣味と好奇心の探検旅行とか、しかも民間人の女性が一人で来るとかは日本の皆様の理解の範囲外なのでしたが。


ええ、入り鉄砲に出女(でおんな)という関所の規定です。女性という性別だけでお前はどこの誰かと関所…特に江戸付近では江戸を出る場合に厳しく調べられたあの規定を杓子定規に守ろうとする関所番が、必ずやうるさくやるだろうとなりまして。


「ほな、学者様やいうことにしたらどうや。よその国の学者先生が調べもんしに来たいうのも、今のわしらにはこまる話かもわからんけど、世界のどこにどんなにんげんがおって、どんなくらしをしとるんか調べる学問があるそうや。で、そういうえらい先生がうちをしらべに来たいうたら、まだおまえらにはわかりやすいやろ」とおかみ様が身分詐称案を示されましたところ…。


この案を大いに気に入ったパークスさんが本国に打診、オックスフォードの研究員身分をバードさんに与える話になりまして、バードさんは民俗学者という扱いになったんですよ…。


(確かに間違った認識ではないよな。それにバードさんの身分については英国側の話だし、あたしらにしちゃ、はいそうですかと聞いて便宜を図るしかねぇわ)


(ただ、せこい話を。研究員手当は…旅行記の出版費用は持ってやるから印税で払うと言われましてねっ)


(さすがブリカス汚いめっちゃ汚い…)


(気前がいいのか悪いのかわからないのがまた英国ですよね…)


それはともかく。


この時代で既に世界制覇に王手をかけている軍事大国たる大英帝国、その強大な軍勢について、幕府お抱えの英国人相談役の三浦按針(あんじん)さんからも幕府側(たぬきさん)に情報が伝わっています。


加えて比丘尼国との関係を荒立てずに極東の友好国として関係を築きたいパークス公使、敢えて本国の最新情報を幕府と朝廷に流して「国としては」連携して行く話をしています。


「いやいや、わしも先に蝦夷松前(えぞまつまえ)に行く事も考えたのですが…松前は無用に蝦夷民を刺激したくないという(はら)の様子でしてな、例え十人二十人の手勢でも、わしが結城の家を任されていた時ならいざ知らず、親藩たる越前松平家の秀康様に来られて蝦夷(えびす)どもが色めき立っては何をしよるか分かりませぬ、何とぞとお(たいら)かにとか申しよりまして…」


「あー、越前松平家のお殿様にふさわしい旅行をする場合、本当なら最低でも百人はお伴が付き従うんだよ、ベラ子。ただ…そんな人数で押しかけると、この時代だとさ、道南にやっと拠点を築いたばかりの松前藩のみなさんが困るんだよ…宿泊や食事の手配だけでも大変なのはわかるよな?」


「松平家の家紋がこうも重荷になりますとは…まぁ、十人ばかりの所帯を引き連れてすら、わしらが弘前に来ただけで、すわ検地か所領改(しょりょうあらため)かと津軽の方々が右往左往なさいまして、いや本当にかたじけぬ」


と、体格は立派ですが人の良い印象の秀康さん、汗をぬぐいながら申されます。


(どこぞの水戸のご老公みたいなお忍びっての、実際には難しいんだよ…)


(一人で出歩ける痴女皇国幹部が異常だとは理解しています…)


と、そこにお庭番らしき方が骨さんを伴って来られます。


アルトさんの話の北欧いけにえ村他でも出てこられたこの骨さん、武田の骨と言われた有名な忍者の方だそうでして…痩せて小柄な身体を逆手に取った変装術が得意なお方のようですね。


(骨さんと話してるのは津軽弘前藩お抱えの早道之者(はやみちのもの)って忍者だそうだ。骨さんは今や間接的とは言え、幕府お抱えの忍者みたいな立場だからな、忍者同士の付き合いでも伊賀柳生家に準じた扱いらしい)


(ただ、忍びの稼業、名が売れ過ぎるのもよろしくない事がございまして。私があちこち動いたりしますと、あらぬ詮索をされましてねぇ)


(それで変装が得意に…)


「秀康様、奥方様、妹姫様。津軽越中守信枚(のぶひら)様、こちらにお越しになられます」骨さんの視線の先には、それなりの格好をなされた大名らしき方と家来の方数名。そしてバードさんと慶次郎さん他、御一行が。


「いやはや、幕府からの賜物(たまわりもの)、改めさせて頂きましたが、誠に有り難き幸せにございまする。正直、蝦夷地の警護役とか言われましても、諸々を合わせてようよう五万石の我が弘前藩ではやり繰りにも苦労する有り様でございます。是非に活用させて頂きたく」


「お渡しした種はある意味でやり直しが効かない種ですから、慎重に撒いてくださいね。出来れば地図の通りに撒かれる方が無難です」などとねーさんが言ってますが…。


(リンゴだ林檎。品種は()()()()()にした。初期促成をかけたサンプル苗も試験用に植えてるけど、冬前には収穫できるよ)


(その様子じゃ、何かした品種を渡しましたね?)


(挿し木継木だけでも育成可能。津軽の名産になるまで三年かかんねぇよ)


(鬼細胞化しましたね…)


(おかみ様依頼だよ。あと、寒冷地対応米の種もみな)


(それで大喜びしておられるんですか…)


(特産品が増えて税収も藩の収入も上がればラッキーだろ?)


まぁ確かに、この厳しく冷え込みそうな土地でお米ばかりに頼った現物経済制度をやっていては、何かの弾みで不作になろうものなら大変な事態に陥るでしょう。


(実際にあった。しかも昭和初期にな、冷夏が続いて米作が大打撃を受けたんだよ。北海道でも育つ寒冷地対応品種を開発するきっかけになったくらいのがな)


(なるほど。それで麦でも米でも寒冷地品種を…)


(ちなみにそれ、日本だけじゃなしにドイツもやられてんのさ。あそこでジャガイモ栽培が大流行するきっかけになったのがその飢饉(ききん)なんだよ)


(でもねーさん、確か江戸時代にも飢饉があったって話も習いましたよ。えっと…)


(江戸時代の四大飢饉だな。寛永(かんえい)享保(きょうほう)天明(てんめい)天保(てんぽう)の大飢饉だ。特に寛永は痴女皇国世界だと、今から20年くらい後に来るのが予想されてる。ただ…寛永だけは他の飢饉と違って複合災害なんだよ。大雨や洪水の上に旱魃(かんばつ)や虫害が重なっているんだ)


(他の三つは…冷害ですか)


(んだ。江戸時代には連邦世界の…2100年代になるかならないかの時同様に、地球全体の寒冷化が起きているんだよ。そして、この寒冷化には浅間山と…そこの岩木山も一役買ってるんだ)


(えええええ…では、あの山は活火山…)向こうに見える岩木山を見ます。今はそんなに危険そうな状態にも見えませんが…。


(安心しろ。こっちじゃ、おかみ様が止めてる。温泉の沸き具合に影響がない程度にな)


はぁ。しかし、そのおかみ様の姿が見えませんが。


(たのきちとおめーのリクエストが通ったせいで、今晩泊まる場所の整備に行ってんだよ…あれがなきゃ登別(のぼりべつ)定山渓(じょうざんけい)にしたかったんだけどなぁ…初代様と二人でボヤいてたぞ。キャンプ場になる広場も作らされたって…)


あ、今晩の宿泊地は今はまだ内緒で。


そして、スケアクロウから降ろした積荷を先方様の用意された荷車に積んでも…さすがに人間はともかく、お馬さんを追加で十頭というの、座席パレットを敷いてるから無理ですよねぇ…。


「そりゃ、松風に野風と()()()しか積まないって聞いてたし…仕方ねぇ。ベラ子、あたしと秀康さん一行は先に松前に行っとくから、お前はかーさんと一緒にスケアクロウで後を追っかけて来てくれ、松前藩の屋敷の前の空き地が着陸場所に指定されてるけど、そこでマーカー出すから着陸してくれりゃいいわ」


「了解しました」


で、秀康さんと家来の皆様に乗馬して頂きました。


そして姉の指示でひとかたまりになってもらったあと、一瞬で消え去る姉と秀康さんご一行。


津軽信枚様がその様子を見て大慌てになっておられますが、慶次郎さんの一言で決着が。


「ああ、津軽殿。我らが大将殿は天狗の術が使えるのでな。今はもう、海の向こうの松前であろう」


「は、はぁ…前田殿がそう申されますならば…」


(天狗のせいにしておけば大抵の事は済む、よくわかりますね)


(あんまり天狗天狗言うてたら、山本(さんもと)さんとか神野(じんの)さんの知り合いの天狗さんがスネて「はいはいわしのせいわしのせい」言うて引きこもるらしいから、ベラ子はあんまし天狗のせいにすんなよ)


(はいはい。わかりましたからあたしたちも出発の用意をしますよっ)


そんな訳で、久々の慶次郎さんご一行をお迎えするわけですが、松風と野風とごるしには貨物室に入ってもらいます…って!


(簡易馬房キットだよ。これのために荷室サイズを厳密にしてたんだからさぁ…)


なんと、天井に何かぶら下がっていたと思っていましたが、まるで馬運車の中にあるような仕切りが展開されています。


そして、3頭の馬は…以前もこれを利用した経験があるようで、素直に中に入っていました。


(それで仕切っておかないと、機体の姿勢が乱れた際に体を支えられねぇからな)


でまぁ、後部ランプとカーゴドアを気密封鎖しまして、あたしと母様は慶次郎さんたちを案内して操縦室に戻ります。


「すみません、毎度毎度狭い椅子で…」


「いやいや、それより座り順じゃが、伽子、わしの隣が狭いならば…」


「慶郎の隣に座ります」ああ、伽子さんは相変わらずですね…。


でまぁ、弘前出発時点での着席順。


べらこ   じーな

えまこ   りええ

      ゆきこ

(早苗さんは相変わらず天井裏です)

------ ------

ばーど つるきち

けいじ ときこ かな まつ



「あれ? 捨丸さんたちは?」ええ、北欧三人娘は後ろの席に戻っているはずですが。


「ああ、馬の様子を見るとかで後ろに行かれましたよ」加奈さんが教えて下さいますが。


(どうも前からの眺めが微妙に目に入りますでしょ。で、これでお空を飛ぶというのがどうも苦手らしいのですよ、捨丸殿も悟洞殿も…)


「北前船よりは遥かに落ち着いておると思うのじゃがなぁ」


そんな訳で、あたしの苦手な垂直離陸モードで…。


(ベラ子、アイハブ…。流石に松風とか野風を乗せてるのにお前のVTOLモード操作はちょっとまずい)


ええ、Orgoglio(プライド)をベキベキとへし折られました。


しかし、母様の話にも一理あります。


あとで姉か…上手くすればあたしでも骨折とかは治せますが、慶次郎さんたちの信頼を失うのも嫌です。


ここはかーさまの助太刀をいさぎよく受けておきます。


(その代わりに弘前藩の皆様に手を振って挨拶しとき…)


はいはい。


と言う訳で、ヘリコプターとほとんど同じ操作らしいのですが「あのめんどくさい」両手両足総動員での垂直離陸を母様がスパッと決めたスケアクロウ、複葉機モードのままで弘前市街地をくるっと回ると、性感、いえ青函海峡を一気に抜けて渡島半島先端の松前を目指します。


この飛行コースも、本来なら金木…例の文豪三大クズのお一人の生家がある町の上空を飛ぶ方が近道だそうですが、岩木山を見せて青森上空を飛び抜けることで津軽半島と下北半島…例の「ヒ素で汚染された超・高品位金鉱脈」が存在する恐山がありますよ…を子どもたちに見せるのが目的だそうです。


「はぁ…船だと半日はかかるのですよね…」


「こんなにあっさりと箱館が見えるとは…」


「なるほど、これに乗ると大将様…まりや様が申される訳ですよねぇ…」


「イトウ、公使への報告はともかく、一般向けの旅行記には、この海について船で渡った事にしておきましょう。この飛行機とやらは元来、この時代にないものと聞いております」


「はい、バードさん…まぁ、この眺めは海の上からでもあまり変わらないでしょう。青森から船を出して頂いて箱館を目指した事にしましょう」


…と、後ろの方で紀行文の捏造を相談している詐称・民俗学者とその通訳のお兄さんのひそひそ声が。


ちなみにお二人とも英語ですから…って慶次郎さん以外は痴女種化していて英語聞き取れるじゃないですか!


(聞かないふりや聞かないふりや)


(あたしはナビ席ですしー)


(ゆきこしらなーい)


(ほほほほほ、エゲレスで書物にされるお話ですし、私どもに影響はございませんでしょう)


(まぁ確かに、このようなものの話を町民の類が理解するか…)


(天狗の仕業で解決する話ですね)


江戸組の女性陣までもが順応性の高さを示しているのが何かこう、もう色々と感慨深いのですが。


そして20分とかからずに松前城を飛び越し、指定された松前藩のお屋敷前の空き地に着きますと。


乗降扉を開けてエアステアを降ろした途端、緊迫した表情の秀康さんと姉、そしてそこそこ上等そうな服を着たお侍さんが駆け寄って来られます。


「ベラ子、かーさん…ちょっと藩邸の広間に来てくれ。シャクシャイン軍の動きが不穏らしい」

マリア「さて今回、ちょっと注釈がある」

ベラ子「なんでしょうか」

マリア「弘前藩や岩木山近辺の比丘尼国の神社に関する事情の説明なんだが」

ベラ子「ああ…闇堕ちマリアの方で喋らされましたね…」

https://novel18.syosetu.com/n0112gz/108/


マリア「という訳ですまないが、気になる人はそっちにも目を通しておいて欲しい」

ベラ子「未成年の方はどうするのですか…」

マリア「そこはそれ、橋の下のエロ本というやつだ」

ベラ子「怒られても尻、いえ知りませんよ…」

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