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仙狐と僕。  作者: sai
2/6

夏祭りとは。

夏祭りのお話。


ところでお前様よ。

なんだい、仙狐?


夏祭りに連れて行け。

唐突になんだ。


いや、ステータスの更新をな?

すてーたす?

神様にもランクがあるのはなんとなくわかるかと思うが、神様にも意識高い系神様がいるのじゃ。

その代表格とも言えるのが、弁天じゃ。

え、弁天様が?

意識高いうえに、嫉妬深いときてるので、嫁の貰い手がない…と、ゼウスじいちゃんが嘆いておってな…


その夏祭りの仕切りをしてるのが弁天様なんだね?

うむ。


信仰を集めるからには、我々もパワーアップせねば、申し訳ない!!!

とのことでな?


信仰をステータスに反映させるシステムを作ったのじゃ!

紐神様とはなんの関係もないぞい?


夏祭りの日は、いかねばならんのじゃ。


ふむ、なるほど。確かにスジも通っていて、人間にも優しいかもしれない。


しかしな、こう暑いじゃろ?

え?

暑 い じ ゃ ろ ?

落ち着け、仙狐。わかった。

わーい。


では早速ゴーじゃ!!!

と言うが早いか、僕の方に乗っかる仙狐。


妾は一般ぴーぽーには見えないで安心せい!

えっへん。肩の上で胸を張る仙狐。


僕がへんな人みたいじゃないか。


あづい!溶ける!太陽いつか覚えてろ!

幼稚な呪詛を唱えながら、肩の上。


あ、あそこじゃ。


すこし、拍子抜けしてしまった。

ただの地域の夏祭りじゃねーか!!!


あー、あそこじゃ。


一件の出店をさしながら、仙狐が言う。

ただの焼きそば屋である。


お、来たな、仙狐!

焼きそばを焼いていたお姉さんが話しかけてきた。

相変わらずじゃな、弁天。

てへぺろ☆



このお話はフィクションです。

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