仙狐、現る。
徒然なるままに、お稲荷様と僕の雑談でも綴っていこうかと思います。
「仙狐、現る。」
お前様よ。
ん、誰、こんな時間に…
時計は2時を指している。体内時計が間違っていなければ、まだ深夜のはずだが…
ふふふ、寝ぼけておるようじゃの。
んー、新聞はいらないです…Zzz...
寝るでない!!
バシン!
何かで叩かれた。どうやら実体をもっているらしい…
仕方がないので、目をあけてみると、そこに狐耳の女の子が立っていた。
ふふふ、妾の尻尾を使わなければ起きないとは…やはりお主、ただ者ではないな…
流石妾が見込んだ男じゃ…
狐耳を生やした少女(?)は、それはそれは神々しく、まるで神様のような…
その神様なんじゃがな!
む、思考を読まれている…?
神様じゃからな!
神様だと名乗る、その少女は無い胸をえっへん。と精一杯はっていた。
その少女は続けて
妾は仙狐。とりあえずの担当は、俄雨と、縁結びを少々。
妾のお願いを聞いてくれたら、好きなおなごとくっつけてやる。
とのこと。
む、僕、がんばる!
よかった、単純で…
?
いや、なんでもないぞい。
それで、お願いってなに?
実はな…それを忘れてしまったのじゃ!!!
こけた。盛大にこけた深夜二時。
え、それじゃ、どうしようもないじゃない。
てへぺろ☆
誤魔化すな。
なんでもするので、とりあえず、置いてください!!!
(ジャンピング土下座を決めながら。)
時々おあげを供してくれればよいぞい。
5円玉でもよいぞい。
なんで、こんな上から目線なんだ…と思いながらも、しぶしぶ受け入れる。
方向性が定まらないので、しばらくは雑談系でいくぞい!!!