紅い夕日
回を重ねていく毎にドンドン惹き込まれて
いく作品に仕上げようと思っておりますので
飽きずに見て下さいね^ - ^
僕はこの世が嫌いだ。
何事もなく、平凡な毎日がただただ過ぎてゆくだけ。
夢も希望もなくただただ過ぎて、、、
今日も当然の様に学校へ行った。
1時間目は国語、2時間目は数学、3時間目は英語
4時間目は体育、5時間目は社会に、6時間目は理科だ。
僕はほぼ毎日授業を寝て過ごしている。
給食時間はちゃんと起きて食べる。
『献立はご飯と焼き魚とサラダか、、、今日はあまりよくないな。』
何年もある学生生活で唯一の楽しみが毎日の給食の献立だけ
なんて本当に面白くない世の中だ。
多分、僕以外の皆んなもそう感じているんじゃないかな。
(キーンコーンカーンコーン)
今日も1日何事もなく学校が終わった。
「さぁ、帰るか。」
僕は塾や習い事もしていないから基本学校が終われば
すぐ帰宅する。
いつもの夕焼けを見ながら。
「あれ?今日の夕焼け、やけに大きいし紅いな。なんだか胸騒ぎがする。」
紅い夕焼けはたまに見たことはあるがなぜだかその日は
もの凄く胸騒ぎがした。
何かがおこる前触れの様に、、、
(ガチャ)
「ただいまー。」
「おかえりー、ご飯は?」
「まだいらない。先に宿題でもするよ。」
(トントントン、バタン)
『はぁー。何か面白い事ないかな。まぁいいやYouTubeでも見るか。』
僕はいつもの様にPCの電源を入れた。
(ピロリンッ)
『なんだ?メール?PCにメールが来るなんて珍しいな。
あれ、URLだけ?なんだこのメール。』
携帯電話によくイタズラメールや迷惑メールがきてたので
この時もイタズラメールだろうと思いメールボックスを閉じた。
そしてその夜僕は眠れずにいた。
寝返りをうちつずけゴロゴロすればするほど眠れない。
『あッ。そういえば今日夕方にきたメールなんだったんだろう。』
いつもは気にしないような事だが今日はやたらと気になる。
『あー!!考えれば考えるほど気になる!!』
僕はまたPCの電源を入れ、メールボックスを開いた。
どうせエロサイトか何かだろうと思ったがURLだけっていうのが
気になっていたのだ。
恐る恐るURLを開いてみた。
『・・・ ・。』
黒い画面に紅色で書かれている文字。
『未来日記?』
そう、このサイトのタイトルは未来日記と書いてあった。
そしてサイトご利用説明も書いてあった。
【このサイトはあなたの1日を書き込む、文字どうり日記を投稿する
サイトです。】
『なんだただの日記サイトかよ。面白くねーなー。』
とは言いつつ僕は書いてみる事にした。
「えーっと?まずは日付けっと。平成26年の12月11日金曜日。
次は、、、ソッコー本文かよ!!」
僕は今日起きた事を細かく書き込んだ。
自分の意思で書き込んだと言うよりどんどん引き込まれるかの
様に指がキーボードを叩いていた。
「よし!!終わった! 明日は土曜日だからゆっくり寝るか。」
日記も書き終わりベッドに入ると一瞬で眠りについた。
翌日。
「あんた何やってるの!!早く学校行きなさい!!」
母親の声で目が覚めた。
「はぁ?何言ってんの?今日は土曜日だよ?も〜勘弁してくれよ〜!」
「何言ってんのはあんたでしょ!寝ボケてないで早くしなさい!
今日は金曜日よ!!」
「えっ?」
慌ててTVをつけた。
僕は自分の目を疑った。TVには12月11日金曜日と書いてあった。
「なんだこれ?」
「目が覚めたなら早く支度して学校へ行きなさい!」
何が何だかわからないまま学校へ行った。
周りを見るとちゃんと皆んな登校していた。
ちなみにきょうの授業は
1時間目は国語、2時間目は数学、3時間目は英語
4時間目は体育、5時間目は社会に、6時間目は理科だった。
『えっ?昨日と一緒じゃないか!!』
慌てて友達に聞いた。
「なぁ!!時間割昨日も同じだったよなぁ!!」
「はぁ?何言ってんだ昨日は技術や家庭科があっただろ?」
僕は授業中寝すぎていて記憶がごちゃ混ぜになったのかと思った。
だが、いつも待ちに待っている給食の時間がきた。
献立ははご飯と焼き魚とサラダだ。
「き、昨日も食べたぞこれ、、、」
『いつも給食時間はちゃんと起きてるしちゃんと覚えてる。なのになぜ!?』
僕は混乱しながらも授業を受けた。
(キーンコーンカーンコーン)
学校が終わりいろんな事を考えながら帰っていた。
いつもどうり空を見上げた。
その時僕が目にしたものは、、、、、
巨大で紅色の夕日が僕に牙を剥く様にこちらを見ていたのだ。
この先も書くから期待して待っててね☆ by Dr.N
どうでしょう?
1話目はまだよく分からない方も多いのではないでしょうか?
多分2話目からは面白くなってくると思うので是非見てやって下さい。
ただ空き時間にパパッと書いてるもんで、誤字脱字があればすみません(泣)