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アルマの神々  作者: NAGISA
冒険の始まり
4/10

罠だらけの洞窟

 大神官の許可をとり、早速玉集めを始めたが、まだ塔に関しての情報が何もなく、何処かすらも分からなかった。そこで、アルマの兵士達がキャンプしている、アルマキャンプ場に行く事にした。神殿のすぐ近くにあるので、徒歩5分で何の問題も無くついた。キャンプ場にいくつかテントがあったので、順番に訪ねる事にした。従太は早速、


「すみません。この地方にあるガーディアンの塔について何か知りませんか?」


  すると、驚くべき答えが返ってくる。


「おう、ここから一番近いのは光のガーディアンがいるっていう、光の神殿だな。でも、あそこの門には不思議な力がかかっていて、ある呪文をかけないと開かなくなっちまってるんだ。え、その魔法は何処で手に入るのかって?そうだな…… ここから少し南に行った所にある、アルマ洞窟に行ってみたらどうだ?あそこの最深部に、何か情報があるだろう」


  この兵士が色々教えてくれたおかげで、必要な情報は全て揃った。まずは、そのアルマ洞窟に行く必要がありそうだ。俺の戦闘力は魔物を倒す強さに匹敵するため、すぐさまその洞窟に向かう事にした。ここから南に5kmほど行けばあるそうだ。

 迷わないよう地図をもらい、慎重に進んでいく。洞窟には何事も無くつけたが、入り口の前で1人の男が立っていた。話しかけて見ると、


「この洞窟の最深部にはお宝があるって聞いて来たんだけどよ、中に罠が多すぎて簡単には攻略出来ないんだ、あんたらも、もし行くなら気をつけな」


  へえ、罠が多いのか。ま、その方がやりがいがあるってもんだな。覚悟を決めて、中に入ってみた。まずいきなり分岐点。左、中央、右とあった。よし、まずは左からだ。左に進んでいくと、1人の戦士が倒れていた。


「いてて、トロールの攻撃を甘くみてた。あいつらたまに痛恨の一撃を出してくるぞ!」


  痛恨の一撃がどんな物かは知らないが、それが出るとこうなってしまう、という事はよく分かった。やがて小さな小部屋の所に出た。そこには、とても大きな鎧をしたモンスターがいた。俺は剣を抜いてすばやくそいつに斬りかかるが、鎧に当たりガキンと跳ね返された。攻撃したのに、そいつはピクリとも動かない。

 相手しても仕方ないという事でこいつはスルーする事にした。いずれは倒してみたいと思う。

  モンスターの先は行き止まりで、端の方に小さな穴があった。はしごがあったので、中に何があるか確認する事に。従太が下を確認すると、やはり罠らしく、はしごがないと帰る術がなさそうだった。戻ろうとすると、ふと1人の男の子が座っているのをみた。


「ぐぅ〜。薬草をたくさん持って来たのはいいけど、情けないよ、まさか空腹で倒れるなんて」


  従太は、手に持っていた ガチでマジで死ぬほど半端無くうまい棒を渡した。


「ありがとう!僕は僧侶の僧太。ねえ、僕も一緒に行かせて!」


  僧侶の僧太を助け、仲間にする事が出来た。


 俺達の旅はまだまだ続く。

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