【2/1】クレームを入れない。それが、社会に対する姿勢と幸福につながるのだ、という妻(吉良吉影)
世の中で最も怖いモノは、人だ。無人島に一人遭難したときの恐怖は、飢えや孤独だ。ここには人と人の軋轢がない。シンプルに生きるために不足しているモノを渇望するも、「争って奪い合い」にはなりえない。だってひとりなんだから。
反対に、無人島に5人ぐらい男3:女2ぐらいで遭難すると、もう駄目だ。誰か死ぬ。全員平和には生きて帰れない。
1億2千万人のこの島国、これはもう無人島ではなくて、有人島だ。そりゃ誰か死ぬだろうし、トラブルも多いだろうに。日々サバイバルだ。
先日、通販で買い物をした。朝、マンションのエントランスから、室内のインターホンモニターが鳴る。エントランスを開錠し、ハンコを持って玄関側で待つ。
「せっかちだね」、と妻よりたしなめられる。
待てど暮らせど、マンション玄関のインターホンが鳴らない。
ん?玄関外で待っててやろうか!と思っていたら、置き配されてやんの。
高額商品じゃないけど、バッグだし、なんか盗まれることはないかもだけど、同じマンションの中であっても何があるかわからんし、玄関前に置くなよ!とやや怒り心頭。
そんな設定してないし!いつもは、玄関のインターホンも鳴って、手渡しなのに!!
と、カスタマーサポートにクレーム入れようかと、スマホパチパチしてたら、妻より
「やめろ、トラブルごとになったら困るやろ」「なにが?」「家も名前も電話も知られた相手に、負の感情を植え付けるな!」
確かに、そうである。
スタンド使いなら、自分の素性がバレている。ってのは、もう負けだ。
配達員とのトラブルは避けた方がいいというのは、正しい。逆を言えば、こちらは相手のことを何もしらないのだ。ある意味ホラーな設定だからな。
それでなくても、山盛りの荷物を配っているのだから、問題が起きていないのであれば、オオゴトにすべきではない。物流の足を引っ張ってはいけない。
妻のたしなめに、納得!
でも、次も同じように玄関に置かれていると困る。
なので、PCでamazonサイト内で調べた。
これ、デフォルトでは置き配指示してなければ、「置き配・玄関もOK」とされるのね。
「置き配オプションを設定・解除する」を確認したら
うおーーーー、デフォルトで置き配達・「玄関」かい!
結論から申し上げますと「配送のお兄さん」は正しい配達方法で配達しただけ。
クレーム入れなくてよかった。クレームで直接個人が特定されることはないと思うけど、なんか次頼むときにねぇー、怖いじゃない。
妻の言うように「人にクレームをつけたり、文句を言う」って後から相当後悔するなぁーと。覚悟が必要なんだよな。クレームが増えていて、カスハラなんてのが実体化して、規制されて、企業も自衛をしてみたいになっているけど、クレームって考えものだなぁと思う。
間髪入れずに、妻が「思い出せ、吉良吉影を」と。
「私は平穏な生活を送ることにこだわっている。勝ち負けにこだわったり、頭をかかえるようなトラブルとか、夜も眠れないといった敵をつくらない……というのが私の社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている……」
ジョジョの奇妙な冒険・第4部/吉良吉影より
そして大切なことは
「もっとも、闘ったとしても、私は誰にも負けんがね」
ということだよね。
この気持ちも持ったまま生きていないと、ただの弱虫で負け犬になってしまうんだよね。どこでどう闘うかは、とっておきなのだから、そう簡単に闘ってはいけないし、今回は僕の方が間違っているしね(情弱すぎた)。
そう言う点では、52歳にしてまだ誰とも闘っていないかもしれない。そのほうが有人島で、生き残れる生存政略なのかもしれないなと思う日曜日の午前中なのであった。




