【1/3】モヤモヤの正体
この感情はいったい何なのか、そんなモヤモヤのひとつふたつ、解決できないまま、言語化できないまま、生きていくのが人間と言うものだ。
だけども、モヤモヤだらけじゃぁ、目の前見通しが悪くて仕方ない。せめてモヤモヤを減らそうと、友人関係を断捨離しても、家と仕事はずっとついてくる。特に仕事は生命活動だ。働く→お金をもらう このシンプルなフォーマット化したルーティンは、捨てることはそうそうできないのだ。
そして、大抵そんな仕事とやらのなかに、モヤモヤが起こりがちなのだ。
12/5ぐらいに今月中に連絡しますと、仕事の打ち合わせの件でメールをいただいた。だが待てど暮らせど連絡はない。だがしかし、12/31・9時過ぎにメールが来た。(一部、加工して掲載。)
年末につき多忙でございまして、連絡できませんでした。年があけましたら、改めてご連絡させていただきます。
モヤモヤします。で、このモヤモヤの正体が先ほどようやくわかったということです。
1)年末につき多忙=僕も多忙です、だいたいその辺の猫以外はみんな多忙です。
2)連絡できませんでした=体調不良でなければ連絡はできる。連絡できないというのは、不可抗力のときに発揮するワードです。
つまりですね、年末につき多忙ということは、多忙のなかに私への連絡は存在していないということです。これはスケジュール・締め切り以外の視点で、仕事の序列がつけられているということだ。
そう言う点で、僕はこの人物にとって「仕事優先順位ランキング最下位」という称号を手に入れたわけだ。最下位だぜ。だいぶと、仕事では貢献しているはずなのだが。
このメールのモヤモヤは、「連絡できませんでした」という悪気すら気づかない、傍若無人な言い訳にぐりぐりと根をはやす。
「どうして宿題をやってこなかったの?」
「どうしてライン既読にすらならないのよ」
「夕飯いらないならいらないって連絡してよ」
これら、どこに出しても恥ずかしくない「正当な問い」への
誤アンサーとは「忙しくて、連絡できなかった」である。
その意味するところは、あなたは大切ではないのですよ と自ら発しているのと同じだからだ。
あなたは大切ではない、優先順位は低い、どれだけ時間があっても手は打たない
そういうことを、言葉に発しなくても、行間のすべてから染み出しているのだ。だから、僕たちはそういう傲慢な言葉を聞くと「モヤモヤ」とするのだ。わざわざ、ドヤ顔で言うことではないのだ。
しかも、メールでポイッと、
年末につき多忙でございまして、連絡できませんでした。年があけましたら、改めてご連絡させていただきます。
と言われても、こんなメールは以下のように変換される
年末で他のお客様や取引先との連絡で忙しくしておりました。だから、優先順位が下位である塩かげんさんにはご連絡できませんでした。それはそれで、仕方のないことだとわかっていただきたいと思います。
ところで、明日から新年になりますが、肝心の打合せの日程候補はまだ決めておりません。なぜなら、塩かげんさんの優先順位は私にとって非常に下位だからです。いや、メールしているぐらいですから、最下位ではないことはわかっていただきたい。
とはいえ、打合せの日程は、年明けの他の予定が決まらないことにはあなたに時間を割くことすらできないのです。だから、もうしばらく待ってください。場合によっては、今日の明日で打合せを依頼することにも鳴ると思います。
とにかく、私は忙しかったので今何かをあなたに決めて連絡することはしませんし、できません。来年に持ち越します。連絡はしますが、いつ連絡するかは、明言しません。え?謝りませんよ。だって、私悪いことしてませんよね。
つまりだな、こういう人間が大手を振って、生きられる社会ってのは、まだだいぶ充電が足りているようで、多様性なんて言葉が先走りしているが、なんでもかんでも許し過ぎて、もはや、道でウンコ踏むぐらいの呪いしかかけてはいけないという21世紀1/4最終日に思うわけだ。




