【12/27】無限の財布紳士よ、静かに眠れ。頼む。
品川まで仕事で。フリーランスになって三年が過ぎ、関西圏在住として東京からの依頼があって嬉しいモノさ。移動に時間もかかるが、なんとなく一人前になったなぁ、なんて行きの新幹線からビールでも煽りたくなるものだ。
行きは6時台、名古屋、新横浜と越えて、品川。D席だったもんで、窓から富士山なんて粋じゃねぇか!パシャリと。おのぼりさんの定番ピクチャー!Mt.FUJI
事件は帰りに起こった
打合せ終わり、さぁ帰るぞと都内某所から品川へ。
わたしは「切符」派だ。新幹線だけは。スマホでピッやEXカードなんてサラリーマン時代だけだ。切符だ。事前に購入しておいた帰りの新幹線のぞみ95・品川21時02分発!俺だけの銀河鉄道だ!
ザ!ワールド!「切符の時間変更ぇえええい」
品川に戻ったのが18時10分。みどりの窓口で並ぶも、そこは「JR東日本」管轄らしくあっちの「JR東海」管轄の窓口に行けぃと。てくてく歩く。
少しの行列、むぅ、窓口の人員が減ったのか?三人しかいない。そう、対面で新幹線の切符を買う・時間変更するなんて人はもう減っているから(もしくはデジタル化したいから)窓口人員減らしていると言う話を聞いた。とはいえだ、このゲート三枠に対して、長蛇の列。これは日本なのか?
【ゲート三枠のご紹介】
第一のコース:海外からの女性旅人・三名・英語もたどたどしい
第二のコース:トリッキーなコダマ乗り継ぎのおじいさん
第三のコース:今回の主役「無限財布紳士」
そして長蛇の列が・・・
窓口の長蛇の列、新幹線切符を18時30分台に変更すべく並ぶ。
このとき、18時15分ごろ。まぁギリギリだがなんとかなると思い並んで20分。そう、もう18時35分を過ぎていたのだ。
私は人を240分待ったことがある。
学生時代、彼女を240分待ったことがある。昔の話だ、でも覚えている。だが今20分、長蛇の列で待っていることに我慢できない。
第三のゲートだけ、「無限財布紳士」は出走しない。まだいる。ゲートは開いているぞ、おいっ。どうもこれは僕が並ぶ前から、窓口ですったもんだしているようだ。
1)紳士:メモを出し、窓口に見せる。
2)窓口の担当者:確認して、なにやら会話する。
3)紳士:電話で誰かと話をしている。
4)窓口の担当者:確認して、発券。
5)紳士:財布から札束を出し、精算する。
→1)に戻る!なぜ!!!
無限財布紳士と窓口の攻防「これで1ターンです」
この一連の流れが無限に続いているのだ。
短スパンで時間が巻き戻っているのかの如く。
無限財布紳士の攻撃
彼の財布からはいくらでもザクザクお札が出てくる。いくら切符を買うんだってくらいの量。カウンターが七ならべのように、ものすっごく切符で埋め尽くされている。
あれ、落としたらなんか面倒そうだなと思っていたら、肘で切符を落とす無限財布紳士。誰がアイツを倒すんだ。もう18時45分だ。列の先頭はまもなく私だ!!
そして、財布が空っぽに!
無限財布紳士の長財布からは無限にお金が出てくる。前に並んでいたおばちゃんが、「あれ、欲しいな」と旦那さんと話していた。私も欲しい。あの財布。列の前5人ぐらいは、無限財布紳士の財布をじっと見ている。
そして、時は来た!財布のお金がなくなったのだ。もう切符は買えまい!だれもが安堵したその時、パンパンに太った封筒が。手渡し給料時代のボーナスかよ!ぐらいに。そこから一万円ずつ出すもんだからモタモタ感がパワーアップ。しかも、小銭は小銭入れから出す。このおつりマジックやめて欲しい!
トータル50分近く待ったという、品川よ
モタモタマジックが終わらないまま、私は第一のゲートに入れられすぐに発券された。たぶん5分ぐらい。
まあ、無限財布紳士が何か言っていた。
そうだ、「領収書発券」だ。しかも名刺を渡している。宛名、前株か後ろ株か窓口が確認している。束になっている領収書、手書きで窓口が書く宛名。
ここはデジタルの墓場、アナログたちが集う場所
もう、スマホで新幹線切符を買ったり、時間変更したりしょ。JRの窓口縮小を受け入れて、とっとと進化しよう。
あの無限財布紳士、乗車時に違う切符持ってきたらいいのに。




