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【毎日・昼まえ・更新したい】ぼくのホーム オフィスには 人間きぶんの 猫が2匹いる  作者: 常に移動する点P


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【12/16】人生初のビジネス交流会で、夏期講習の駿台を思い出した

人生初ってのがそうそう残っていないように思える50代。新鮮な気持ちってのは、手に入れることが難しいものだ。


そんななかで、先週末、実にドキドキワクワクな人生初を経験してきた。


ビジネス交流会だ。WEB制作会社であるクライアントが、コワーキングスペースも運営している。



訪問もかねて、年末なんで手土産も持参していざ。いつも打ち合わせで使うフロアは実はコワーキングスペースでもある。交流会&トークイベントとあって、ドアを開けるなり、たくさんの人が。


初めての交流会で、初めて会う(お目にかかる)人ばかり。ちらほら、面識のあるクライアントもいるけれど、見知らぬ誰か(交流会で出店しているクリエイターや僕みたいに参加している人、トークイベントの登壇者)と話し込んでいる。


手土産が常温で良かったと思う。


誰に声をかけるか問題

高校生の頃、夏休みの受験勉強追い込みに、地元の塾ではなく駿台予備校に通った。いわゆる夏期講習。現役高校3年生クラスの英語を受講した。今でも覚えている。みんな賢そうに見える。そして、みんな既に友達のようにワイワイしている。


もともと駿台予備校に通っている人たちが、夏休みに夏期講習を受けているのかと思うが。学校のホールみたいな広い教室で、じっと参考書を読んでいる人がいた。


知り合いだ。同じクラスだ。僕の高校クラスは3年間同じでクラス替えがなかった。3年間ほとんど話をしたことのないクラスメイト。それは、この場にいる他の学生たちと何ら変わらないほどに、情報がない。


網棚あみだなくん(仮名)としておこう。


彼が僕の方に向かって歩いてきた。そして声をかけてくれたのだ。なんて事のない、


「よぉ、駿台、通ってるの?」

「いや、夏期講習だけ。網棚くんは?」

「僕も同じやで」

「知らない人ばかりで緊張したよ」

「その方が集中できるやろ」


みたいな会話をした記憶がある

高校3年生の夏期講習のことをよく覚えているのは、網棚くんとそこから学校でもボチボチ話すようになり、友達になったからだ。


話は戻り、ビジネス交流会。そんな、駿台夏期講習の出会いみたいにはなかなかならない。意を決するというには大げさだけど、みんな話中に見えるのだ。


しかたなく、その辺にある本の背表紙を眺めて、ほうほう頷いていたり、意味なく窓の外を眺めたり、スマホのメールを確認したりと、優雅に無駄な時間を消費していた。


「はじめまして、私●●と申します」

と声かけしてくれた、WEBデザイナーの男性。


嬉しいな、声をかけられたよ

声をかけていただいたのだ。そうだ、声をかけるばかりじゃない。かけられるってこともあるんだ。それは、コーヒーを飲み終えて、手持無沙汰サイコー調になったとき、口角を上げて表情筋トレしてた時だ。何もすることがなかったから、はたから見ると変だったかも。


ちょうど、口角が上にあがり切り、僕ができる最高の笑顔がそこにあったのだろう。横顔から見ると、よくわかるのか。


一通りそのWEBデザイナーの男性と話し切ると、僕は口角を上げたままブースに座っている人に声をかけるようにした。


3時間いて、うち1時間ほどトークイベントがあったので、実質2時間の交流会。そのうち、モジモジタイムを除くと、1時間。6人と名刺交換ができた。


10分で1人、というハイペースな交流でもあったが、10分は長いもの。ちょうど良かったのかもしれない。


仕事につながるかどうかはわからない。でも、仕事につなげようと思って人と出会うとなんだかヨコシマな想いで足もとをすくわれそうだ。


高3の夏期講習がきっかけになった網棚くんとも、最初から友達になろうと思っていたわけじゃない。たまたまだ。夏休みが終わって2学期が始まってからも、特に仲良くしようと思ったわけじゃない。でも、あいさつしたり、ちょっとした受験勉強の話をしたり、いつもの友達がいないときにお昼を一緒に食べたりと、ゆっくり知り合っていったわけだ。


ビジネス交流会ともなると、何かすぐ利にならねば!という気持ちがあったのかもしれない。だから、誰に話しかけると「得」なのかを考えていたのだろう。振り返ると。


得するかどうかでいうと、話しができた、ってことそのものが「得」なんだよなと、改めて感じた。その後の展開は、気にしなくていいと思うのだ。


帰宅後、お礼メールが1件届いていた。翌日、クリアな頭で、お返事メールをした。そのまま、他にも名刺交換した方に、僕からお礼メールを送った。

みんな土曜日だというのに、律儀に丁寧な返事をしてくださった。


とても気持ちのいい週末を過ごせた、というわけだ。

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