表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プレイヤーズ  作者: 雨川水海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/61

多分一番早かったと思います

 パパ男爵から説明を聞いて、この説明があってもなくてもマウスの動きには関係なさそうだなぁ、と思うことしばし。

 別室で同じように説明をされたユッキーが合流した。

 なんかフラフラしている。

 ユッキーの可愛いアバターフェイスがシワシワの梅干しみたいになっていることと、後ろの侍女のお姉さんと男爵夫人がプンプンって擬音のつきそうな顔をしていることからして、お叱りイベントだったらしい。


 多分、男爵令嬢として自覚をもっとうんちゃらかんちゃらって感じのやつ。

 淑女教育イベントとか、スニーキングミッションでノーアラートとか出来ていたら、お叱りもマイルドだったんじゃないかな。

 最上評価だと、「あんまり心配させないで」ってハグされると思う。侍女のお姉さんも男爵夫人も、しっかり美人さんだからシシ丸が喜びそう。


「うぅ、マウス~、ひどい目に遭ったよ~」


 涙目でよたよたとこちらに手を伸ばしてくる姿は、走らない系ゾンビのごとく。

 どこにも淑女らしさのないその振る舞いに、ユッキーの背後の女性二人の毛が逆立つように見えた。


「そうか。もっとひどい目に遭いたくなければ後ろを見た方が良いぞ」


 ママさんが鞭を取り出したぞ。

 ユッキーの武器ってママさんと同じなんだね。親子っぽい設定だ。


「ひゃい! この度は、わたくしのわがままでご迷惑をおかけいたしましたこと、ユキ・イデル、心よりお詫び申し上げます!」


 うん。逆立った毛が寝た。ちょっとだけね。

 さて、こちらもきちんとロールプレイせねば。


「気にするな。こちらも遺跡探検は楽しんだし、男爵殿からの礼もある。それで、これからあなたの護衛として雇われることになったが、よろしいかな、ユキ殿?」

「とってもよろしいです!」


 やったーと両手を振り上げて喜ぶ男爵令嬢。

 後ろに鞭を持ったママさんいるのに、一テキスト分しかしおらしい態度が持たないとか、メンタル強すぎない?

 そんなツヨツヨメンタルだから、失敗に懲りず、同じ流れでやられたりするコントみたいなプレイが生まれるんだよ。

 あれめっちゃ面白いから変わらない君でいて欲しい。


 ママさんに襟首をむんずと掴まれたユッキーが、助けてあたしの護衛~と叫んだけど、護衛対象の意向よりも雇い主の意向の方が大事だから、大人しく叱られて来て。


「あーっ! 裏切り者ー! 家族よりあたしの味方をしてよー! これが恋愛モノならバッドエンドルートに突入する選択肢ー!」


 シシ丸がやってるゲームならそうだろうよ。でも残念、これ国盗りモノなのよね。

 いや、国盗りっていうより、王道の魔王討伐系になって来た感あるけどさ。


 手を振ってユッキーを見送ると、さっき出て来たばかりのお説教部屋に引きずり込まれていった。

 ホラーゲームなら「あ、これ一発ゲームオーバーだわ」と理解させられるような見事な勢いだ。


 ユッキーシナリオ、コメディ要素が多いな。メインがユッキーだから仕方ないんだろう。

 素で面白いもん。見ていて楽しい。


「あの、エクスマウス様」


 俺がほっこりしていると、侍女のお姉様が声をかけて来た。


「何か?」

「諸々調整の後になると聞いておりますが、ユキお嬢様は邪神対策のため、各地を回られると聞いております」

「俺もそう聞いた」


 その時の護衛をパパ男爵からお願いされているからな。

 こういう形でパーティを組んで冒険に出る流れに持って行くのかーと神様(AI)に感心したわ。


「エクスマウス様」


 従者らしい抑揚の利いた、しかし奥底に膨大な熱のある声。


「ユキお嬢様のことを、どうかよろしくお願いいたします」


 これは後でユッキーがプレイ動画を見たら泣くやつだ。

 厳しいお姉さんみたいな侍女が、陰で見せる温かな気持ち。温泉を掘り当てたがごとき号泣ユッキーの完成である。

 それを想像すれば、ちょっとくらい気取って答えてみても良いだろう。


「ご依頼、承った。全身全霊をお約束しよう」


 ありがとうございます。侍女のお姉様は綺麗に一礼した。

 この人の教育的指導を受けて、さっぱり淑女ムーブが身につかないとか、それはそれですごいな。


 一度、お塩とユッキーの二人で、どっちがお姫様でショーなりきり勝負して欲しい。

 お塩が勝つ映像しか思い浮かばないのがすごい。



****



 というわけで、これから本格的に物語が動き出す……と思う。

 今回、我々プレイヤーズが対処しなければならないのは、邪神勢力の討伐だ。多分。

 シナリオが最大まで膨らめば、邪神そのものが蘇るのかな? その過程で国がしっちゃかめっちゃかになって、最終的にユッキーが女王様に君臨するとか、そんな感じになりそう。


 男爵令嬢から女王様って成り上がりすごいな。乱世が極まっている。

 あと、女王様になる人の淑女教育があんな具合で大丈夫か。

 まあ、女王様になりました、でエンドロールを流せば解決か。テキストの存在しない未来は、どんなバッドエンドだろうとないのだ。

 その女王様になるための第一歩として、ユッキー男爵令嬢は邪神の影響を調査すべく、王国漫遊の旅に出るのであった……。


 俺達の国盗りはこれからだ!


 と、思ったらまだ出発できないんだってさ。「諸々調整の後」の諸々がまだしばらく終わらないらしく、俺は男爵令嬢の自室に配置されて暇を持て余していた。


「さて、これからどうすんべ?」


 一般庶民のマウスは、お貴族様とはかけ離れた言葉遣いで男爵令嬢にご相談申し上げた。


「どうすんべな?」


 男爵令嬢様も青い血ってなんだ、と言わんばかりの砕け方で応じて来るので、イェーイと二人でハイタッチしておいた。


「とりあえず、どっかお出かけでもすんべか? あたし、このゲーム中、この前の遺跡探検以外お屋敷の中ばっかりでさ……」

「なんつうか、令嬢プレイも縛り多いんだな。ゲームなのに不自由」

「本物のお嬢様もこんな感じなのかもねぇ」


 お金持ちは羨ましいけど、不自由なら考えものだ。

 大体、俺くらいの味覚だと、スーパーやコンビニの菓子パンとか総菜パンでも幸せになれるもんな。焼きそばパンとか、男の子って感じだよな。

 ミリオネアに掲載されるより、程々のお金とゲームやれるだけの自由があれば十分なのかもしれん。


「んじゃまあ、お嬢様と街でデートするか」

「デート! いいの!?」

「護衛がいるんだからいいだろ」


 諸々の調整が終わったら街の外まで行くんだから、街中くらい大丈夫でしょ。

 これで問題あったら護衛になってねえじゃんっていう。


「いや、まあ、そうなんだけど……えへっ、デート」

「つっても、俺も街のことほとんど知らんけど……」


 ゲーム中、ほとんどの時間をお外で狩りしてたからな。なんだかんだで、今世で一番食べたの生肉だよ。

 スラム街のスターダムを駆け上がった時の方が、まだ文明人らしい食生活できていた気がするぞ。

 殴り倒した相手からパンとかチーズが手に入ったし、ネズミも火を通してたもん。


「とりあえず、スクイ商会のところに行こうか。報酬も手に入ったし、シナリオが進んで新装備が入荷されているかチェックしないと」

「お買い物デートだね!」

「その後は……いやもう行ったことある場所ねえわ。ま、テキトーにブラブラしてイベント探そう」

「街ぶらデートだ!」

「あっ、もう一つ行く場所あったわ。ヤマ婆のところ寄ってみていい? 星見トカゲを手に入れたいんだよな」

「えっと、えっと……星見デート!」


 うん、ユッキーが楽しそうで何よりだよ。でも、星見デートではないと思うぞ。

 見に行くのは綺麗なお星様じゃなくて、真っ黒のトカゲだもん。ロマンチックの欠片もない。


「じゃ、じゃあ、マウス! デートに行こう、すぐ行こう!」

「なんでそこで窓に突撃するんだご令嬢。対テロ突入作戦じゃないんだから、正面玄関を使えよ」

「だって、普通に玄関を使ったら男爵パパの許可がいるじゃん」

「許可がいるんだったらちゃんと許可を得ないと、この前みたいに追手がかかっちゃうだろ」


 前みたいに街の外に出ないんだから、街中で延々と逃げ回ることになるぞ。


「逃避行デートもいいね!」

「よくないし、それもうデートじゃない」


 花嫁泥棒の亜種かな。

 それはそれで楽しそうで、ちょっとわくわくするけど。


「ほれ、とりあえずパパ男爵に許可を貰いに行くぞ」

「え~、ちゃんと許可下りるかなぁ」

「それは日頃のご令嬢の行い次第じゃない?」


 よい子にしていれば、ちょっとしたお出かけくらい簡単に許可が出るだろう。

 そう言って顔を見つめれば、真っ直ぐな視線で頷きが返って来た。


「じゃ、無理だね」

「俺もそう思ったわ」


 召使いを電気鞭でしばく系のご令嬢だからな。

 素直に許可を出されたら、むしろパパ男爵の正気を疑うぞ、エタソン神。



****



 幸い、我等がエタソン神は、メインヒロインポジションのユッキーの父親に、狂気属性の付与はしていなかったらしい。


「つい先日、大脱走の末に遺跡探索とかいう大騒動を起こしておいて、外出許可を出す保護者がいると思うのかね?」


 真顔のパパ男爵は、ちょっと頭が痛そうである。

 同じく真顔のユッキー令嬢も、思わない、とはっきり答えて頭痛軽減に協力する姿勢だ。


「でも、また脱走騒ぎを起こすよりはマシでしょ?」


 おいおい。このご令嬢、脱走されたくなきゃ外出許可を出せって脅迫し出したよ。

 まあ、もし許可が出なかったら普通に脱走すりゃいいじゃん、って言ったの俺だけどさ。

 パパ男爵は、無事、頭痛が悪化したご様子。


「わかった、わかった。この忙しい時に使用人達に街中を探させるわけにはいかない。街の者達も何事かと不安になるだろうしな……」

「うんうん、そういう部下とか街の皆のことを考えるパパ、あたしは好きだなぁ」


 お前が言うな、ってジト目になったパパ男爵だけど、溜息を吐いた後の笑顔はちょっと嬉しそうでもある。

 娘に褒められて悪い気はしないんだろう。パパだなぁ。


「絶対にマウス君から離れないように。マウス君も、娘を頼めるか?」

「問題ない。護衛の常識的な範疇だ」


 少なくとも遺跡探検に付き合うよりは、普通に護衛だろう。

 俺の得意な護衛は、護衛対象を放置して敵を殲滅して回るタイプだけど、普通の護衛くらいはなんとか出来る。


 むしろ、このトラブルメイカー男爵令嬢がいて、正気のパパ男爵でシナリオを進められるエタソン神ってすごくね?

 ミラクルの二つ名を持つユッキーを相手に、シナリオを成立させるって今さらながら感動する。

 技術の進化ってすげえ。


 じゃ、そういうことで。

 てな具合にまとまりかけたお出かけを、ちょっと待ったーする者があった。


「お待ちください、旦那様。エクスマウス様とお知り合いになってからまだ日も浅いのに、ユキお嬢様の護衛を任せて二人きりで外出を許すのはいかがなものかと」


 納得の正論をかまして来たのは、執事のお爺ちゃんだった。名前はセバスなんだろうか。


「お前はそう言うが、そもそもすでにマウス君は二人きりで街の外まで行ってしまっているから、今さら疑ったところでな」

「それについては、済んでしまったことですので、とやかくは申し上げません。しかしですな、どこまで信頼出来るのか、というのは軽率には判断しかねます」

「セバスよ。その件については、ユキが信頼できると言ったのだ。それに対して、私やお前が何かを言えると思うか?」


 あ、名前がセバスだった。いかにも執事って感じだもんね、お爺ちゃん。

 大人達がゴニョゴニョ話していると会話をスキップしたくなるね。

 お出かけさせないなら、させないで何かイベントをおくれ。我々は暇をしている。


「ねえ、もう行っていい? お出かけの時間が減っちゃうんだけどー」


 会話を楽しむ勢のユッキーも、珍しく会話スキップの催促だ。

 見たら、お出かけ直前に待ったをかけられて、ユッキーが膨れっ面になっておられる。


 ユッキー的には、マウスの信頼度はメタ的に高いからね。

 あんたらとユッキーはこのシナリオが始まってからの付き合いだが、俺とユッキーは幼馴染だ。

 お互いの家にお泊りゲーム会とかしたこともあるくらいお付き合い長いんだから、信頼度は家族級だぞ。多分。


 それに、パサンってこの家の執事だったんでしょ。

 それが裏切り者だったんだから、知り合って長いからって信頼できるわけじゃない。……パサンのことを言ったら、ユッキーがまた泣きだしそうだから口にはしないけど。

 ひょっとして、だから、パパ男爵もちょっと言いづらそうにしているのか。

 パサンはこの家の執事だった。それを雇った責任者はパパ男爵だし、お爺ちゃん執事は同僚っていうか先輩か上司っぽい。

 それぞれがパサンの怪しいところに気づかんかったんかーい、って言われたら面目丸つぶれだろう。

 シナリオだから気にしなくてええんやで、って言ってもシナリオ通りに気にするだろうしな。


 男爵令嬢であり、カスタム・シナリオのホストであるユッキーの催促に、エタソン神は速やかに執事に天啓を下したようだ。


「わかりました、お嬢様。では、マウス殿が護衛として適任かどうか、このセバスと勝負をして、証明をお願いできますでしょうか!」


 え? 喧嘩売られてる?

 するする。ゲームシステム内の喧嘩ならタダでも買うよ。


「ルールは?」

「そうですな。お嬢様を護衛しつつ、このお屋敷からの脱出でいかがでございましょう。わたくしはわたくしの権限を使って妨害いたしますので、それを潜り抜けてお嬢様のエスコートが出来れば合格といたしましょう」


 ふむ。執事の権限で動員される使用人を振り払って、街に繰り出せというわけか。

 ユッキーが最初のシナリオで、屋敷内の使用人から逃れつつお転婆してたのと同じ流れか。脱出ゲームっぽいな。


「つまり、俺とユキが脱出すれば勝ち。それを邪魔する指揮官がセバスというわけだな?」

「はい、その通りでございます」

「ちょっと……いや、かなり手荒になると思うが?」


 握り拳を見せると、執事は平然と頷く。


「ご心配には及びません。当家ではよくあることでございます」


 執事の視線は男爵令嬢の方へ。ああ、電気鞭でしばいてくるお嬢様がいる家ですもんね。


「なるほど。ユキ?」


 これどうする? イベントやる?

 視線で問うと、さっきまでの膨れっ面が嘘のように笑顔で頷かれた。


「助け出されるお姫様気分を味わいたい! 優しくエスコートしてね! あ、でも、強く抱きしめるのはありで!」

「オーケー」


 脱出時、必要に応じて接触は認められるってことですね。

 具体的にはファイアーマンズキャリーとかで担ぎ上げてもセクハラ認定されないってことだ。


 スタートはどうするのか、執事に視線を送る。

 真っ直ぐ見返される執事の眼が、すでにカウントダウンが始められていることを物語っていた。


 いいぞ。いつでも来いよ。

 いきなり勝負を挑まれたところで、慌てふためくほど初心じゃないぜ。

 ルールを聞いた時から、初手はすでに決めている。今さら迷いはない。


 一瞬、執事の鼻が大きくなった。息を吸ったのだ。

 何か大声を発する前兆と同時、俺も動く。


「で――ぶげぇ!?」


 で。


 で、か。

 出会え者共、って言おうとしたのかな?


 右拳を突き刺したことで、潰れた執事の台詞を脳内保管しつつ、そのまま拳を振り抜く。

 真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす、ってやつである。

 パサンみたいに戦闘能力が高いキャラではなかったらしく、執事はそのまま壁に激突してダウンした。


「勝った」


 計画通り、理想通りの初手を決めてやったぜ。


「いや、勝ってないでしょ。……ないよね?」

「いや、勝ちだろう。俺とあいつは同時に動いた。すなわち俺の右拳はゲームスタート後の一撃。そして、あいつは今回の敵側の指揮官だ」


 執事の権限で使用人を動員する、と奴は言った。ということは、奴が命令しなければ使用人は動かない。

 指揮官を失った使用人が全軍突撃して来る心配もなく、俺とユッキーはゆっくりと、何なら三歩進んで二歩下がる幸せステップを踏んでも、余裕でお屋敷から脱出できる。


 指揮官が狙える位置にいるなら、スナイパーだって狙う。アサシンだって狙う。

 手柄首だもん、足軽から武将まで殺到するに決まってるじゃん。

 獲れるなら、獲ってしまおう、大将首。天下を取れる者の座右の銘でしょ。


 ヘキサとかは、下手に指揮官がいなくなると野盗化した軍勢が発生したり、停戦交渉が出来なくて後の内政に響くのですが、なんて言ってたけど。

 そういうのは指揮官が気にしてくれ。俺はただの一兵卒、よく切れる一本の刃物、全てを粉砕する大槌でありたい……。


「ともあれ、敵の軍勢が招集される前に、指揮官を倒したんだから、これでもう勝利条件は満たしただろう? 他に妨害に出て来る使用人がいないものな」


 パパ男爵に確認すると、百パーセントカカオソースがぶっかけられた生ゴーヤを差し出されたみたいな苦笑いで頷いてくれた。


「ほら、勝ってた」

「ええ……。マウスにお姫様抱っこされて追手から逃げたり、隠れるために密着して狭い場所に二人で詰まったり、捕らえられそうになったあたしを奪い返して抱き寄せるとか、そういうエスケープムーブは?」


 スキップしました。


「ほら、街に出たかったんだろう。早く行こう」


 女の子を待たせちゃ行けないからね。なるべく急いでみたんだよ。最速タイムアタックに挑戦して、このマウスは勝ったのだ。

 多分一番早かったと思います。

 勝利品であるお出かけ時間増量分は、ちゃんとご令嬢にプレゼントしよう。


 それなのに、なんでそんなに不満そうなの、ユッキーお嬢様?

 お出かけ楽しみだったんじゃないの?


 女心って、エネミーのランダム行動より読みづらいなー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これはひどいRTA
[一言] いやーユッキーさん幼馴染ならもっとマウスの性格読もうよw その流れなら頭潰してはい終了確定でしょ。 てか途中から思ってたけどやっぱユッキーはマウスのこと恋愛的に好きだよなー。昔からお泊りもし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ