初討伐
あの後俺は手持ちの装備を着用しギルドに向かっていた。
掲示板を見ると地下水路のゴブリン討伐、森のオークの討伐、植物採集…ん~ゴブリン倒してみるか
紙をとり受付に持っていく。
もちろん最初の受付嬢だ。
「これやりたいんですけど~」
「かししこまりました。ではギルドの裏にある階段から地下に向かってください。倒した証拠にゴブリンの魔石を持ってきてください。10体です。ゴブリンの魔石は黒っぽい緑色です。今回は私アリスが承りました」
「今日は名前言ってくれるんですね」
「あ はっはい」
と言って持っている書類で顔を隠した。
「完了しましたのでどうぞ依頼へ向かってください」
「それではまた」
「はい」
なんだったんだろう?昨日と比べるとちょっとおかしいな。
ま、仲良くなれたんだしよしとするか。
さーて。異世界定番モンスターゴブリンを倒しに行くぞ!!
ここが階段かな?ちょっと暗いな。ここは魔法の出番だ!たしか神からもらった本に魔法について書かれてた気がする。見てみるか。
えーとどれどれ。魔法を使うにはスキルで魔法操作をゲットする必要がある。
魔法操作は体内にある魔素を感じ取れば使えるようになると。
アニメとかでよくあるのはもやもやしてるとかってよく言うよな。
目をつむり、魔素を感じ取ろうとする。
そんな簡単にはいかないか~
ん~どうしよ
飛ばして魔法使ってみるか!
本を読むと
えーとどういう魔法を使いたいかを想像する。
あとはそれをどこに向けて撃つか、どこに発生させるか、どのくらいの強さかを明確に決める。
ん~場所は俺の横で一緒に移動する、強さは、ん~時代劇とかである松明の人イメージしよう。
詠唱はえーと、書いてないな。
いらないんだろう。
じゃあ
「それ!」
すると俺の横に火の玉が現れた。
落ちない。
おかしいだろ。
いや、魔法の力か。
とりあえず光源は
入手したし進むか。
移動中
それにしてもくらいな~
ん?
人影が?
静かに近づこう。
静かに~、静かに~、静かに~
ばたんっ
やべ、こけた
って、あれゴブリンじゃねえか。
すかさず剣を構える
安心しろ~
おれは某有名なキ〇ト様だ!
俺に切れないものはない!
ゴブリンが目の前に2体いて同時に真正面から棍棒を上に持ち上げ襲ってくる。
こっわ!
とっさに剣が前にでてそこには一体のゴブリンが死んで突き刺さってた。
もう一体はおじけづいたのか逃げた。
とりあえず、次からはもっと慎重に倒そう。
そうだ魔法とかで倒せないのかな?
この火の玉とか使えそうだよな。
もう一個作ってゴブリンに投げてみるか。
「それ!」
火の玉ができた。少し小さいな。まあ十分だろう。
じゃ 進むか
いた!よしこの火の玉を……どうやって動かすんだ?
ん~魔法でイメージしてみるか。
お!動いた
火の玉はゴブリンのほうにまっすぐ動いた。
はっや!
やばいあったたはずなのにゴブリンが死なない!
ゴブリンは燃えながらゆっくりと俺のほうに歩いてきた。
「あ 死んだ」
ゴブリンが倒れて魔石が体から出てきた。
よし2こめゲット!
そのまま順調にゴブリン討伐が進み目標の10体を倒すことができた。
「かーえろ」
ギルドに向かい受付嬢のところに向かった。
「依頼完了しました。これが魔石です。」
「はい1、2、……9、10。確かに10個ありますね。ではお返しします。それとも換金なさいますか?」
「お願いします」
「では銅貨10枚どうぞ。」
「ありがとうございます」
「今回はわたくしアリスが承りました」
「ありがとうございます!」
よし銅貨10枚!
たしか銅貨10枚で銀貨
銀貨10枚で金貨
金貨100枚で白金貨
それ以上はしらん
宿一日分かもっと稼がなきゃ。
かえって今後の方針でも立てるか。
帰宅後
まず必要なお金は
・宿代(食事代も含む)
・生活必需品
・食事の追加代金
・娯楽
とりあえずこんなもん かな?
となると今の2倍は稼ぎたい。
依頼に個受けるか。
そういえばステータス見てなかったな
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LV 2
HP 18
MP 36
称号 迷い人 空人 魔物殺し
スキル イメージ魔法 魔法操作
特殊効果 無し
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LV2になった!MP増えるの早いな
スキルイメージ魔法と魔法操作もゲットしてる!
魔法が使えるのはいいな
特殊効果は無しか。
まあ"特殊"だしな!
いつかゲットできるさ
疲れたからご飯食べて寝よ