初めての町
「はーーーーーっ!」
転生した場所は空の上だった
「なんだよこれ!死ぬじゃねえか。どうすりゃいいんだ?」
「うわっ」
でっかくて黒い鳥が俺をくわえた
「たべられたくねぇよーー」
その鳥は一気に滑空し町のほうにめがけて飛んだ
「町があるぞ!頼むあっちに向かってくれ!」
そのまま町いくと思ったが通り過ぎて少し離れた平原に降りたそこには黒いマントをかぶった男性が一人で立っていた。
「君はどうしてここにいる?」
と聞かれたので
「わかんないっす」
「ここら辺の人じゃないようだ。この鳥は私の従魔。」
「助けていただきありがとうございます!」
「君はどうして空にいたんだい?」
「それがわからなくて……目を覚めたら空にいました」
「なるほど。まずはこれからどうしたい?」
「町に行ってみたいです!」
「わかった。案内しよう」
そしてさっきの鳥に二人で乗り門の前で降りた。
「ここが町だ道案内をしよう」
それから歩き回り鍛冶屋や薬屋、冒険者ギルド、商業ギルド最後に宿。
「もうすぐ日が暮れる。今日は俺が宿代をおごろう。」
ガチャリ
宿の扉を開け中に入る
「何名様でしょうか?」
「二名だ」
「わかりました。こちらが鍵でございますそれではごゆっくりと」
そして鍵に書いてある番号の部屋に行き部屋の中に入る
「今日は本当にありがとうございましたっ!」
「こまったら助けるのが当たりまえだ。それより明日からどうする?」
「冒険者として働きたいです」
「わかった。俺も冒険者だ。知ってることは話そう。自己紹介がまだだったな。俺はレオ。」
「俺は……」
名をなんと名乗ろうか迷った。俺は記憶喪失という設定だ。名を名乗ったら嘘だとばれるかもしれない
「そうだ記憶そうしつなんだっけ。じゃあ俺が名前を付けてやるよ。そうだなギルムなんてどうだ」
「ありがとうございます!大切にします!」
そして冒険者のことを教えてもらった。
冒険者にはE,D,C,B,A,Z,Sそれ以上は特別な勲章で名字を与えられるらしい
冒険者には種類があって従魔に戦ってもらうか、魔法を使ったり武器を使ったりするのが主流だそうだ
最初は魔物を倒さず、もの運びや、植物採集、掃除、などをやって信頼度を見極めるそうだ。
ランクはギルド長が貢献を認めて実力があると判断したらひとつづつ上がるらしい。
冒険者の主な収入源は依頼達成の報酬、換金可能なものを売ったり、アルバイトもあるらしい。
「今日はこれくらいにしよう。」
「はい!」
「俺はこっちのベッドで寝るからお前はそっちのベッドで寝てくれ」
そしてレオは寝た。俺は神にわたされた本を読んだ。この世界はあまり地球と変わらない。それがわかって俺は眠りについた