シノブと隠蔽術と大微笑
翌日、案外すんなりと目を覚ますことができた。
昨夜ベッドに入った時は自分のしでかしたことに落ち込んで後悔や羞恥にうまく眠れないのではないかと心配していたが、自然とまぶたが落ちるのに任せて眠り、朝までぐっすりだった。私が単純なのか、人間って案外図太く出来ているのか。
それとも、中庭で出会ったあの少女に掛けられた言葉に助けられたのだろうか。
私が素敵だのなんだの、だいぶん持ち上げてくれてこそばゆかったけど、頷ける部分もいくつかあった。誰でも失敗はする。だからといって殺されるわけでもないし、大袈裟に悲観する必要はないのだ。
「うん、大丈夫」
顔を洗い、壁にかかった鏡に向かって頷いた。
冬至までには日がある。空いている講堂を探して、申請すればいい。まだ間に合う。鏡の向こうで、少し泣き腫らした目の自分がまっすぐこっちを見ていた。
いつもより早い時間に出勤したから、朝の学院は人気がなく静かだった。
塔の階段を登ると、忍ばせたつもりでも足音が高く響く。同時に心臓も冷たく重くなっていく。
正直あいつの言ったことは侮辱以外の何でもないと思うし、八つ当たりでしかないと思うけど、だからって私が怒って何もしないままだと、このまま大討論で授業が行えなくなってしまう。
それで困るのは私と教授だけじゃない。教授の師匠であるアカトヴァ教授や、受講者の学生さん、迷惑を掛けてしまう。
助手課の人たちが助けてくれるかもしれないけど、それじゃ誰のことも見返せなくて悔しいじゃないか。
だからちゃんと向き合うんだ。罵られたことはしっかりルートヴィヒ様に告げ口するとして。
事務的でも何でもいいから、ただ仕事をこなすんだ。言い聞かせながら、ローゼンシュティール教授の研究室の扉を叩いた。
「誰だ?」
中から不機嫌そうな答えがあった。昨夜も徹夜したのだろうか。そういえば教授が家に帰っているところをほとんど見たことがない。
「……失礼します」
細く開けた隙間から滑り込み、さっとお辞儀する。教授の青白い顔が私を睨みつけて唇を引き結んだ。
「……何しに来た」
「昨日は、申し訳ありませんでした」
頭を下げてそうな身体をこらえながらまっすぐ彼を見つめた。
こっちに頭を下げる習慣はあまりないと聞いたので、恐ろしい形相のローゼンシュティール教授を視界の真ん中に据えて訴える。彼が返事しないのをいいことに言葉を続けた。
「私の失敗です。ですから、私に失敗を取り戻させてください」
訴えると、彼の白い滑らかな頰がピクリと引きつった。能面のような顔でこちらを睨みつけて、彼は少し開きかけた口を閉じる。
どれぐらいの時間だろうか。睨み合ったままでいると、教授が長い溜息を吐き出した。
相変わらずの無表情で、怒りが解けたのかどうかはわからない。
「……やってみろ」
思わず笑顔になった。
「はい!」
「ただし、条件は変えない。師の授業は完璧な場所で行いたいからな」
教授はひとつ咳払いしながら書斎机の上の白紙に書き綴った。それを受け取りながら私は大きく頷く。
「ええ、わかってます! もちろんもちろん!」
「はしゃぐな、馬鹿者」
「すみません!」
彼はまた溜息を吐いた。私の調子の良さに呆れているのかもしれないが、気にすることなく退室の挨拶をしてその場を後にした。
意気揚々と助手課に出勤すると、ギレス教授とテオさん、ユリアン、それと何人かが固まって話していた。
みんな厳しい表情をしている。ギレス教授を皮切りにみんなが一斉にこちらを見たものだから、悪いことをしたわけでもないのにギクリとした。
「シノブさん、おはようございます」
「ああ、シノブさん」
「シノブ! ちょうどいいところに」
テオさんが手招きするから恐る恐る寄る。
「シノブさん、こちら、施設課長のバルテルさんです。今回の件で来てくださいました」
そう言って彼が紹介してくれたのは灰色の髪の老紳士だった。彼は私に向き直ると申し訳なさそうに眉を下げた。
「シノブさん、今回は誠に申し訳ありませんでした。部下の愚かな行動に私も気付けませんでした。申し開きのしようもない」
「ええと……どうしてこうなったのか、説明してくれませんか?」
バルテルさんの話によると、彼の部下が意中の女の子からそそのかされてやったことらしい。でもその女の子の好きな人はギレス教授なのだから、部下の方も報われなくて可哀想な話だ。
受付の署名は当人のものだから責任は彼のものになってしまうが、陥れようとした犯人にも事情を聞き、はぐらかすようであれば解雇、反省して自分のしたことを認めるようなら何らかの罰か警告をする流れになっているそうだ。
「肝心の講堂は、どうすることもできないのが心苦しいのですが……」
「いえ……誠意ある対応していただけてよかったです。ありがとうございます」
「このようなことが前例になってはいけません。しっかりと釘を刺しておかなければ」
合わせて施設課の管理する建物でゴルト講堂と同じ条件のものがないか訊ねたが、講堂の広さが同じものはあるものの、すり鉢状で生徒の顔が見渡せて水晶の映像を360度に投影できる天井の高い講堂というのは難しいとのことだった。
最後にもう一度深く謝ってくれたバルテルさんが助手課を去ると、なぜかテオさんとユリアン、ギレス教授と私で4人揃ってはーっと溜息をがこぼれた。
お互いの顔を見ると、皆同じようにがっかりした表情を浮かべていて、そのことにまた皆で苦笑してしまう。ギレス教授が少し首を傾げながら口を開いた。
「もっと落ち込むかと思っていたんですが、案外平気そうですね」
「そうですか? うーん、ギャフンと言わせてやろうって思って」
「ギャフンって言わされたのはシノブの方っしょ?」
「ユリアン……」
「……あんたマジで空気読まないよね。──ギャフンと言わされても最後にギャフンと言わせたものが勝つんだよ、わかった?」
「お〜なるほど! そういうことか!」
ポンと手を打つユリアンの隣でテオさんが悩ましげに腕を組む。
「ですが、目ぼしい講堂はほとんど借りられているでしょう?」
「そうなんですよね〜。どこか心当たりとかありませんかね?」
「残念ながら……」
「すんません〜」
「ギレス教授は?」
「すみません、僕も……」
想像はしていたけど、厳しい展開だ。
けど探せばどこかにあるかもしれない。塔は高いしよくわかんない教室も沢山ある。そう思って仕事の合間に塔を上から下に探検してみることにした。
一日二日を費やして気が付いたのは、塔を作った人がそういうものを好んだのか、それとも塔を使う教授たちがそうなのか、狭くて天井の低い講堂や教室が多い。
塔から突き出すように作られた小塔も、そんなに人数は入らないし、そもそもどこかの教授の私室だったりして、ローゼンシュティール教授の希望には添わなかった。
五日目にもう探検も塔の真ん中を過ぎて、いよいよこれは無理かもしれないと思い始めた頃、ローゼンシュティール教授が私に訊ねた。
「講堂探しはどうなっている?」
きた! ギクリとして私は受け取った採点済みのレポートを抱きしめた。教授の端正な顔は相変わらずの能面で、でも不思議とまだ怒っているようには見えなかった。
「え、えーと……」
「見つかっていないか」
「はい……」
ローゼンシュティール教授は眉間にしわを寄せながら深く溜息を吐いた。やっぱりなって言ってるみたいでそれめっちゃ傷付くんですけど。
居たたまれない心地で突っ立っていると、教授がおもむろに椅子から立ち上がった。やっぱり忘れていた長身で、高いところから見下ろされながら諭される。
「私もお前も焦って見落としているのかもしれない。……少し付き合え」
「えっ」
「何だ?」
「いえ、何でもないです……」
ノーと言えない日本人の悲しい性質かな……。風をはらんで翻る教授の黒いローブを追いかけながら、塔の階段を降りていく。足音は2つ分。
書類を受け取ればもうすぐ終業の予定だった。学生は寮に戻るか街に繰り出すかして、他の教授たちは研究室に引きこもっているんだろうか。タイミングが良すぎる。いつもあっちこっちで爆発やら変な踊りやらやらかしてるのに、こんなときに空気を読まないでほしい。
と思っていたら近くの教室から奇声が聞こえてきたのでそれはそれでびっくりした。
「馬鹿げた儀式だ。あれは南部の辺境の村で行われていた奇祭を元にしている」
「はあ……あくまで研究、なんですよね?」
「正気かどうかは知らんがな」
「……」
すごく面白くない冗談だ。淡々と進む後ろ姿を恨めしい思いで睨みつけ、それでも粛々とついていく。
「あの、すみません。放課後の授業を休みにさせてもらってて……」
「全くだ。お前も早いところ基礎を身につけねばならないというのに」
「で、ですよね」
「意味がわかっているのか?」
「……えーと……」
教授は階段の上で立ち止まり、こちらを振り返る。宝石みたいな青い目が私を捉えて細められた。
「こちらはお前のいた世界とは違って、日常生活を魔術に頼っている部分も大きい。基礎魔術はお前の生活を円滑にするための道具でもある」
「ああ……」
確かに、『緑ちゃん』を覚えただけでだいぶん楽になった。お風呂に入った後の髪を乾かす時にも、お風呂に入るためのお湯を沸かす薪を燃やす助けにするためにも、インクを乾かす時、ちょっとした物を運ぶ時でさえ。
私が納得したように頷くと、彼はまた前を向いて階段を降り始める。
「なんか……その言い回しは、教授が私を慮ってくださっているように聞こえるけど、実際は違いますよね」
「……その通り。『旅人』の研究対象はお前しかいないからな」
「ですよね」
私が頷くと、彼は背中を向けたまま鼻で笑った。こいつ。やっぱり人の気持ちがわからない偏屈だ。
そうこうしているうちに中庭に辿り着いた。
ここは採光のために天井がかなり高く作られている。ここに講堂があったら完璧なんだけどな〜。そんなことを考えながら、事務棟とは違う方向へ進んでいく。
よく立ち寄るベンチや通路沿いの花壇はだいぶ遠い。今まで仕事に慣れるのに必死で、あまり用のない場所は立ち寄らなかったから、初めて見るものも多かった。
妖精の石像が壺を捧げ持ち、そこから人工の池に水を注ぎ込んでいる。
その水際に立って、教授はやっぱり何を考えてるのかわからない様子でぽつりとこぼした。
「昔、ヴァルヴァラ師はこういった場所で教えを説くことを好んでいた」
「ヴァル……アカトヴァ教授のことですね」
「旅ばかりの人だった。変わった伝承を求めて北から南に」
「それ……教授が弟子だったころのお話ですか?」
「そうだ。私も師について旅をした。あれは地獄だった」
「地獄……」
旅というと楽しそうなイメージだけど、何不自由ない貴族の子弟として育ってきた人間があちらこちらを身ひとつで旅するのは確かにしんどいかもしれない。
「教授は、どうして魔術師になったんですか?」
私の質問に、教授はふと片頬を歪めた。笑ってるようにも、そうでないようにも見える。よくわからない表情だった。
ただ目は池の水底に魅入るように深い色をたたえていた。
「……それしか、道がなかった」
「え?」
いつも抑揚のはっきりした声が平坦だった。思わずまじまじと顔を見つめると、彼はふいと顔をそらし、ローブの袖に腕を突っ込むようにして腕を組む。
「久しぶりに歩いたから疲れた。私はもう部屋に戻る。お前ももう帰れ」
「はあ? はい……」
このぐらいの距離歩いたくらいで疲れるなんてどんだけ虚弱なんだとか、帰れと言われなくてもとっくのとうに終業時間ですとか、言いたいことは色々あったけど、教授の普段にない様子が気になってただ頷いただけになってしまった。
するすると芝の上を滑るように去っていくローブ姿を見送りながら、私は不思議でしょうがなかった。
それしか道がなかった。
あの呪文を紐解くことが大好きなスペルクラフトマスター、若き魔術師が、やむにやまれず魔術を志しているようには見えない。でも始まりはそうだったとしたら。それは新たな教授の一面であるように思えた。
「まあ、だからなんだって話なんだけど」
ちょっと悲しそうにみえたとか、絶対幻覚だ。
そうだ。授業を休みにしてもらっている分、ここも探検してみよう。
少し足を伸ばして、池よりさらに奥を目指した。
だいぶんでたらめに歩いた気がする。通路を挟んで反対側も行ったことのない部分で、とにかくしらみつぶしだった。
歩いていると、両脇にアーチを描くように枝を伸ばした並木道の入り口を見つけた。
天井の擬似太陽を枝葉が遮るその道は、ぽっかりと真っ黒な口を開けていて、見た目にはちょっと躊躇してしまう雰囲気を放っている。明るく愛らしく華やかな花々で彩られたこの庭には異質な空気を漂わせていた。まるで異界への入り口のようなおどろおどろしさだ。
いや、ここは塔の中だ。教官や生徒だが、魔術師だって騎士だっている。
ここを安全と言わずして何を安全というのか。大丈夫、怖くない! ビビりそうな自分を叱咤して、歩き始めた。
薄暗い中を大股で歩いてどのくらいだろうか、塔の中はかなり広いとわかっているつもりだったけど、もしかしたらこの中庭だけさらに空間を広げる何かがあるのかもしれない。
少し息が上がってきた頃にようやく並木道が途切れた。
そして目の前に広がった光景に、どきりと心臓が跳ねた。
高くそびえ立つ白い柱。そのてっぺんにドーム状の屋根。
ガゼボのように見えるが、かなり大きい建物だった。どうにか足を前に出して、その全貌を確かめる。
「すり鉢状の席……高い天井……」
これに水晶で投影できる壁があれば、条件にぴったりだったのに。落胆して、その席に座り込む。
「いや、ちょっと待って……水晶がプロジェクターなら、こういうときスクリーン張るでしょ!」
いけるかもしれない。そう思えると、ジワジワと身体の奥から身震いするような何かがこみ上げた。
見つけた!
「教授!」
本棚の裏から私が現れたとき、ローゼンシュティール教授はさすがにギョッとした顔をした。
また大好きな椅子に沈み込んで何か考え事していたようだ。事務棟から教授の研究室の石板に繋がる文字列をなぞって転移するやり方は失礼だったかもしれない。けどそんなこと言ってる時間が惜しかった。
「いきなり何だ!」
「見つけました! 講堂にぴったりな場所!」
怒声にかぶせるように答えると、教授の動きがピタリと止まった。
「……どこだ?」
事務棟までまた転移して、そこから中庭へ出て、並木道の入り口まで案内する。
どこまで続いているのかわからない暗い入り口を前に、ローゼンシュティール教授は驚いていた。
「これは……」
「ちょっと怖いですよね。でもこの奥にぴったりの建物があるんですよ!」
「……お前、これをよく見つけられたな」
「へ?」
長い身体を折り曲げて屈むと、教授は地面を指でなぞった。
その跡にぼんやりと青白い文字や紋様が浮かび上がる。魔術の痕跡だ。
「高度な隠蔽術だ。それに古い……おそらく……」
長い黒絹の髪が肩から滑り落ちていく。
そのせいで表情はわからなかった。なにやらぶつぶつ言って、しばらくしてようやく立ち上がる。
「この先にあると言ったな?」
「は、はい」
教授は大股に歩き出し、ずんずん先へ進んでいく。
私は小走りに追いかけた。脚の長さが違うんだから歩行速度も違うってことをちょっとは慮ってほしい。とは言えない。
やがて目の前に白い柱が高く伸びる優雅なガゼボが姿を表す。教授はそれを見た途端息を詰めた。
「そうか……が言っていたのは……」
感嘆の吐息のように聞こえる呟き。見上げた横顔は無表情だけど、青い目は正面の建物へ向けられているようで、どこかもっと遠くを見ているようにも見えた。
盗み見していたのがバレたのか、彼はこちらに視線をよこさないまま口を開く。
「よくやった」
「ヒ、ヒエッ!?」
唐突な褒め言葉にギョッとした。整った美しい顔が私に笑みを向けている。
しかも愛想笑いとかニヤッという笑みではない、自然な笑みだ。とんでもないものを見せられてしまった。笑うとかのローゼンシュティール教授も年相応に幼くなる。
「ゴルト講堂を使っていれば、ここは決して見つからなかっただろう……」
教授は嬉しげにガゼボの中に入っていく。ドーム型の天井に足音が高く響いた。
白い石膏で作られた階段を真っ黒なローブ姿がゆっくりと降りる。
「僕が中庭を散策したのがきっかけで入り口が開かれた。師がこの学院をつくったときに仕掛けたものだろう」
「えっ、中庭を散策って……今まで一度もしてなかったんですか?」
「そうだ。でなければ他にここが姿を表した条件に説明がつかない」
「えー……どんだけインドアなの……」
「何か言ったか?」
「いえ何にも」
教授になって少なくとも5年は経ってるはずだ。それまで一度も中庭を歩いたことがないってどんだけだ、とは言えず。
まあ石板が部屋にあるわけだから、行かずに置こうと思えばいくらでもそうできるのかもしれない。何たって教授だから学院にいれば自分より偉い人もそうそういないし、1番偉い領主様さえわざわざ石板経由で足を運んでくるくらいだし?
気を取り直して教授の後を追い、肝心のことを説明する。
「ここならお望みの条件にぴったりだと思います。水晶の投影については、柱と柱の間に暗幕を張れば解決できるかと」
「暗幕か。考えたな」
「ひぇ……あ、あざっす」
私の雑な言葉遣いに少し眉をひそめながら、教授は教壇の前に立った。
「大討論には、ここを使う」
「それじゃ、申請しておきます。魔術で隠されてた建物が使用申請できるかどうかわかんないですけど」
「そうだな」
私のぼやきに教授はフッと笑っ……笑った!? また!? 能面無表情仏頂面のローゼンシュティール教授が今日は微笑の大安売りだ。一体どうなってるんだ。
しかも嫌味のひとつもない。無いほうがいいと思っていたけど、無いならないでめっちゃむず痒い! 私はマゾだったのか? いやいや! 散々罵られた恨みで頭が凝り固まってるだけだ!
……それに、笑うと教授がちょっとやそっとではお目にかかれないほどの美男子だということを思い出させられるのが困る。積年の恨み──まだ数ヶ月だけど──のある私でさえも見惚れてしまうほどだ。
ぽけーっと見惚れていると、教授があどけない笑顔から一転、ものすごく嫌そうに顔をしかめる。
「ぼーっとしている暇があるならさっさと手続きを始めろ!」
「は、はいはいっ!」
「その品のない言葉遣いもやめろ!」
「すいませんっ!」
ストレスで精神状態めちゃくちゃでも心身ともに病気とかが出ないタイプの人間なんですが……代わりに身体中の体毛に白髪が混じるようになります。これはこれで困りますね。
シノブさんもめっちゃ図太い人間としてそうぞうしてますが、所々か弱い部分も、たぶん、あると思います。
教授はめっちゃ弱々です。ストレス耐性ゼロ。すーぐ当たり散らしたり吐いたりします。ある意味かなり健康的。