王女の命令
なし
Ⅰ 王女の命令
満月の夜、月が高く上ったころ。ある国の王女が一人の私に任務を命じた。
「あの国…ルイズニア王国の王女、メイリス・ルイズニアの執事となり、観察しなさい。そして3年後、また私のところ戻ってきなさい。その後、暗殺できそうな時を狙って、メイリスを暗殺しなさい。」
王女はいつもどうり足を組んでソファーに座りながら、マスカットを口に運んでいた。王女の名前は『ルイース・ギルファンド』。ギルファンド家の長女だ。部下の名前は『ナイフ・ヴィートルズ』だ。女王の執事の弟でとても優秀な部下だ。
「なぜ私なのでしょうか。ルイズニア王国は、姉妹都市であるはずです。それなのにどうして暗殺なんてどういうことっ…」
「あなたがそれを知る必要はない。」
ナイフが言いかけたところで王女が言った。
冷たく、ナイフに聞こえないぐら小さな声だった。さっきの王国誕生際のパーティーの時まではあんなに笑顔だってのになぜ急にこんなことを命じるのかナイフには理由わからなかった。
「…さっきも仲良く話をしていたのに。」
ナイフは王女に聞こえない声でつぶやいた。
「私に逆らったら、どうなるかわかっているてしょ?」
急に耳元でささやかれた。さっきまではナイフから10メートルほど離れたソファーにいたはず。
「あなたに見せるのは初めてかしら?私の能力の中の一つ、瞬間移動よ。」
「…わかりました。」
らんらんクローバーです。「王女暗殺」を読んでいただきありがとうございます。まだ5年生で小説は書いたことがありません。私の人生初!小説、どうでしたか?まだまだつまらないお話ですけど、今後もよろしくお願いします。