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転生しました。乙女ゲームに

転生しました。乙女ゲームに

作者: 朱莉

気分転換に書きました。自分の

皆様、はじめまして。そしてこんにちは。翡翠ひすい 凛音りんねと申します。

どうか、私の話を聞いていただけないでしょうか?

実は、私は転生者のようです。小説とかでよくあるネタですね。頭大丈夫か?と聞かれれば、大丈夫です!と答えます。ですので、去らないでいただけるとありがたいです。

ちなみに転生したのは【乙女ゲーム】です。題名は【花姫~きみだけに~】そんな感じの題名だったと思います。

攻略対象の一人の双子の姉として生まれたようです。名前しか出てこないモブキャラですが。

正直、前世ではオタクでしたので、この立ち位置は嬉しいです。今世でもオタクはつらぬかせていただいております。グッズを買ったりするまではいきませんが。(基本的にアニメ観賞と漫画・小説集めが好きです)


さて、このゲームは、ヒロインが16歳の誕生日に【花姫】としての能力が覚醒したことにより私の通う【彩陽学園】に転校してくることで物語がはじまります。


まぁ、それはおいときまして・・・・・・私の双子の弟を紹介しようと思います。

弟の名前はりょうです。さわやか系のイケメンですね。はい。攻略対象です。はい。勉強よりかはスポーツのほうが得意で、特にバスケがうまいですね。バスケ部と生徒会に会計として所属しています。

ちなみに私は何も入っておりません。ただの一生徒です。

怜はゲームでは、家の跡取りとしての重圧にたえられず、家族と会うこともできず、そのうちに人とのラインを少々引いてしまうという過去があるのですが、現実の方ではそんなことはないです。

なぜなら、私がそんなことをさせなかったからです!!ゲームでは、私と怜は離れて暮らしていたため会話なんてものはなく、一人ぼっちだったのですが・・・・・・

私が離れたくないとダダをこねたのでそんなことはありませんでした。正直に言うと、名家な上に大企業の経営をしているということで、外に出られないのは分かっていましたので、オタクの話題を喋れる仲間がほしかったんですよ。という訳で、怜は立派なオタクに仕立て上げました!!片時も離れずに親替わりとしてやっていたら、シスコンにはなりましたが・・・・・・いらないオプションですよ。

あ、ちゃんと跡取りとしての勉強などもしていますよ。私も将来ちゃんと怜をサポートしようと思っているので、勉強はしています。ふたりとも無理はしないようにしています。それぞれ得意不得意はあるから、相互にサポートしていこう、と私が言い聞かせましたので。

ちなみに、私はスポーツよりかは勉強の方が得意です。


あぁ、そうそう、私たちの通う【彩陽学園さいようがくえん】について説明しましょう。

彩陽学園は私立の高校で、金持ちの多く通う学校です。ですが特待生は積極的に受け入れています。○○家の者なのだからといったような権力の使用は禁止されているので、わりと仲が良く、生徒会が基本的に主権です。理事長は翡翠家現当主の父が、副理事長は母です。忙しくて会うことはあまりありませんが。

この学園は、あやかしや悪魔の【先祖返り】が多く通っています。我が翡翠家も先祖返りの生まれる家系です。先祖返りのための学園というのが実態だったりします。

私と怜はお金があるなら本にまわす!という理由で、一般入学ではなく、学力特待生とスポーツ特待生として入学しています。おかげで、私はテストで手を抜いたことはありません。怜も上位20位内には入るようにさせています。


次に攻略対象について説明しましょうか。

攻略対象は【先祖返り】【大企業の家のもの】【苗字が色の名前で瞳がその色であること】【生徒会役員であること】の四点です。先祖返りは証拠として体のどこかに痣があります。怜は雪の結晶の痣がわき腹にあります。翡翠家は雪女の血が流れているので。

他の攻略対象は俺様生徒会長と腹黒副会長と書記のショタ風双子の4人です。説明するの面倒なので省かせていただきます。4人とは小さいころから交流がありましたので、そこでいろいろ言ったおかげで、ゲームとは少々変わっていますね。


最後にヒロインですかね。

実は1か月ほど前に学園に転校してきまして分かったことなのですが、彼女も記憶もちのようです。逆ハーを築きにいっています。以上です。はい。


説明を聞いていただきありがとうございました。

そして、ただいま怜と廊下で話している生徒会役員という名の逆ハー要因と楽しく話しているヒロインを観察しながら会話をしております。


「すごいね~。あいつら仕事はやってんの?」


「やってはいる。姉さんを餌にすれば」


「あっそう」


「そんなことより姉さん。この書類の会計どうしたらいいかな?」


ん?なぜ、怜が私にそんなことを聞いているのかって?私、前世では会計士をしていたものでこの手のことは強いんですよ。

はいはい、なになに?なんで怜はあの中にいないのかって?私が怜をオタクに仕立て上げた後に、乙女ゲームものに転生しましたネタの話を読ませて、私が転生者であることやこの世界が乙女ゲームであることなどすべて話したからです。怜は受け入れてくれましたよ。あのときはうれしさのあまり大泣きでしたね。きっとあんなに大泣きすることはもうないでしょうね。怜にした話は親友にも話しています。彼女も記憶もちでしたが、人に生まれた経緯が規格外でしたね。もともと人じゃないらしいです。神様より上の存在なんだそうで。ちなみに幼馴染でオタクで、学力特待生です。


「ん、これはね・・・・・・」


「ありがと」


「ねぇ怜、最近、経済学とか難しくなってきてない?」


「分かる。でもできないとヤバイ」


怜は跡取りなので経済学や帝王学の英才教育を受けています。私は怜をサポートするためなのもありますが、本読んだりするときに知識があった方が面白いからです。


「今度、一緒にやろ」


「うん。そういえばあいつは?」


「仕事だって」


あいつとは親友のことです。SEやパソコンのセキュリティなどを担当する会社を立ち上げて活躍してます。彼女には私の家もお世話になっていますよ。社員はすごく少ないのにめっちゃ稼いでます。私もあれほどの腕がほしいものです。


「忙しんだな。教えてほしいことがあったんだけど」


「あしたなら大丈夫だって言ってたよ」


「まじか。了解」


彼女は私や怜よりも学力も運動もできます。なのにいつもテストは2位です。本人いわくテキトーに解いてさっさと寝たいけど順位もほしいから、ついでに1位とって目立ちたくないらしいです。なんでそんなにできるのか聞いたら、あんたよりありえないくらい生きてんだから当たり前だろ、と言われましたよ。


「でも、朝早くか午後にしてって言ってた」


「ん。・・・・・・姉さん、あいつらめっちゃピンクオーラ出てんだけど」


「ほんとだ。でも、零治れいじは目笑ってないよ。警戒してんね」


零治とは腹黒副会長のことです。


「あいつをオトすとか無理だと思うんだけど、俺」


「心の底から同意しよう」


「皇樹ってさ、そろそろ忙しくなる時期じゃないの?大丈夫なのかね」


皇樹は俺様生徒会長のことです。


「たしかに、もう七月だしね。そういえば、父さんから仕事が来てたよ」


「どっちの?」


「両方」


仕事とは、会社の仕事を学ぶという理由で簡単な書類が回って来ます。もう一つは、妖や悪魔による被害が出た場合にその原因を狩る仕事のことです。【妖狩り】や【悪魔狩り】なんて呼ばれています。これは、先祖返りや【ハンター】の役職に就いてる人がやります。この仕事をやるときは二人一組が原則なので一緒にやっています。私はハンターの職に就いていますし、怜は先祖返りなのでこの仕事が来ます。一応、私は合気道・空手・薙刀・剣道の段持ち、怜は合気道・空手・柔道・剣道の段持ちですし、親友から戦闘の訓練も受けています。親友はハンター職に就いていますし、最強と言われてます。親友に関しては仕事はひとりです。あくびやお菓子食べながら、いろんな種類の武器をつかってどんな敵も五秒くらいで、しかも一撃で倒してしまいます。もう、怪物ですね。それを言ったら、そうですけど何か?って返答がきましたよ。


「狩りの方は今日だって」


「めんどー。課題も終わってねぇのに」


「ドンマイ」


いい笑顔で言ってやりました。


「ムカつく」


「wwwww」


あ、逆ハー連中を放置していましたね。いつもは見もしないものですから忘れておりました。巻き込まれたくないものですから。親友から、下手にのぞきにいこうとか接触しないようにしようとかせずに気にせず普通に生活すれば大丈夫、と言われたのを実行したら巻き込まれたりしなかったので現在も続けるようにしているんですよ。皆さんも試してみたらいかがでしょうか。


「笑うな!とりま、今日の分の生徒会の仕事は終わったから帰って、仕事にいこうよ、姉さん」


「そだね」


私たちは生徒会室にいたんですよ。ちなみに放課後です。


私の今の生活はこんな感じです。皆さん、いろいろと苦労があられるかと思われますが頑張ってくださいね。それでは。

親友はもう一つの作品のあの方です。


つづかないと思われる・・・

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― 新着の感想 ―
[良い点] 痣とか、いいと思います。 かっこいいですよね。 [気になる点] 少し、話がよく分かりませんでした。 [一言] 私、妖怪系好きです。
[良い点] 凄く面白かったです。 特に親友の性格とかバッサリしててドストライクでした。(大好きでした 話も設定など細かく書いてくれるのでとても想像しやすかったです。 [一言] 先のお話も楽しみにしてま…
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