閑話 新年の過ごし方 (毎年の年末に書き足していきます!)
あけましておめでとうございます!今年も《双王》をよろしくお願いします!
この話には僕の代表作【この広い世界は】やシリーズ【世界衝突記】に関わる大切な話です。
上記の作品も是非読んでね!
僕は新年には親の実家のあるK県に帰省する。帰省している時にはVRは出来ないが、仕方ない。帰省先にそんなVRができるベッドや高速VR-Fiがあるわけがない。VRゴーグルはネット環境と快適な空間がなかったなら目覚まし機能のあるアイマスクと大差ないだろう。しかも寝てるだけの時は頭に重いのが乗っかってるわけだし。そんなの安眠できるわけない。
毎年帰省の時は瑞恵の家族と帰っている。瑞恵の母方の祖母の瑞香さんはどこ生まれなのか頑なに教えてくれないと瑞恵がぼやいていた。なんでなんだろうな?前に話を聞いた時は家を追放とか言ってたけど。まさか異世界召喚されてたとか…?いやいやいや。そんなラノベみたいな話があるわけないでしょう。
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うちのじっちゃんとばぁちゃんの家のすぐ隣に瑞恵の父方の家がある。ちなみにここら辺一帯は昔は三滝家という華族の敷地だったらしい。どうやら今は、というか100年ほど前に没落してしまったそうな。何故か商売にめっぽう強い家だったのに1人の忌み子を追放しただけで呪われて、ついに没落してしまったらしい。ばっちゃんの方の数代前のご先祖様はそこの優秀な執事で、表向きには当主に忠誠を誓っていたが、実は密かに忌み子を手助けしていたらしい。忌み子の方は全く気づいていなかったらしいが。かわいそうなご先祖さま…。
対するじっちゃんの方。じっちゃんのご先祖様は三滝家の名君だったらしい。潰れかけた三滝家という華族。本来ならなんとか上位の人に目をかけてもらおうと動くところ、三滝家に関わる全ての人の次の雇用先を見つけて、自ら時の帝に返家したらしい。
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『5,4,3,2,1…あけまして、おめでとうございます!!』
テレビが叫んでいる。周りには澄ました顔でスマホを触っていて、テレビの声を聞いた瞬間、「2026年か。健斗、あけましておめでとう」
と言って、またスマホに目を落とした。マイペースだな。とりあえず…
「あけましておめでとう。今年もよろしくね」
「うん!ところでこの人たちどうする?一時間18分ちょっとしたら起きるけど」
いやなんでそんな正確に言えるの?
周りには飲んだくれて眠っているおっさんおばさんらの体が転がっている。飲み過ぎだよ…。
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とりあえず2人で宴会の片付けをしたら、家から少し離れた場所の小さな神社に行く。確か小さいけどちゃんと整備してくれてる人がいるって言ってた。じっちゃんって妙に色々と詳しいんだよな。
小さいし、まだ暗いから人は誰もいない。2人きりだ。
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side瑞恵
帰り道。瑞恵はふと目を閉じる
大丈夫。目を瞑って歩いていても鈍感な健人には気づかれないし、何にもぶつからない。
『ん?これは?ほぉ。トキヨミの血を引くものですか。貴女には今思考を読まれていますね?わかりますよ』
ん?なんのこと?
『ほう、どうやらわかっていないよう。つまりスキルは受け継がれていないが、その残滓と奇跡的な天才の頭脳が合わさって擬似未来予知になっていると。素晴らしい。えーと名前は…ミズエ。貴女には試練が降る。これを誰にも言ってはいけないよ。簡単に言うと、チート能力ってわかる?君を含めた数人にチートを授けて、異世界でどうするのかを見るよ。』
神の見せ物かよ。気分悪い。
『いや、見せ物じゃあないよ。いずれ本物の天災がやって来る。時間切れだ。このことを忘れるな。』
いったい…なに?
実は健人は鈍感に見えて洞察力は強いので…瑞恵や瑞香さんのこともなんとなく勘付いてます。なお、最後の最後で「いやいや、そんなラノベのような話あるわけないでしょう」と思考を止めてしまう…あともう少しなのに!
瑞恵が見たのはあれですね。世界衝突記の途中に出てきます。
2人の血筋についてですね…。これは世界衝突記第零部に関わります
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