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召喚されたリビングメイルは女騎士のようですが契約しますか? オネガイシマス……マスター  作者: think


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進化の先はです!

フレアとアリシアの対戦を観戦した俺は、あまりの興奮でその夜なかなか寝付けないでいた。


〔凄かったなぁ……〕


〔そうですね。最後の最後まで行方がわからない名勝負でした〕


〔なんだかジッとしてられなくなったな。二人をリーディングしていい?改めて戦力を確認したくなった〕


〔私は構いませんよ〕


〔きゅい!〕


どうやら二人とも問題ないようだ。

俺は室内で召喚をすると、ファーナとリュノンが現れた。


〔それじゃまずはファーナから〕


〔はい〕


ベッドに腰掛けている俺は、膝をついたファーナの頭に手を当てる。


「リーディング」


その言葉の下、ファーナのステータスが頭の中に広がっていく。


種族 リビングメイル 性別なし


攻撃2650


防御2100


素早さ1400


魔力2150


スキル


リンクメイル

リンクスタイル

光の剣(多重召喚)

光破斬

イージスの盾

光の翼

感覚共有

耐久性補助スキルLV5

衝撃吸収スキルLV3

維持コスト減少スキルLV4

高テンション時効果上昇スキルLV3


称号 戦乙女 誇り高き魂の主 ファザコン 目覚めし姫 ちょろい女騎士 マン・オブ・ペイン 王の系譜


進化


〔ふむふむ、ステータスは若干伸びてるな。ていうかファーナって性別なしだったんだな〕


〔まあ本体は鎧ですからね。物質には性別はないでしょう〕


〔なるほど……ていうか進化っていう項目があるんだけど〕


〔もしや私の存在の進化ができるのですか!?〕


〔どうだろう?してみるか?〕


〔もちろんです!どうやるのですか!?〕


〔確か授業で習ったのは……〕


ファーナを進化させる。


俺はその思いで頭の中にある項目を想像の手で押した。

その瞬間、ファーナの身体は白く煌めくと再構築していく。


〔おぉっ!力が溢れてきます!これが進化というものですか!〕


特に見た目は変わっていないが、ファーナ自身はその変化を体感しているようだ。


〔またリーディングするぞ〕


〔どうぞ!〕


俺は再び、ファーナの身体を読み取っていった。


種族 ハイエンドリビングメイル 性別なし


攻撃3150


防御3000


素早さ2000


魔力2850


スキル


リンクメイル

リンクスタイル

光の剣(多重召喚)

光破斬

イージスの盾

光の翼

感覚共有

分体

神速

耐久性補助スキルLV7

衝撃吸収スキルLV5

維持コスト減少スキルLV5

高テンション時効果上昇スキルLV5

攻撃補助スキルLV3

消費コスト減少LV2

自律スキルLV1


称号 戦乙女 誇り高き魂の主 ファザコン 目覚めし姫 ちょろい女騎士 マン・オブ・ペイン 王の系譜 超えし者


〔おお!軒並みステータスが増えて新スキルもある!分体に神速だって!どんな効果があるんだ?〕


〔分体はこうですね〕


ファーナの身体が二つに増えた。


〔どっちがどっちだ?〕


〔本体は私ですが、命令以外でもある程度自律して動くことが可能のようですね〕


〔それが自律スキルってやつか〕


〔おそらくそうですね〕


〔それじゃ神速っていうのは?〕


〔その名の通り、速さを強化するスキルのようです〕


〔なるほど、それはまた外で試すとしようか。それにしても進化の影響は大きいな。他にも有用そうなスキルも覚えたみたいだし〕


〔ええ!早く試してみたいものです!〕


〔それじゃ今度はリュノンをリーディングしようか〕


種族 ホーリードラゴン オス


攻撃 950


防御 700


素早さ 600


魔力 450


スキル


火炎

成長促進

激怒

剛爪

維持コスト減少スキルLV1


称号

ドラゴンの子 大喰らい 愛されしもの 進化


〔おっ!リュノンにも進化のタグが出たぞ!?進化させてみるか!?〕


〔いえ、やめておきましょう〕


興奮する俺に対してファーナは冷静に止めてきた。


〔なんでだよ。リュノンが強くなるんだぞ?〕


〔自分で進化してみて思ったのですが、成長途中のリュノンにはまだ早いと思います。もう少し様子見をした方が賢明だと思います〕


〔ふむ……〕


確かに進化させるということは大人になるということなのかもしれない。

ファーナとは違い、リュノンはまだ精神も能力も成長途中だ。

そう焦って進化させるものではないのかもしれない。


〔そうだな。やめておくか〕


〔きゅい?〕


〔ん?なんで?みたいな顔してるな?そんなに慌てて大人になる必要はないんだよ。せっかくこうして出会えたんだ。もっとゆっくり成長していこうな〕


〔きゅいぃぃぃ……!〕


〔おっなんだ?嬉しそうだな……ってああ!魔力が吸われていくぅ!〕


リュノンは俺の左手の指先を咥えると、思いっきり魔力を吸い上げていった。


〔ふふっ、たっぷりと食べさせてあげてくださいね〕


〔きゅいきゅい!〕


〔リュノンも嬉しそうです〕


シュォォォォォ……


魔力を吸われていく中で俺は思った。


……やっぱり進化させておくべきだったか?


だが、嬉しそうに口元をモゴモゴさせるリュノンを見ると、その考えは消えていった。


まあ、こういうのも思い出になるものか。


俺はリュノンが満足するまで魔力を吸わせてやった。

その結果、翌日の朝の目覚めはとても身体が重いものになるのだった。


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