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俺が指輪の物語(仮  作者: トム麻呂
16/45

16話 今更ながらの自己分析




◇異世界の指輪◇

装備分類:リング

成長度:1

防御力:0

魔力値:6

アビリティ:筋力増強+1

サイズ調整

アクティブ:鑑定

パッシブ :魔力自在化

視覚自在化

思考制御


◇説明◇

詳細不明の金属で出来た指輪。



(まず、アクティブ:鑑定を【鑑定】。)


『アクティブ:鑑定 任意の対象についての情報を得ます。』


(…あれ?それだけか?)


 次は魔力自在化を【鑑定】してみる。


『パッシブ:魔力自在化 内在する魔力を任意の内容で発動する事が出来る。』


 もう分かってる内容だな…説明の【詳細部分の金属】はどうよ?


『詳細不明の金属: 魔力感応性の高い金属、高い硬度と粘度を併せ持つ為、@#*…』


 またか最後の方…もう一度。


『詳細不明の金属 詳細不明の金属です。』


 おい、なんだそれ。成長度の時といい、何かが介入してるニオイがするぞ。



 エミリアには…鑑定は人に断りなくかけるのは失礼だよな。本人に鑑定していいか確認してからにしよう。


 今までの自分に対する鑑定結果を振り返って考えると、成長度は命を吸収するって内容をマスクされたな。金属の詳細についてもだ、条件は不明だが知られたく無い内容については返答を改変されてるっぽいな。


 ただし、システムの声は初回対応が甘そうだ。面倒なので【シス子】と呼ぶが、この声ってもしやリアルタイムで返答してたりしないよな?マズい返答したら慌てて誤魔化してる感があるぞ、おい、シス子さんよ。【詳細不明の金属】鑑定!どーなんだよ?


『詳細不明の金属 : 詳細不「おい、これリアルタイムの返信か?」です。』



 ………反応は無いか、まぁいい。マスクされた情報が切り口になる筈だ。


 成長度については分かった、何かを殺すと経験値が入る。よくあるRPGと一緒だ。あのクソ神、魔族と俺を戦わせる気満々じゃねえか。レンゼリア達がいなけりゃ初陣で負けてる予感しかしねぇ。


 それと、俺の体だ。【魔力感応性】っつってたな。魔力に反応する性質って事だと思うが、俺自身に魔力を込めるって事か?それだと元々内在してる魔力は何だって話にもなるが…


 情報はある程度集まったがマスクされてる所が気になる…とにかく何かを殺して成長すれば魔力やスキルが増えるって事だ。まさに経験値か…まるっきりレベル制のRPGだと思えばいいな。


 後、思い出したくは無いが、あのクソ神が言うには【次のイベント】なるものが発生するらしいな、それが何でいつかはわからんが、もう俺は蚊帳の外。イベントアイテムが用済みになってたのを気まぐれでチョイ役に…って言ってて腹が立ってきた。


 …奴の好きにさせてたまるか!

 何が目的か知らんが、俺を捨てると詰む系の地雷アイテムだって思い知らせてやる。

 テメーの次のイベントとやらが上手くいくと思うなよ。全力で邪魔してやるからな。


 今は調整ミス扱いの俺の能力とやらを引き出して、理解するのが一番の早道だと思う。が…

 問題がある…成長度上げは何かを殺す必要がある、俺を装備出来るのはエミリアだけだ。この前のはイレギュラーとして、エミリアに俺が俺の為に何かを殺させる…なんて事は出来ない。



 これをどうする…。

 エミリアに話すのもアレだからな、デラクとレッセン…あの一家を危険に晒す可能性がある。



 あー……んー……全く気が進まないが…。

 明後日レンゼリアに話してみるか…。



 ほんっとに気が進まないけどなぁ…。



 もし、あの時あの自称神に会って、魔族との戦いに参加してたら、出来てたら…今とは少し違ってたのかもしれない。装者じゃなくても話せるし、デクスの子孫にも色々教えてやれたかもしれない、魔術もエナに使った治癒が使えたなら…あの時も…


 今更…だな。そもそも200年前に会ってたら、あの神が俺にどんな事を吹き込んだか分かったもんじゃ無い、恐らくロクでも無い内容だろう。アレが本性だとすれば、俺から見たら立派な邪神に認定だ。




 何を起こそうが思い通りにさせない。俺をこの世界に呼んだ事を後悔させてやる。


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