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拠点づくり(の為の場所探し)

 『それでは君も目覚めたことだし、私はそろそろ帰るとしよう。

これでもなかなか忙しい身なのだよ?君達の世界での経営も楽しいものだしな。』


 そう言って自称理事長が目の前から消えた。

 正直もうどうだって良かったが、周辺の地理程度は教えて欲しかった。

 周辺情報が一切ない状況ではどうやって生きていけばいいのかがわからない、ただ一つだけわかることがある。

 つまりはこのスキルを使わないと生きていけないということだ。

 通常では食べることができないものであろうと捕食できるというわけだ、それに関してだけは便利なのだろう。

 そして、今いる場所は森の中ということで食える植物くらいはあるだろう。拠点探しをしながら探してみるといいだろう、ということで今から行動開始といこう。


□◆□◆□


 意気込んで動き始めて早1時間、腕時計は太陽電池のものだったのが幸いして時間だけはわかる。そして時間がわかることで、徐々に気力が削がれていくのも事実だった。というのも、拠点にできそうな場所はいくつか見つけたのだが、飲料にできそうな水源や食べられるものが見つけられなかったからだ。その二つを確保できなければ今後に不安しか残らないだろう。

 しかしこのまま動き続けても消耗が加速するだけ、むやみに動き回るよりは一度休憩したほうがいいと思い一番近い拠点候補に向かうことにする。


今から向かう場所はやや開けた場所で、周囲には足場にも資材にもできそうな木が密集している。警戒するには難しい場所ではあるが、逆に見つかることも少ないだろう場所であると思って選んだ。

幾つか目印をつけてきていたので、その目印を消しながら目的地に到着する。

するとどうだろう、目的のひらけた場所には何本かのキノコが動いているのであった。


なんだこれ?

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