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プロローグ

ここ十数年で日本は劇的な変化があった。

今までにあった国際問題のほとんどが日本優位の状態で推移していき、日本単体で自給自足ができる生産力を得ることができ、治せない病気はほとんどないと言われるような国になっていった。



そう変化していく切っ掛けと言えるのは、とある大学が日本国内…正確には日本の領海内に突如として出現した土地に建っている大学である。

国際的には日本の領土として認知されており、今では日本の大学として世界中に知れ渡っている。

がしかし、日本の政府には干渉する権利がない。

それは当然といってもいい。

現在の日本はその詳細がわからないが、大学として成り立っているその施設から世に出る人材に頼らないと国が成り立たないくらい依存してしまっている。

今の日本を支えている全てその大学の出身だからである。



世界各国はその技術力や人材育成の力目的で留学生として、自国の学生を送り込もうと画策した。

しかし、大学側は一切の受け入れをせず入学資格があるものは日本国籍のあるものでかつ、日本人のみとした。この対応に対して各国は日本に対して講義を申し立てるものの、日本もどうすることもできず問題となるが、この大学の持ちうる権力により問題はもみ消されることとなる。



現在でも色々と黒い噂の絶えないその大学ではあるが、日本に住むものとしては最高の環境であるといってもいい。

全寮制で特定の学部/学科がなく、学生のしたいことを学ばせてくれるといった校風…と言われており、実際に入学した学生は卒業後に自身がしたいと思っていた分野で幾多の成功を収めているからである。

今ではこの大学に入ることが、日本で最上位の学歴と言われている。



□◆□◆□


『今年入学予定の諸君には私の世界、諸君たちにとっては異世界というのかね?

諸君たちの4年間を私の世界で過ごしてもらうのが、諸君たちの学生生活となる。』



は?これは一体どういうことなのか。

正直自分自身で現状を理解できていないから説明のしようもない。

何故こういった展開になってしまったのか、振り返ってみようか。


□◆□◆□


今年受験の年となって、自分の先のことを一切考えていなかった。

これまで親にも担任にも考えるように言われていたが、楽観視していて一切決めていなかった。

その結果どうなるだろうか?

周囲は受験戦争で血眼になっている中で周囲から取り残されるようになった。

それでも、なんとかなるだろうと考えて動き出さなかった自分が悪いのだろう。


その結果、完全に取り残された。

周囲の人間は大体進路が決まり、その準備のために精力的に活動している。

教師たちも、進路が決まった生徒のサポートのために情報や資料を集めている。

その中で自分だけが完全に浮いている状況だった、担任からもすでに見放されている。

現状を理解している自分も諦めているが、親だけはまだ諦めずに何か道がないかと調べ、話しかけてくれるのが救いなのだと思う。

自身の学力も鑑みて進学先を探してみるが、もう既にいけそうな場所の募集は終わっていて浪人が決まったと思っていた。

がしかし、親が見つけてきた大学の募集要項を見ると自分でもいけそうだと親の勧めもあって募集してみた。


その大学にはとある噂があった、というのも説明会の案内が来たらそれはつまり合格通知と変わらないというものであった。

それを思い出したのは、自分に対して説明会の案内が来たからだ。

噂に関しては親も知っていたのでもしかしたら、ということで小さなお祝いをして説明会の当日を迎えることになった。


そしてこのいきなりの展開である。 

以前投稿していた小説も半端な状態ですが、新しい小説を思いついてしまったので投稿します。

正直更新ペースが遅いのであまり読んでいただけるとは思ってないのですが、意見とかいただけるとすごい励みになるので遠慮なくお願いします。


それでは、この作品を読んでいただきありがとうございます。

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