カゾエウタ。
少しでいいからこの想いが君に届けばいい・・・
そう思っていた。
君にどんなことばを掛けても瞼を開けることは
なかった・・・―。
喧嘩したことも少なくは無かった・・・
僕が悪いのに君に謝らせたこと本当に今となっては
後悔しているよ・・・
本当にごめんね・・・
謝りたいよ・・・
でも、
笑顔で過ごしている時間のほうが長かったよね。
付き合い始めてすぐのときは手を繋ぐのだけでも
必死だったよ・・・
1年記念には家でお祝いをしたよね。
君の料理の上手さには驚いたよ。
2人の記念日は7/7・・・
乙姫と彦星のような奇跡のような日に付き合った僕達・・・。
君と居れる時間がただ、
恋しくて、愛おしくて・・・
結婚しよう―
この言葉の直後、君は姿を消した。
後日知らされた、
君の死―
車に跳ねられ死んだとのことだった。
信号無視の若い男3人組が彼女を跳ねた。
君との人生は長いようで短かった。
僕が思うことは一つ・
次、生まれ変わったらもういちどぼくと恋をしよう―