こんハレ 1-2 「真・夢見」
~~注意事項~~
この小説はフィクションです。そして過激な内容を含ませています。まかり間違ってもこの小説に出てくる表現を現実で実行すると公衆猥褻罪、それに行かなくとも、周りから白い目で見られる、変態と罵られる、友達をなくす、退学になる、親の信用をなくす等々の弊害がありますのでご注意して、妄想を自制できる方だけお読みください。この小説はR-18指定ではありませんがそれに限りなく近い内容を目指して執筆しています。万が一運営さんの方からR-18指定のほうへ移ってくれ、とお達しがあった場合はこの小説を停止します。ご了承下さい。
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えー、皆さんに大変申し訳ないことがありまして、それにつきまして謝らなくてはいけません。
前回、あとがきにて
文人「タイトルと内容が全然一致してないじゃないか!!タイトル変更しろよ。」
と行く台詞がありましたが、よくよく見返すと、
サブタイが消えてんじゃねぇか!!ということに気がつきまして…。
不思議に思われた方も大勢いると思われます。ちゃんと修正しました。用意したタネが消えていることに気付かずにネタを披露して…。くっ、今まで何回言ったか覚えてないが
一生の不覚!!
(君は今まで食べたパンの枚数を覚えているかい?)
そんなこんなで今回こそはタイトルに沿う作品になります。
なるでしょう。
なりたいな。
なったらいいな。
2011.4/30 畑山香樹さんの指摘部分を修正
文人
「いってきま~す。」
そんなこんなで俺は家を出た。悪夢を見たから今日はついてない日だと思っていたがこっち方面でもついてない日だとは…。というか勉強よりも真っ先にこっちの方を注意すべきだったかなorz
A.M8:01 ~西橋家~
ピンポーン
文人
「お~い、咲――――」 そこから先は発することができなかった。
ガチャーーーン(西橋家の玄関は引き戸です)
咲弥
「いや~ん、あっやと~~~❤」 何か飛んできた!?親方、前から女の子が飛んできたよ!!
文人
「ぐはっ!」フライングダイビングホールドを喰らった。何とかこらえたが倒れるのも時間の問題だ。
咲弥
「も~~、文人ったら遅いんだもん。もう少し遅かったら自分でするところだったよ❤」
文人
「何をだ、何を!」 「えっ、それは当然―――」
「それに遅いったって1分じゃねぇか!おまけにもう少し扉を労われ。壊れるだろうが!いや、音的にもう壊れたやもしれん。」
西橋 母
「あらあら、咲弥ったら。朝からお熱いわねぇ。」
文人
「おばさん、笑ってないでこれをどうにか――
あっ、無理!倒れ――――げはっ。」
A.M8:17 ~刈竿中央高校 2-ほ組~
文人
「いたたた。くそっ、咲弥のやつ~。」
敦
「? どうした文人?腰を痛めたのか?」
文人
「ん?おぉ、バッシーか、おはよう。いやな、咲弥の奴が飛びついてきて…。」
敦
「あぁ、それで腰を使いすぎて痛めたか、朝からハッスルな奴だなぁ。」
文人
「ちが~~う!!断じてちが~~~~~」
三津子&弓月
「「詳しくお聞かせ願えます(怒)」」ゴゴゴゴゴゴ
文人
「だぁ~、お前らもお約束通りに出てくるなーー!!
うぐっ!いたたた。」
麗奈
「あちゃー、こりゃ重症だね。保健室言ってきたら?先生には私から言っておくからさ。」
三津子
「そうですね。痛みが引かないようでしたら大事を取った方がいいですね。」
弓月
「その意見には私も賛成だ。腰は男の命と聞く。私が使うときに使えなくなるのは寂しい。」
? あれ、弓月さん、しれっと危ない発言をしたような・・・。
文人
「あぁ。じゃ、お言葉に甘えて行かせてもらうよ。
どっこいしょ。あー、いたたた。」
「じゃあ、文人君を保健室まで連れて行くのは私のお役目だね♪」
文人&麗奈&三津子&弓月&敦
「「「!?」」」
洋子
「だって私、保険委員だしね♪」
しまったーーー、さっきから出てこないと思ったらこんなところに罠を仕掛けていたとは…。恐るべし。いや、こんなロりっ子フェイスをしていても俺たちと同じくらいの時を生きている。子どもに見えても頭の中は計算高いに違いない。そうでなかったらこのタイミングでこの発言は出ない!!
三津子
「くっ。」 おっと!?こんな時のストッパーが機能しない。仕事ということで手を出せずにいるのか…。
弓月は…、
駄目だ。論破不可能と察知してか定規を取り出した!こっちは手を出させてはいけない!!
キーンコーンカーンコーン
ガラッ 麻耶先生(2ⅹ歳)が入ってきた。
グゥゥゥレイトォーー!!ナイスタイミングだ、チャイム!あまりにも完璧すぎてこれも仕組まれたものではないかと疑ってしまうほどだ。これで俺が先に先生に言って「一人で行けます。」と伝えれば完璧!いくら洋子でも先生を味方にすればこっちのものだ!
ん?なにぃ、詳しい説明は失敗フラグだとぉ?この小説はなぁ、フラグを折れるようじゃなきゃやっていけないんだよ!!
いくぞ、いざ、先生の下へ!!!!
いてっ! 洋子「せんせー、文人君が腰が痛いそうなので保険委員の私が―――」
がぁーーーー、しまったぁーーーーーー!!!!今の俺は腰を損傷して機動力が格段に落ちている。フラグが、フラグが努力空しく立ってい
麻耶先生(2ⅹ歳)
「あぁ!!」
この時、教室は五月も半ばだというのに、凍りついた。
麻耶先生(2ⅹ歳)
「腰が痛いぃ?若いのにおませな餓鬼やなぁ、勲壬文人!(クレッシェンド)」
なん・・・だと・・・。
くそっ、今日の先生はサタンモードかっ!これは予想していなかった。
※サタンモード
麻耶先生(2ⅹ歳)の持つ5つのモードの中で一番危険なモード。麻耶先生(2ⅹ歳)は前日の彼氏とのイチャイチャ度で態度が変わる。
ヴィーナスモード(ラブラブ)ニコちゃんモード(楽しい)ノーマルモード(並)サイレンスモード(鬱)そして、サタンモード(喧嘩)
サタンモードになると893がインストールされ誰にも手がつけられなくなる。
文人
「い、いや、あの、そのですね。お、おませとおっしゃられますけど私の腰はですね、そっち方面でダメージを受けたのではなく地面に激突したからでありまして…。」
くっそぉ~、完全に標的がこっちに向いてやがる。誰かに助け船を出さなくては…。
敦:机の下に避難 待て待て待て、気持ちはわかるが対処法としては最悪だぞ
麗奈:ケータイ なっ、この状況でケータイだと!?勇者かあなたは!?違う違う違う、なすりつけるならこいつだな
三津子:私は石だ、私は石だ、私は・・・ お~っと、級長にあるまじき不干渉宣言!?
弓月はいないから残るは、元凶!南・ジューン・洋子!!
洋子:頑張って♪ 殺す、いまだかつてここまで残酷な頑張っては見たことがない
ともかく麗奈になすり…、いやいや助け船を―――― !?
ケータイがしまわれている!?
くそっ、感ずかれたか。口元がニヤリとしているぞ!!
麻耶先生(2ⅹ歳)
「保健室行きたいのなら勝手に行って、勝手に死ね。STの邪魔をするな!!」
教職者,聖職者にあるまじき発言。訴えたら勝てるが訴える勇気が俺にはない。
ヘタレじゃないぞ、相手が悪すぎるんだ(TωT)
だが、これで一人で行ける口実ができた。けがの功名!人間万事塞翁が馬!数時間前に亜里抄に行った台詞はなんのそので故事を言いまくるぜ☆しかも、事業に出なくていいから当たらない!!
文人
「わかりましたぁ!私はお邪魔なので早々に行かせていただきます。」
人間恐怖を目の前にすると痛みを感じなくなるって本当だな…。保健室まで走れたよ。
そして悪化したOTL
A.M11:24 ~保健室~
神童中
「じゃ、ちょっと事務室にいるから何かあったら非常ベルを鳴らせよ~。」
文人
「ふふ、わかりました。理由聞かれたら神童先生が押せって言ったからと答えます。」
中
「たくっ、冗談の通じねぇ奴だな。」 ガラガラガラ、ピシャン
今のは神童中。ここの保険医だ。名前からわかる通り男の保険医だ。ちゃんとした性格をしている。お父さんと同じ属性ではないことを彼の名誉のために明言しておく。
・・・・、こんなことわざわざ言わなくちゃいけないなんて、どんな小説だorz
神童先生の話だと本当に単なる打ち身らしい。ただ無理に動かしたことによる悪化もあり先生のマッサージとシップ、部活禁止をくらった。先生曰く「腰はいつも使うから治りが悪い。完全に治るまでスポーツは自粛するこったな。」くっ、部活ができないとは…。こんな理由でドクターストップなんて、絶対にあいつら(部活の仲間)に冷やかされる。
で、俺が保健室で大人しく寝ている間に級長やら洋子やらが面会を希望したそうだが全て追いやってくれたそうだ。GJ。
文人
「ん? あれ~?なんだったけなぁ~。」
夢を見た記憶はあるのにどんな夢だったかが思い出せない。う~ん、何とも歯がゆい。まぁ、夢なんてこんなもんだよな。今日みたいにインパクトや刻み込まれた記憶じゃないと…、
あれ?
そういえば咲弥のやつ、登校するときいっつも今日も夢を話すよな…。
よく覚えてんな~、あいつ。R-18の記憶なんてあるわけないから・・・・。余ほどインパクトがあるのか、俺の出てくる夢は・・・・。あいつならできてもおかしくない。
P.M12:15 ~保健室~
キーンコーンカーンコーン 昼休みである。
ドドドドドドドドドドド 何かが近付いてくる
バァーーーーン 勢い良く扉は開かれ、
三津子&洋子&弓月&咲弥
「文人君、お昼!!!!!」
中
「もうここにはいないぞ。」
同刻 ~図書室~
文人
「ふぅ~、ここに来ればもう一安心。いっただきま~っす。」
P.M12:25
香
「先輩、私より先にいるのでしたら仕事してくださいよ。」 言葉のナイフが飛んできた。
文人
「腰が痛いんだ、勘弁してくれ。それに今の時期じゃあまり人は来ないだろ。」
香
「それは問題ではありません。仕事しようとしないことが問題なんです。仕事があるなしはその次です。というかそんな状態でよくここまで来ましたね。」
文人
「仕方がないだろ!俺が休めるところはここしかないんだよ!」
香
「・・・・・。先輩、なんか魂の叫びというか、切実ですね…。」
P.M13:25 キーンコーンカーンコーン 予鈴がなった。
香
「先輩、教室まで行けますか?」
文人
「ああ、なんとか。
おっ!そうだ、早坂。」
香
「? 何でしょうか?」
文人
「今日、どんな夢見た?」
香
「えっ?う~ん
思い出せませんね。なんかの心理テストですか?」
文人
「いや、俺個人で気になっただけ。そうだよな。ふつうは覚えてないよな…。」
香
「変な先輩。」
教室に戻ると麻耶先生(2ⅹ歳)がノーマルモードに戻っていた。どうやら彼氏から電話があったらしい。いつものグループが「大丈夫?」をはじめとして「今日は私の胸で眠りなさい。」まであったがいつも通りに授業は終わった。俺の本心としては部活もしたかったが「一度病院で診といてもらえ、無駄足でもな。」と神童先生の言葉に従った。
だって痛いし。
というわけで、今日は一緒に帰れないことを伝えに2―ろ組へ向かった。
P.M16:07 ~2-ろ組~
咲弥
「えっ!?」
文人
「ごめん、咲弥。そういうわけだから今日は一緒に帰れない。」
咲弥
「・・・・、仕方がないよ私のせいだもん。お大事にね。」
その表情は暗かった。無理もない。例のストーカーはまだ捕まってはいないのだから。俺は追っ払っただけだ。咲弥も見たことない人だったといっていたし。
文人
「そ、そうだ。今日の俺、物凄く夢見が悪くてよ、案の定、今日一日は厄日だったよ。」
俺は話題を逸らそうと懸命になった。
「そこでふと思ったんだけどよ、咲弥っていっつも夢の話をするよな。よく覚えていられるな。俺なんか今日のような悪夢じゃなきゃ覚えてなかっただろうに。」
咲弥
「!? ・・・・・・・・・・、それはそうだよ。文人の夢だもん。」
何かぎこちなく聞こえたような気がした。
医者に診てもらったがやはり無駄足だった。これといった解決法も処方もないまま部活は控えなさいと言われた。
何か咲弥の態度がおかしかったので、病院の後咲弥に電話を入れた。電話に出たあいつはいつもと変わらない声だった。しかも俺からかけたってことで余計にテンションが上がったらしい。
俺の思いすごしかな?
P.M?:??深夜 ~西橋家~
足が動かない。声が出ない。イヤ、来ないで!
その瞳は舐めるように私を見て、その口はニヤリと不気味に笑う。
逃げろ!逃げろ!頭では分かっている。でも体が動かない。
一歩一歩、ゆっくりとしかし確実に私に近づいてくる。心を追い詰めてくる。
怖い怖い怖い怖い怖い・・・・・・・。恐怖に支配されるのを肌で感じた。
「やあ、久しぶりだね。」男が語りかける。でも聞き覚えもなし会ったこともない。
心臓の音が聞こえる。嫌な汗が止まらない。
「君を…、待っていたんだ。」男は語り続ける。でも何を言っているのか理解できない。
痺れた頭をフル回転させる。近づいたおかげで寄り顔がはっきり見えるようになったがやはり記憶にない。
「会いたかったよ。君もそうだろ。」そう言って男が手を伸ばす。そしてその手が私の肩に――――――――――――――
ガバァッ!!
咲弥
「ハァハァハァ。」時計を見る。まだ深夜2時ちょっとだ。
「また、・・・、またあの夢を見ちゃった。まぁ今日はおねしょしなかっただけでもまだましね。」
何故か笑いがこみあげてくる。自虐的な笑い。
あの事件の後週に4~5回はあの時の夢を見る。その夢のせいで高校生にもなって尾根所をするようにもなったし寝るのが怖くて不眠症になりかけたりもした。
「・・・・・・。」
文人
「よく夢を覚えてられるな。」
「ほんと、よく覚えてるね。私…。」
そう言って私は再び眠りに着く。明日になれば文人に会える。迎えに来てくれる。そんなことを願いながら・・・。
文人
「なげぇよ!」
KEE(神 兼 作者)
「いたっ。」
文人
「お前も長い小説を読むのに苦しんでたろ。ソレをお前がつくってどうする!」
KEE
「いや~、詰め込みたいものをすべて詰め込んだ結果だよ。それに・・・。」
文人
「? それに?」
KEE
「あの頃の僕は未熟だったのさ。小説を書いていていろんな作者の苦悩を知ることができたよ(キラッ」
文人
「だまれ!それはお前の文章構成能力とようやく能力が足りないせいだ。そしてそは遠回しに他の作者様を批判しているのと同じだ。
よし、歯をくいしばれぇ!!」
KEE
「うわぁ~~」 ネチャァ
文人
「げっ、すっげぇ嫌なヒット音だな。
とそれはともかく最後の最後でダークになったな。」
KEE(復活☆)
「うん、元々はこの最後の部分と前回の最初、君の夢の部分を入れるがためのサブタイだったんだ。」
文人
「きれいに書き忘れてたけどな。」
KEE
「ぐっ。いいもん、いいもん。もう修正してあるもん。」
文人
「だからおっさんがそんな台詞はいても気色悪いだけだって。」
KEE
「分割しなかった理由の一つにそのサブタイも関係しているんだ。もし引き延ばして次に行ったらおそらく『こんハレ 1-3 続・真・夢見』になっていただろう。」
文人
「う~ん、確かに語呂が悪いな。
あっ、ふと思ったんだがシリアル編に入ったからかお色気パートがなくなっているような。まぁ俺としてはこのままの方がいいんだが、そうすると流石にこの小説の存在価値が消えるから困るんじゃないか?」
KEE(読み返し中)
「ふむふむ、!? 本当だ!?よ~しこうなったら次回はスーパーロエロエタイム文人無双!クラスの操は俺のものだ!!編を。」
文人
「待て待て、NGワード回避のせいで語呂が悪い。ってそんなことよりなんだそのタイトルは!!これだけ伏線張り巡らせて無視するな!そして俺を巻き込むな!」
KEE
「どうどうどう、落ち着いて。所で話は変わるんだけどさ。」
文人
「何だ!」
KEE
「後書きでもすごい尺を取ってるよね~~~(笑)」
文人
「あっ!」