第8話「私の説明書」と「働ける仕事」
――62歳、診断されたら“素直すぎる女”でした
もし、あなたの“説明書”があったら――
最初のページに何て書かれると思いますか?
私は今回、62歳になってから、
「あなたはどんな人ですか?」と
ちゃんと聞かれたのは、初めてでした。
「子どものような素直さ」
……うん、笑っていい。
今日はそんな、
自己理解のジェットコースター2日間 をお届けします。
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1|性格診断&適職テストで「私の取扱説明書」完成
午前はテスト三昧。
エゴグラム・興味検査・GATB……
まるで “62歳の再・職業能力ドック”。
✦ エゴグラム
結果はこちら↓
・母性 → 強い
・自由な子どもの心 → 強い
・大人の心 → やや低め
そしてアドバイスがこれ。
「興奮したら1〜10まで数えましょう」
「買い物は下調べをしてから」
……はい、62歳に出す注意じゃない。
完全に “小学5年生の生活指導”。
でも、ちょっと笑ってしまった自分がいる。
✦ 職業興味検査
心惹かれたのは――
・作家
- え、作家?
今このパソコンで、必死に『ぬ』の場所を探している私が?
その診断結果を見た瞬間、心臓がトクンと鳴った。
パソコンスキルはまだ赤ちゃんだ。
でも、言葉で誰かに何かを届けたいという種火は、62年間、ずっと私の中にあったのかもしれない。
たしかに私はずっと、言葉で自分の人生をこじ開けてきた。
✦ そして完成した「私の説明書」
検査結果に並んだ言葉たち↓
・思いやり強め
・新しい挑戦が好き
・子どものような素直さ
・率直で裏表がない
さらに“環境の適性”としては、
→ 「心地よさ・ワクワク・力を発揮できる場」
そして導かれた適職は――
・学校関係
・ 研修・教育系
・児童相談員
……え?
なんか急に、人生のスポットライトが当たり始めたんだけど?
机の下で、こっそりガッツポーズ。
「私、楽しく働けるかも。」
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2|“働きたい仕事”と“働ける仕事”の大きな差
午後は就活モードに切り替え。
・応募書類
・求人票の読み方
・仕事の探し方
講師のひと言が胸に刺さる。
「働きたい仕事」と「働ける仕事」は違います。
まさに今の私。
理想:カウンセラー・学校系。
現実:求人票とにらめっこして出た答えは――
官公庁の窓口業務、60代でも応募可能、安心・安全。
しかし(※Excel必須)
避け続けてきたExcelが、ここで本編に乱入。
夢を諦めたわけじゃない。
ただ、夢に近づく順番を決めただけ。
遠回りに見える道ほど、実は一番安全だったりする。
でも不思議。
ここまで来ると腹が決まる。
「よし、パソコン叩き込もう。」
職業訓練校に来た意味が、ここでようやく “ストン” と落ちた。
【 質問】
あなたの説明書の1行目には何を書きますか?
(食いしん坊/凝り性/心配性/涙もろい…なんでもOK!)
“自分を知る”は、再出発のいちばんの武器
今回の2日間で感じたこと。
・ できることが増えると、未来の選択肢も増える
・ 自分の長所は、自分では意外と分からない
・ 62歳でも「素直さ強め」って書かれる(悪くない)
・自己理解は、“迷子の地図”を描き直す作業
アラカンの再出発は、
がむしゃらに頑張るんじゃなくて、
“自分の味方になる練習”。
そう思えた2日間でした。
62歳で分かった。“自分を知る”は最強の再就職スキルだ。
今日の考察テーマ:自分を知ると、未来は勝手にひらけてくる。
次回予告|第9話
熟女だらけの教室に突然現れた“爽やか王子”。
21歳男子の「ここどうぞ」で、
還暦おばさんの反射神経が覚醒!?
……はい、推し活デビューおめでとう私。




