第4話|平均年齢ショックと試験地獄!?
――アラカン、20代の肌ツヤに心がザワつく
新しいクラスに入るとき、
年齢に関係なく、人はまず同じことをチェックする。
✔ 同世代いる?
✔ 若者の中に混ざって浮かない?
私もその“人見知りGPS”を発動させながら迎えた初日。
そこで待っていたのは――
・肌ツヤ最強の20代
・毎月テストの地獄
・友情が芽生えた瞬間の「LINE禁止」
という、予想外のジェットコースター初日でした。
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1|クラス平均年齢の“肌ツヤパンチ”
教室に入り、まず人数と年代をチェック。
8名クラスの内訳は――
20代前:3名
50代?:3名
見た目→アラカン:2名(※その1人が私)
「お~仲間いるじゃん!」とテンション上がった瞬間。
前列の若者、肌がまぶしい。
蛍光灯の反射を跳ね返す“天然レフ板”。
その瞬間、
私のシワ3本、新生。
「え、私……この肌ツヤ軍団と6時間、同じ空間に?」
初日から、年齢差の静かなボディーブローが効いてくる。
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2|テスト制度、普通に地獄。
講師の説明が進むほど増えていく、冷汗ワード。
・毎月テストあり
・60点未満 → 再試験
・再試験は2回まで
・3か月全て合格しないと卒業証書ナシ
……うん?
私、卒業できない未来が“予告編レベル”で見えましたけど?
ここでアラカンの特殊スキル発動。
外面:冷静。内面:阿鼻叫喚。
(心の声)
「まずいまずいまずい(無限ループ)」
(顔)
「ふむふむ、了解しました〜」
大人の演技力、恐るべし。
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3|眠気MAXなのに、雑談だけ覚醒する体質。
講師が淡々と冊子の「初めに……」を読み始めた瞬間、
私の脳内に“舟こぎスイッチ”がON。
最前列なのに眠気MAX。
しかし。
パソコンと関係ない雑談に突入した瞬間――
シャキーン!
この落差、自分でも笑う。
もはや体質。宿命。
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4|友情、芽生えた瞬間に“禁止令”で枯れる
説明会が終わった直後、女性が小走りで近づいてきた。
「面接のとき隣でしたよね? また会えてよかった!」
あぁ……
この方は “面接戦友”。
胸がふわっと温かくなる。
「やった、初日で友だちできた!」
心で全力ガッツポーズ。
……が、その数秒後。
講師
「生徒同士のLINE・SNS交換は禁止です」
え?
友情、そんな“秒で摘むスタイル”ある?
でもここで昭和魂が火を吹く。
“合法ギリギリ雑談術”発動。
「お弁当派ですか?」
「通学どうしてます?」
さりげない雑談で距離感をつなごうとする私。
もうこれ、青春。
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5|座布団と共に、アラカン戦士は立ち上がる
帰り道、その足でホームセンターへ直行。
・背中用ふかふかクッション
・お尻用やわらか座布団
2点セットを即買い。
レジに向かいながら、なぜか気分が高揚していた。
「よし。明日からは“背中もお尻も天国モード”だ。」
新しい筆箱を買った小学生みたいなワクワク感。
アラカンにも“新学期のときめき”ってあるんだなぁ。
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【 質問】
「初日、あなたが一番気にしたのは
①人間関係 ②内容 ③持ち物 どれでした?」
初日はしんどくて、そしてちょっと楽しい。
年齢差ショック、
テスト制度の恐怖、
友情→即禁止の悲喜劇、
眠気と覚醒の乱高下。
たった1日で感情フルコース
でも、ふと気づいたんです。
「知らない場所に飛び込むのって、やっぱり楽しい。」
60代だからこそ味わえる“新しい青春”がある。
これが、私のアラカン物語の始まりなのかもしれない。
今日の考察テーマ:新しい環境は“年齢差”より“姿勢”で決まる。
次回予告|第5話
タイピング1時間で薬指だけスト起こす。
哲学シートでは19歳男子に人生観を問われる。
横文字にフルボッコされながら、今日もパソコン触らず。
学び直し、方向性これで合ってた?
アラカンの“混乱MAXデー”をお届け。




