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第47話(最終話)62歳、未来へ向かう日 ――8人の旅立ちと、私の新しいスタート

訓練校を卒業して1か月。

静かな部屋でパソコンを開くと、

ふと、あの教室の笑い声が胸の奥でよみがえった。


けれど私はもう、次の場所へ向かっている。


公的機関への応募。

少しだけひるみながらも、空を見上げて思った。


――62歳で挑むのは、無謀じゃない。

本気だ。


Wordで泣き、

Excelで踏ん張り、

PowerPointで自分の言葉を語った三ヶ月。


あの時間が、

「前に進んでいい」と、私の背中を押してくれていた。


仲間たちの“その後”も、少しずつ届き始めた。


それぞれが、それぞれの場所へ。


でも――


全員が、前を向いていた。



そして――私。


内定通知が届いた。


62歳で、公的機関の仕事に就く。


あの三ヶ月が、ちゃんとつながった瞬間だった。


帰り道、思わずつぶやいた。


「私って……やるときはやるじゃん。」



あの教室は、

ただの訓練校じゃなかった。


人生を、もう一度信じ直せた場所だった。



そして私は、

次の場所へ向かう。


公的機関での、新しい日々。



……そう思っていた。


完(?)

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