表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/15

第3話|水着NG!? アラカン面接の赤面コント

――そしてまさかの“イケメン面接官”再登場事件


「面接」。

たった二文字なのに、アラカンの胃にクリティカルヒットする魔法ワード。


今回は、

水着禁止事件 → イケメン再会 → 赤面コント

という怒涛の三段オチ。


あなたはきっと、

「これ、未来の私かもしれん…」

と笑いながら読めます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

1 |面接前夜、検索沼に沈む


本番前、人はつい検索してしまう。

そして大体、傷つく。


「面接 落ちる人 特徴」


出てきたリストが地獄の五七五。


・就職する気なさそう

・コミュ障

・欠席しそう

・体力なさそう

・……高年齢

最後の一行で心が即死。

はい私、62歳。直撃ストレート。


でも冷静に考えた。


やる気はある。

体力もそこそこある。

記憶力だけ「Wi-Fi弱者ルーター級」だけど。


ここで逃げたら、私はまた

“毛糸玉と静寂”という名の日常ダンジョンに帰還してしまう。


それはイヤだ。

外に出たい。

まだ私、伸びしろの残量ゼロではない(はず)。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

2|水着禁止事件


そんな不安を抱えながら、訓練校窓口へ。


私「面接の服装って…スーツですか?」

職員さん(爽やかイケメン)

「常識の範囲で大丈夫ですよ。まぁ、水着じゃなければ(笑)」


……水着???


いや、還暦でビキニで面接来る人いる?

(いたら逆に尊敬する)


この時点で、変な緊張がほどけてしまった。

相手が爽やかすぎたせいだ。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

3|そして面接当日


そして迎えた面接の日。

ドアを開け、席に座った瞬間――絶句。


水着発言のイケメン職員、再登場。


はい、終了〜〜〜。

だって私、この人に全部聞いたんですよ。


「62歳でも受かりますか?」

「服装はスーツでいいですか?」

「水着はNGですか?」

(※言ってないけど脳内では言った)


穴があったら入りたい。

いや、自分で穴掘って即入居したい。


私の人生、赤面コントの頻度、多くない?

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

4|しゃべりすぎ問題


面接は15分。

聞かれたことには答えた。

……はず。


ただし、

「簡潔に」と言われていたのに、

気づけば、私の人生相談から編み物の情熱まで語り倒すTEDトーク並みの大演説。


「簡潔に」という面接官の視線が、途中から「もうお腹いっぱいです」という遠い目に変わったのを、私は老眼のふりをして見逃した。


でもいいの。

しゃべりすぎるのが私。

黙ると余計あやしい年齢だし。


最後の退室時、私は言った。


「やる気だけは100倍あります!!」

声は震えぎみ。

気合いだけは高校球児。


【 質問】

あなたは面接で“やらかし”、あります?

(私は初回からフルコンボでした)


恥をかいても、アラカンは前へ進める

この日、私の人生は完全にコントだった。


正直、帰り道で「やっぱり私、場違いだったかな」と思った。


・水着禁止が頭から離れない

・面接官、よりによってイケメン再登場

・赤面で集中力ほぼゼロ


昔の私なら逃げていた。

恥をかくくらいなら挑戦しなかった。


でも今は違う。

奇跡は、恥をかく人にしか起きない。


そして私は、その日ひとつ強くなった。


今日の考察テーマ:面接前夜ほど、年齢の重さを実感する瞬間はない。

挑戦できるのが私たちの強み。


次回予告|第4話

『平均年齢の壁! アラカン、20代の光に溶ける』


・初日、20代の肌ツヤにシワが3本増加

・毎月テスト&再試験2回の脱落ルール発覚で蒼白

・やっと友だちできたのに「LINE禁止」で青春即死

・明日からの味方は“座布団”だけ


アラカンの静かな革命、ここからスタート。

お楽しみに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ