第18話 「“置いて帰っていいですよ”は甘い罠!」
――予習ゼロで即・地獄落ちのアラカン
パソコン講師が優しく微笑んで言う。
「テキストは置いて帰っていいですよ〜」
――はい、その言葉を100%信じた私は、
翌日 Word地獄の1丁目 に落ちました。
アラカンのみなさま。
若者の優しさが、時に“罠”になること……ありますよね?
1|イケメン先生の一言、アラカンには落とし穴。
訓練校に通い始めた頃。
推し(21歳ミュージシャン君)は爽やかにこう言った。
「重いですし、テキストは置いて帰って大丈夫ですよ」
……その一言を聞いた瞬間、私は反射で頷いた。
私「は、はい!もちろん!!
(推しの言葉は、当時の私には法律だった)」
アラカンの素直さ、ここに極まれり。
その日から私は毎日、
教科書を机に置きっぱなし。
まさかそれが、
“地獄ルートの分岐点” だったとは。
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2|翌日、地獄の門が開く
Word授業2日目。
先生「では昨日の続きからいきましょう〜」
私(昨日? ……なにやったっけ?)
周りは、スイスイ、スタスタ、サクサク進む。
一方の私は――
・ 昨日の内容 → ほぼ記憶ゼロ
・どのタブ開けばいいかすら不明
・ 「先生すみません!!」を連発して授業を止める
・ 自己嫌悪で胃がキュッ
置いてけぼりって、こういう感覚だったんだ。
昭和の遠足で迷子になった日の記憶がフラッシュバックした。
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3|気づいてしまった“残酷な真実”
この瞬間、ようやく理解した。
職業訓練校は、「その日だけ頑張る場所」じゃない。
前日の理解が、翌日のスタートラインになる世界だ。
――つまり、
置いて帰ったのはテキストじゃなく、
“自分の命綱”だった。
授業システム、それは――
前日の内容が、翌日のスタートライン。
だから本当は、
・家で復習
・テキストで予習
この2つが、
アラカンにとって“命綱” だった。
つまり、あの日の「置いて帰って大丈夫ですよ〜」は、
アラカン基準では、地獄の入口(甘い声つき)。
推しの言葉だから即採用したけど……
悪いのは推しじゃない。
私の “純度100%の素直さ” だった。
(エゴグラムの診断よ……当たってた……)
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今日のまとめ
・「置いて帰ってOK」は信じると即死系トラップ
・ アラカン、予習なしでは5秒で迷子
・テキストは命綱。肌身離さず持ち帰るべし
【質問】 あなたの “先生を信じて大失敗したセリフ” は何ですか?
例:
「簡単ですよ〜」
「すぐ終わりますよ〜」
「今日の授業は楽ですよ」
昨日はちょっと泣きそうになったけど、
今日からは テキスト持ち帰り勢 に転生しました。
未来は……きっと明るい!(と信じたい)
【19話・予告】
教科書はミスプリ連発、
先生は迷走、
若者は全修正。
今日のWord授業は――
「誰を信じる!?」のサバイバル戦。
結論:
先生 < テキスト < 若者。
アラカン、正しい道を探す旅へ――!




