第13話 62歳で通って分かったこと(5つ)
――結論:62歳、やっぱりまだまだ伸びる。
結論から言います。
職業訓練校は、
「パソコンを学ぶ場所」じゃありませんでした。
62歳の私にとっては、
・折れかけた自信を立て直し
・ 過去の黒歴史を更新し
・未来の選択肢を増やす場所
今日は、実際に通ってわかった
アラカン目線のリアルなメリット5つをまとめます。
1|思っていたより、ずっと早かった
独学はこう。「わからん……終了。」
でも訓練校は違う。
私「先生! カーソル消えました!!」
先生「大丈夫、そこに隠れてるだけですよ〜」
この“秒速レスキュー”。
ストレス100 → 5へ激減。
独学で一番つらいのは、「分からないまま一人で止まること」。
訓練校は、止まりそうな心を、毎回すくい上げてくれる場所だった。
息子に聞くより100倍空気が優しい。
家族だとつい「さっきも言ったじゃん」
「ググれば?」なんて冷たい風が吹き荒れるけれど、訓練校の先生は仏の微笑み。
“聞いても怒られない環境”は、砂漠で見つけたオアシスのよう。
安心して「分からない」と言えることが、こんなにも心を軽くしてくれるなんて。
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2|勝手に“新しい考え方”が入ってくる
驚きなのは授業の幅。
・就活の基礎
・コミュニケーション
・ライフプラン
・自己理解
・社会人基礎力
パソコンを学びに来たはずなのに、気づけば
「これから、どう生きたいか」を考えさせられている。
スキルより先に、思考が更新される。
これが想定外で、一番大きな収穫だった。
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3|便利機能が雪崩のように押し寄せ、日常まで軽くなる
独学時代の私はCtrl+C と Ctrl+V でドヤ顔していた。
でも訓練校は違う。
・ショートカット
・時短ワザ
・Excelの裏技
・トラブル対応
「え!? こんな機能あったの!?」の連続。
パソコンが使えるようになるって、仕事のためだけじゃない。
毎日の「めんどくさい」が減る。
これだけで、人生の疲労度はかなり下がる。
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4|就活が“黒歴史”からアップデートされる
履歴書、職務経歴書、添え状、封筒……
全部、間違ってました。
・書類の入れ方
・写真の貼り方
・封筒の書き方
・添え状の意味
「年齢のせい」だと思っていたことの多くが、
実は「やり方を知らなかっただけ」だった。
知った瞬間、
過去の自分を責める理由が一つ消えた。
「面接呼ばれない理由、ここだったんか〜!」と膝を叩いた。
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5|資格は、未来を見るためのメガネ
目は老眼でも、未来はクリアに見たい。
MOS(Word・Excel)を取る人も多く、
資格は、「まだできる」を他人にも、自分にも説明できる材料。
アラカンにとって、これは想像以上に強い武器になる。
意外な真実。
アラカンでも全然取れる。
むしろ今だからこそ武器になる。
資格=未来が見えるメガネ。
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◆まとめ
職業訓練校で得たものは、これでした。
・ 心が折れにくくなる
・考え方がアップデートされる
・ 生活が軽くなる
・過去が報われる
・ 未来に自信が持てる
ただのパソコン教室じゃない。
「まだ伸びる自分」を体感できる場所。
◆向いている人/合わないかもしれない人
✦ 向いている人
・独学で何度も挫折した
・聞くのが苦手で我慢してきた
・年齢を理由に自信をなくしている
・これからの働き方を考えたい
✦ 合わないかもしれない人
・完全に一人でやりたい
・人と関わらず学びたい
・「もう何も変えたくない」と決めている
どちらが正しい、ではない。
ただ、今の自分に合うかどうか。
今日のテーマ:環境が変わると、人生の見え方は一気に変わる。
あなたなら、
訓練校で何を学んでみたいですか?
もし今あなたが、
「もう歳だしな…」と立ち止まっているなら。
変わるのは年齢じゃない。
環境のほうです。
一歩踏み出すと、
景色はあっけないほど変わります。
学び直しは、若返ることじゃなく“前を向き直すこと”だった。
次回予告|第14話
座学進級テスト前夜の阿鼻叫喚。
エクセル・敬語・倫理・PCの基礎……
脳の容量:パンク寸前。
アラカンが挑む、初めての“定期テスト”。
どうなる、私。




