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3.後悔(ルヴィン王子視点)

 宮廷内は騒がしい。兵士や使用人たちが、血相を変えて走り回っている。


 それは、ルヴィン王子も同じだった。ルヴィン王子は冷や汗を流しながら、現在の状況を振り返っている。


「シセリアを追放して一日……たった一日で、王都周辺の結界が破壊された……!?」


 ルヴィン王子は隣にいるアンナを見据える。


 アンナは何度も結界を張り直そうとしているが、何も上手くいっていない。


「な、なんで……姉にできて、わたしにできないなんて……!」


 ルヴィン王子は絶望する。


 このままでは、王都は魔物や魔族、敵対諸国からの攻撃に間違いなくさらされる。


 だが、もう何もできない。どうしようもないのだ。


 なんたって、もうシセリアはいないのだから。


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