嫌いな姉を毒殺
ぜひ最後まで読んでくださいね!!
(少し過激な言葉がでます 毒殺…など)
「やっちゃった…」姉の青白い肌を眺めながら焦りと嬉しさが体中を巡る
姉とは血は繋がっていないし、繋がりたくもない。なぜなら姉は私に酷いことを毎日のように…いや毎日に何回もされてきたのだ。
親が再婚をして、再婚相手の娘がわたしの義姉になったが、この義姉は最悪だ。
しかも私はこのニセモノの姉にいじめられていたのだ。そして気づいた時にはもう、わたしは姉の妹になってしまっていた。
義姉の奴隷にはなりたくなくて、しょうがなく姉が食べるフルーツに毒を盛ったのだ
この人は毒についての勉強をしていると聞いていたから、あまり効果は無いだろうと軽く見ていたが、こんなになるとは予想外だった
今は幸い誰も居ないが、もしかしたら再婚相手やお父さんが来ちゃうかもしれない
コツコツと足音がなる
「こんなところで何をしているん…だ」
見た事のある綺麗な顔をした男がドアから私を覗いた。義姉の死体も見てしまったみたいだ
「これ、君がやったの?」
「はい。そうですよ」
見つかってしまったらしょうがない呆気なく捕まってしまうのか…
「ふふ、君は面白いな。普通聞かれたら違うと答えるものだろう?」
「本当にやりましたから。」
見た事のある人は微笑みながら言った
「君の事が気に入った。1つ、交渉をしないか?」
「内容によりますが、いい条件なら交渉しましょう」
その交渉内容は驚くものだった。
「私は貴方が罪に問われたら、私が罪を肩代わりしましょう。そのかわり、私と付き合ってください。どうですか?貴方には損が1つもありませんし、私からしても付き合ってくださるのなら損は1つもないです」
さすがに怪しすぎる交渉に少し戸惑ったが、こんなに損のない条件は今許可しておいた方がいいだろう
「いいですよ。ですが条件内容は変えないでくださいね」
そして交渉は成立した。
「私が死体を隠しますよ…焼却場で死体を燃やしましょう。」
行動のはやさに戸惑ってしまう
「私は何をしたらいいんですか?」
「うーん…食べ物やお皿を片付けといて貰えますか?」
「はい、了解です」
彼は財力があるようで、綺麗な箱に義姉を入れて焼却場へ持っていった
その後私は自室へ戻り、寝ているフリをしていると、眠くなってそのまま寝た
「スズカちゃんっ!スズカちゃん起きて!」
怒鳴り声にも近い声で義母に起こされると、義姉が居ない…
「どこいったか知ってるかな?」
「ごめんなさい、寝ていたので分かりません」
嘘だけど。
「パパにも聞いてみようかな」
あの人はちゃんと条件を守ってくれているっぽい…な?
(いつ、あの人と会おうかな)
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