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宙野美羽（ソラノミウ）。

もう一人のメインヒロインになります。m(_ _)m

　元美少女系アイドルグループ『JKC（女子校生）44』のメンバーで、美少女アイドル総選挙で1位を獲得した経歴を持つ。17歳。身長160㎝。体重45㎏。Dカップ。

　大人しい性格で控え目。他人想いで優しい反面、引っ込み思案でいつも身を引く極端な人見知り。

　白金（プラチナ）色のショートヘアで、見る者を惹きつける美貌の持ち主だが、右目の銅色（ブロンズ）瞳（アイ）に対して、左目は義眼の白銀（シルバー）瞳（アイ）で、いつも右目と同じ色彩のカラーコンタクトを入れている。ドライアイ。目薬を常に鞄に入れて持ち歩いている。

　というのも、ある日不慮の事故に遭遇し瀕死の重傷を負うも日本の『次元創生』技術の研究第一人者である女教授（マッドサイエンティスト）、紅（クレナイ）響子（キョウコ）の手術（オペ）により一命を取り留めた。

　紅響子は、女性でありながら宇野美羽（ソラノミウ）の熱狂的（マッド）な信者（ファン）でもある。

　宇野美羽（ソラノミウ）を、この世に留めるための手術（オペ）は、古代文明──アトランティスより出土された『オーバーテクノロジー』が転用されており、四肢の完全な機械（ギミック）化及び『次元創生』技術による再構築（リプログラミング）の復元システムが全身に施されており、敵ダメージを受けても何度でも蘇るため不死者（フジミ）と恐れられた。

　しかし、情報漏洩を防ぐため、戸籍上は死亡とみなされている。

　特徴的なのは、左手が開口する精神破壊銃であり放射光（ビーム）を浴びた者は、魂が消滅（あの世へと送られる）するため肉体の損傷なく死に至らしめることが出来る。コードネームは、死神（シニガミ）。

　尚、戦闘時においては裏人格が覚醒し、荒々しい口調へと変わる。

　また、左目の義眼は特殊秘匿機能があり、生態情報を瞬時に読み取り、彼女の総戦闘力（マックスパワー）の10分の1に満たない者の魂を、遠隔操作（左目を閉じた状態）で消滅（あの世へと送る）させることが出来る。

　上記の技術は、日本独自に開発された技術の粋を集められ完成したものであり、量産タイプの他国の機械（ギミック）化兵及び完全機械人間兵（パーフェクトアンドロイドヒューマン）には、無い。

　二次元世界より現れた『次元創生』の化物（コノヨナラザルモノ）を倒す傍ら、各国要人及び研究者たち全てに会うことが宿命づけられており『次元創生』の技術研究の抹消と化物（コノヨナラザルモノ）を殲滅した後は、自身も消えようと考えている。

　両親にのみ彼女の生存が知らされており、全寮制の他府県の高校へと通うことで時々ホームシックにかかっている。

　両親との長電話が絶えず、常となっている。

　人手の少ない浄霊師（エクソシスト）事情から、化物（コノヨナラザルモノ）討伐の際には、いつも刀霧薙（カタギリナギラ）と風間風夜（カザマフウヤ）の浄霊師（エクソシスト）ペアと共に組まされており、二人の仲を羨む。

　異性としては、風間風夜（カザマフウヤ）に惹かれるが、身を引いており戦闘討伐の際には後方支援に徹している。

　というのも、『死神の力』を使役すると誰かとの縁が切れ、最悪の場合、身の回りの自分以外の誰かが死に至ることにより、孤独に陥り精神が蝕まれるペナルティが課せられているためである。