近所のお兄ちゃんと義弟
ママの問題発言にて3つ年下のミハイルの面倒を見ることになりました。
やっとハイハイができるくらいの我が弟君は男の子としては大人しく、手のかからない子であったけれどやはり5歳児である私にできることは限られていたのですけど。
「みーくん、こっちなのですよー」
「あーう!」
ぺたぺたと一生懸命私の所にきてくれるミハイルは嬉しそうに私のほっぺたをぺちぺちと触る。
メイドさんに用意してもらっていたすりリンゴをミハイルに食べさせているとディー兄が遊びに来てくれたのです。
「…ゆー、コイツは?」
「んぅ?あ、ディーにーちゃんはしらなかったですか。あたらしくかぞくになったミハイルくんなのですよ。ほら、みーくん、ごあいさつするのですよ。」
「う?…うー!?あーう!」
「…うん、ちょっとコイツ借りるな、ゆー。」
ヒョイッとミハイルを抱えるとディー兄は部屋から出ていく。なにか男同士で感じるものがあったのでしょうか?
むむ、だとしたら何となく悔しいのですよ。
「…私は男の子に生まれたかったですよ。」
そうすれば仲間外れにはならないのですから!
「いや、ゆーが男だったら嫌なんだが。」
「うー!」
ボソッと呟いたらスゴイ勢いで否定されました。なんでですか。というかドアを乱暴に開けないで欲しいのです。