表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

愛した風景

作者: 折原伶也

嘘と共に生きていく

大切な人さえ欺いて

そうでもしないと絶対に

誰かが「死」へと向かってしまう

だから嘘と共に生きていく

境遇がそうさせるから


かつて愛した風景は

仲の良い父母の背を見て育ち

一家の頼れる長男で

社会の汚れを目にしても

自分を信じて戦う姿

自分に負けずに戦う姿

嘘なんかに縁はなく

誠実や愛を信じる心

誠実や愛を感じる心

家族の皆が幸せ感じて

明日に希望を抱く日々


今日も理想と現実の

確かな隔てに涙して

理想は希望にならなくて

妄想的な夢へと変わりゆき

かつて愛した風景は

今日も儚げに散っていく


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  こんばんは。  私は一連目に特に心を引かれました。大切な人を欺かなければ誰かの命を守れない『境遇』とはいったい……と想像して、怖くなるほどでした。  『建前と本音』も『嘘と本当』だよな…
2012/12/18 23:18 退会済み
管理
[良い点] こんにちは! 歌の歌詞みたいな感じでとても良いと思いました! 文章のテンポが良くて気持ちよく読めました^^
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ