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神様日記。 そのいち。 節神様のにっき

今回は、節神様。梢様の日常でものぞいてみましょうか。




※ナレーションがころころ変わります;;すいません;;

自分は、梢っていいます。

炬様から、日記をかいて余に渡すようにと言われたのですが・・・


何をかいたらよろしいでございましょうか・・・


そう思いながら、梢は、面の下の表情を歪めて

右手に筆、左手に日記帳をもち考えていた。


と、そこへ。



「やい!梢。なにやってんの?」


杏様がひょっこり顔をだしてきた。

自分は、面越しに杏をみて

溜息をつきながら、自分が今おもってることを口にした。


「杏様。日記とは、どう書けばよろしいのでございましょう?」


杏様は、様ってつけなくていいってば!と文句を言いながら

日記かぁー、っと考えるそぶりをした。


そして、杏様は何を思ったのか、隣に座り

自分を無邪気に笑い、見上げながら言った。


「梢が書くってことは、ミー達も書かなきゃいけないの?」


「へぇ。多分そうだと思います。」


「うーん。ミーだったら、身の回りに起こったことをかたっぱしに書く!」


「身の回り、ですか。例えば、どんなことにございましょう?」


そう問うと、また杏様は少し考える。

そして、自分を見て


「うーん。まぁ、幸せだなぁとか、これいいなぁ、とかさ。

思ったことを、書き綴ったらいいんじゃない?」


「成程。わかりもうした。色々かいてみます。」


そう言い、お礼の代わりに少し面をずらし挨拶をした。

杏様は、手を顔の前でふるふる振りながら

別にたいしたことじゃないよ。と一言だけいって

どこかにいってしまわれました。


・・・。一つ、書いてみますか。

自分は、日記に筆で文字を書き綴りだした。



10月の16日


今日、自分は日記の書き方がわからなくて、杏様に

相談しました。


杏様は自分に向かって、様ずけするなと申されたのですが・・・

自分は、人を様ずけするのが癖のようでして、直りません・・・。

この日記で謝っておきましょうか・・・。


ごめんなさいまし。


・・・。そういえば、そろそろ秋にございます。・・・いや、

秋にございますね。


暑かったり、寒かったりしますので、病気に御気をつけくださいませ!


そういえば、自分が、お仕事をしているときに

御人の子供等が、自分に飴をくださいました。


とっても、あたたい気持ちになりもうした。

やはり、御人はやさしゅうございます。

次、あの子供等と会いましたら

甘味処にでもつれていってさしあげましょう。うん。そうしましょう!

いい考えにございます!


では、どうしましょうか・・・、うーん。・・・ん?

あ、もう、これ以上書いちゃいけないのですね。


ふむ。文字制限があったなんて聞いてないです・・・炬様・・・。

炬様はこの日記になんの意図がございますのでしょうか・・・。

疑問にございます。






もう、書けないみたいなので、梢は、筆を下し

日記を閉じた。


「杏様の言うとおりにございます。書きだしたらとまらんでございます。」


そういってひとり、くすりと笑う。


「だろだろ?」


「!!??」


あまりにも驚きすぎて木から落ちそうになった。

なんと、そこには杏様が微笑ましく自分をみているではありませんか。



「なっ・・・。び・・びっくりしたじゃ・・ありませんか!!」


「ごめんって!いやぁ、梢って結構日記かくんだなぁ・・・」


そういっていつのまにとったのやら、日記帳をぺらぺらとめくり読んでいる。


「ちょ///。ちょっと!!やめてください!!はずかしいでございます!///」


あまりの恥ずかしさに、頬が赤くなってしまったじゃ、ありませんか!

杏様はとことん意地が悪いにございます!


「はいはい。ごめんな?もう、意地悪いことしないから・・・。饅頭食う?」


「・・・・・・・。食べ物で人を釣るなんてっ・・・。た・・食べます。」


杏様はわらいながら一つの饅頭を自分の手にそっとおいて

じゃぁなといって去っていくのでした。


自分は貰った饅頭をたべながら、ぽかぽかと日光浴を

存分に楽しむのです。




これが、自分の日課にございます。




毎日、いえ、毎年。

どうか、平和に、幸せに、暮らせますよう。

そして、今、辛い思いをしている方にもどうか、良い出来事がおこりますよう

お願いいたします。


そう、空に、願うのであります。















おわり❀



ほのぼの のかけらもない!すいません(ToT)

未熟すぎてどうしたらいいかわからないですね・・・本当にOTL

でも、ここまで読んで下さり感謝しています。

ありがとうございます!!


まだまだ、この話はつづきますが・・暖かい目でみもってくだされば

幸いにございます!

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