転校生
(……ねぇ………どうして………)
(……私だけが………死んじゃったの………)
(なんで……優希…だけ…)
(…そんなの………ひどい…)
(…私が……こっちの世界に………連れていってあげるよ…だから………殺してあげる!)
「うわぁ〜!!!」
バサッ。
「はぁ…はぁ…はぁ……夢か…」
「……くそ…なんで…なんで………明日香…」
「………早く…支度しなくちゃ…」
優希はすぐに制服に着替え下のリビングに向かった。
「昨日作っておいたご飯でも食べるか…」
優希は朝ごはんをすぐに食べると、そのまま食器を洗いにキッチンへ。
食器を洗い終わると、居間の方へ移動した。
居間に入ると仏壇があり、その前に座った。
「母さん…父さん…今日も元気だから…じゃっ…行ってきます!」
優希はいつものように、挨拶を済ますと、鞄を持ち玄関に向かった。
そして優希は自分以外住んでいない家に向かって…
「行ってきます…」
これは親を亡くし、恋人を亡くした孤独な少年の物語。
主人公、町田優希
その優希の前に転校生、森愛菜が現れる。
もう恋なんてしないと決めた優希。
愛菜との出会いによって変わり始める。
優希を気にかける愛菜の心にも……
そんな2人の物語。
まもなく始まります。