第7話 試験
ついに今日は、試験だ戦闘服を着て、ローザからもらったナイフを持った。
リサもローザからもらった、剣を持っていた。
十五分くらい歩いた、ところでリスタと八あった、たまたまだ。
「今日だね、二人とも装備かっこいいね」
「リスタこそ」
リスタは、黄色い魔石の杖を持っている、かなり高価な物だ。リスタも、貴族の子供なんだろうか。
そのまま、学校に行くともうすでに沢山のグループがいた、俺たちが最後だったらしく試験はすぐに始まった、。
試験の内容は、三人でアースゴーレムと戦うという物だ。
まず初めに、試験を受けたのは貴族の男子たちで構成されたチームだ、戦士二人と魔法使い二人のバランスがいいチームだ、
「始め、」
開始とともに、戦士の一人が突っ込んだ。そこにゴーレムが攻撃するすきをついて、魔法使いが攻撃をしてゴーレムが倒れた。
次に、試験を受けたのは全員が魔法使いの女だけでできたチームだ、距離をとりながら魔法を打って、時間をかけたが、倒した
次は俺たちだ、作戦通りやればできるはず。
「始め、」
開始してすぐに、リスタが魔法を打ったそれにつずいて、俺が突撃したリスタの魔法がいいところに当たったようで、俺が二、三回打ち合うと腕が砕けた、そこにすかさず、リスタが、魔法を打ち込みとどめを刺した、
上手くいった、なんだか仲間っぽかった。
先生がやってきた、悠然と
「皆さん、班が決まりました。変わる人も多いと思いますが、まぁとりあえず自己紹介です私の名前は、セレーナです,皆さんの担任ですね」
そうして、学校の班が決まった。
それから、みんなで授業を受けて、
2年がたった。
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「あっ、シン」
学校から、アングラウスの館に向かう途中でリスタが俺を呼んだ。
リスタはすらっとした長身だ、色白で顔も整っている、きっとモテるだろうな。
憎いぜ
「ああ、なんだ」
「いや、御免やっぱり大丈夫」
今日アングラウスに行くのは、俺一人だ、アングラウスの人から、呼出しがかかったので、急ぎで戻った。
「あぁ、お待ちしていました、シン様」
ん、なんか妙だな、こんなしゃべり方するなんて、こういうことには、なんだか、裏がありそうだ。
そんなこと考えても仕方ないので、言われるままについていくと。豪華な部屋に連れていかれた、少し緊張して扉を開くと、礼服に身を包んだ少しこわもての、男が出てきた、前世で関わる事のなかったヤクザって感じの人だ、
「やあ、シン君かね?」
なぜだか勝気な、少し高圧的な声で言われたので、びっくりした
「はい、シンと申します」
「君は、リサと一緒にいたいかね?、」
試すように、確信のこもった口調だ。
「はい」
「じゃあ、協力してくれないかね」
「何の、でしょう」
「君は、これからアングラウスの殺した屋になってもらう、ローザに聞いたんだが、君は一人で魔人を倒したそうじゃないか、それに魔剣も二振り持っているらしいじゃないか。」
え、、、殺し、どうしよう困った。魔剣二本?最後にもらったあの剣も魔剣だったのか。
しかし、こいつリサのことを道具としか見ていないのか。嫌いだ
でも、殺しをしないと、リサが殺されるかもしれない。でも、こんな事がリサにばれたら、リサはどう思うだろう、きっと失望するだろうな、見限られるかも知れない、、、でも、そんなことを考えて、今リサを殺されることなんて、馬鹿馬鹿しい、受けようじゃないか。
「受けましょう、でもこのことは、ここだけの話にしてください」
「そうか、受けてくれるか、受けなかったら君を殺すことになっていたよ、」怖い顔をするのは,なぜだろうか。
マジ、良かったーー、死なないで済んだ。
「じゃあ、早速依頼を受けてもらおうか、これを殺してくれないか」
男が突き出したのは、履歴書と似顔絵だ。
「こいつを、三日後、三番通りの路地裏におびき出す、こいつは王国戦士団の幹部だから、なかなか戦えるだろう、まぁ魔人を倒したならいけるだろう、さぁ早く準備でもしたらどうだ、さぁ早く出て行ってくれ」
そう催促され部屋を追い出された。そういえば、あいつ名乗りもしなかったな。
そう思いながら、屋敷を出ると、路地裏からミャーと聞こえた、、。
これは?、きっとレーナだな。
吸い込まれるように、路地裏に向かった。
「やあ、奇遇だね」
「おい、呼んでただろ」
そうだ、呼んだだろこいつと、気が合うなんてのは決してない。
「まぁね、そんなことより、魔眼だよ、ま が ん、使えてないでしょ」
確かに、なんか言ってたな、めちゃ痛かったやつな。あんな痛かったのに何にもできないしな。教えてほしい。
「確かにな、教えてもらえば、使える物なのか?」
「まぁ、才能かな、君はきっとできるよ、君のは左目に入れたから、魔力を左目に入れてみて、」
まぁ、やってみようっ、
集中してみよう。
ん、、左目がぶれる
「きずいた?それさ、君の左目は少し先の未来が見える、練習してみな。じゃあね」
そういうと、レーナが影に消えるみたいに消えた。
くらくらする、ヤバイ。目に入れる魔力が多いから、あんまり先まで見えるのか。
ああ、少し落ち着いた。
まぁ常時これにしなくてもいいから、今は使わなくてもいいかな。
今は、練習をするためにつけておくか。
しばらくして、わかったけど、魔眼を使うと瞳の色が紫になるらしい。
白髪で、紫の瞳なんて相当嫌われるだろうな。