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魔女の付き人  作者: 夢の鯨
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第6話 王国立魔法学校

 

レノンコートさんに連れられ、来たのは、王国立魔法学校だった、堅牢なつくりにお城のような、大きな建物が並んでいた。



実は、今日が入学式だったようで、式にギリギリ遅刻した

本来はテストがあるらしいが、俺たちは特例で入学できたらしい。


ここでは、リサとは、使用人として接する必要は無いそうだ。


「おい、あいつ、銀髪だぞ、気持ちわりー」

「ほんとだ、でも今年は、銀髪は少ないらしいよ」


式が終わってから、各教室に向かう途中で、同級生だと思われる男子二人の奴らが話している。


ふとリサのほうを見ると、睨んでいた、怖い、ここではきっとこれが常識だから落ち着いてほしい、との旨を伝えると、不機嫌そうに睨むのをやめた。


朝に、ローザからもらった魔道具のイヤリングをつけた、髪は黒になって、違和感はなかった、今思うとこれは、必需品だと思う、あんなに小さいころから、銀髪は差別するのだ。




そんなことを考えながら、歩いていると、教室についた


リサは、教室につくや否や、すぐに人気者になった、きっと貴族らしい見た目からなんだと思うが、リサは困惑していた。


俺はというとなかなか人が、寄ってきません、無念


この学校は、寮があってそこに住むらしい。


一週間に一回は、アングラウスの家に帰らないといけない以外は、寮に住んでいいとのこと。


そんなことを考えていたら、先生が入ってきた。

女で、眼鏡をかけていた先生だ。


「はい、おはようございます、皆さんはこれから、四人組を作って行動してもらいます」

はい、出た陰キャにやさしくない


そう、先生が言ったとたんに、教室に派閥ができた、俺はしっかり、外れものになりました、なのでグループは、余った奴と組むことにして、どこにも属せていない、気の弱そうな、男の子に声をかるか考えていたら、黄色い服を着た金髪のその子がこちらに向かってきた。


「その、僕、リスタって言うんだけど友達いなくて、一緒にやらない?」

「うん、実は僕もそうなんだ、シンって名前、よろしく」


それだけ話して隣に座っていたら、リサが来て、


「あの、一緒にやってもいい?」

リスタがびっくりしてこっちを見たから、「いいんじゃない」と言ったら、リサを見てよろしくといった。


これは、成功したな


「皆さん、グループはくめましたか?これから、このグループを変えるときは、私に申請してください、さっそく、グループで戦闘試験をして、基準を超えないグループは解体して、再編成します。

試験は、

来週です、それまでにグループでの役割を決めてくださいね、今日はこれから、グループで練習してください、それでは、頑張ってください」


「じゃあどうする役割とか、私は前線がいいけど剣だから」

リサが言った、

「リスタは、得意なのとかある?」

「遠距離魔法は得意かな、火は人域上級まで使える」

「すごい、ちょうどいいかも」

リスタは嬉しそうに頬を書いた

「シ、シンは?」

「俺も前衛なんだけど、、、」

困ったな。


「じゃあ、私がリスタ君の周りに、いるからシン君が攻撃してリスタ君はシン君のサポートしてね」


リサがうまくまとめたな。


「良し、それで行こう」

うまく決まった。


「シンたちは、魔法使えるの?」


「風は、竜域まで使える」

「水を、竜域まで」


「ほんとに、みんなすごいね、」


「でも、リスタの長距離魔法はすごいと思う魔力の集中が出来ないといけないから」


そんなことを話した後は、少し練習したが、なかなかいい感じだった、


しかし、入学早々、10歳くらいの子供に戦闘試験なんてすごい学校だな


しばらくは、授業は無く各グループで練習した、そうこうしていると、一週間なんてすぐに過ぎてしまった、


俺が突撃して、リサがリスタと俺のカバー、リスタの魔法がかなり射程が長くて、作戦の幅が増えたのは、うれしい誤算






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日は、アングラウスに帰る日だ、使用人服に身を包み、髪を白に戻した


「やっぱり白がいいね」リサが嬉しそうに言った

「そういってくれると嬉しい」


そんな会話は、アングラウスの屋敷が見えてくると終わった、学校から、アングラウスの屋敷からは、二キロほどで、歩いて行ける。

扉の前まで行くと、扉が開いてレノンコートさんが出迎えてくれたので、スムーズに屋敷に入れた


「いやだね、なんか窮屈で」

顔を変えないまま、リサが言った。

「窮屈だな」


確かにそうだ、でも今日は戦闘服と剣を取りに来ただけ、だからすぐに今日は戻れる。


まあ、明後日は試験らしいからな





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