第8話 次の町へ
第8話投稿しました。 これからもよろしくお願いします。
「モブB、どうする暴れ牛討伐できてないけど」
「まあ、大丈夫だろ。暴れ牛の毛があるし」
と喋りながら、冒険者ギルドに入った。
「嬢ちゃん持ってきたぜ」
「もぉ!なによ私は、立派なお姉さんよ!」
「ほらっ持ってきたぜ、嬢ちゃん」
「もぉう、スライムの核10個とゴブリン5匹、ヅラワシ3匹、暴れ牛の毛少しね。はいっこれが報酬よ」
「しっかり受けとったぜ嬢ちゃん」
「もぉーなによ、嬢ちゃん嬢ちゃんって」
「じゃあ、兄ちゃん行くぞ」
「うん、わかった」
「もぉー、なによ無視しないでよ」
「じゃあな、嬢ちゃん」
「さようなら」
「もぉ、なによ最後まで嬢ちゃんってキーーー」
特になにもなく海の町についた。
「ここが、海の町?」
「ああ、ここが海の町だ」
「へぇ~」
「それじゃあ、依頼を受けてくるぜ」
「うん、わかった」
「受けてきたぜ、兄ちゃん」
「どんな、依頼?」
「大型の魔物の合同討伐依頼だ」
「何を討伐するの」
「ジャイアントクラブだ。ジャイアントクラブは、スキル仲間呼びと硬いハサミを持っている。仲間呼びは暴れ牛が使っていたスキルで、硬いハサミは力に補正が入りハサミが固くなる。他には水属性の魔法少し使えるらしい。ジャイアントクラブが呼ぶ仲間はビッククラブだ」
「ジャイアントクラブとビッククラブの大きさってどのくらい」
「大きさは、ジャイアントクラブが三メートルぐらいでビッククラブが七十センチぐらいだ」
「ビッククラブにスキルはないの?」
「ああ、スキルはねぇよただの大きなカニだ、ジャイアントクラブがDランク、ビッククラブがIランクだ」
「へぇ~、それでいつ団体討伐戦があるの?」
「明日だ!」
「明日?うん、わかった」
次の日
「モブB、あそこにジャイアントクラブが現れるの」
「予定だと、そろそろだ」
「かなりの数の冒険者がいるね」
「腕試しや報酬目当てだろう」
「剣士や魔法使い、盗賊、魔物使い、料理人、僧侶、武闘家、盾使い、魔法剣士、メイド、糸使い、弓使いの職業の人がいるね」
「なかなかに強い奴もいるな」
「あっ大きなカニが海からあがってきた」
「おっおい、ジャイアントクラブってあんなに大きいのかよ」
「私の魔法がどこまで通じるかしら」
「けっ、大きなカニだぜ」
「僕の魔物であんなに大きなカニに勝てるのかな?」
「あいつぁ、料理のしがいがあるな腕がなるぜ」
「私の聖なる光であの怪物を倒してみせます」
「あたしの力で倒してやるぜ」
「僕の盾がどこまで通じるか楽しみだな」
「ふふっ、おもしろそうね」
「カニさん、あなたには主様のお腹の中に入ってもらいますわ」
「きましたか、ジャイアントクラブ」
「おいしそうね♪」