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スキルを駆使して自堕落生活  作者: チョビ
第五章:最後の戦い
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連係プレー

「それじゃあエルゼあれを出してくれ」

「分かったわ」

あれ?あれとは一体何のことだ?と思っていると、エルゼが懐から小さな玉を出した。そして、

「解」

エルゼが言った瞬間、その玉は光りだした。

「!それは魔力封印」

魔力封印?なんだそれは?

「あぁこの前作ってくれた物だよ」

瞬間、タクヤにどんどん魔力が入っていくのを感じた。おそらく前に魔力をあの玉に封印していたのだろう。と言うことはこれでタクヤが以前のようにスキルが…

「これでも魔力が限られるから無闇にスキルを多用できないな…」

「私は十分すぎると思いますが…」

「まぁエルゼが言うなら大丈夫か…じゃあ作戦を説明すっか」

そう言って私達は円になった。その内容は、私達初めての連係プレーだった。おそらくこれが最後の戦いになるだろうと私は確信した。そして作戦を説明し終わるとエルゼが、

『魔力転送』

私とポピィンちゃんとカルエにタクヤの魔力が入ってきた。しかも大量にだ。あよそ私の全魔力の半分くらいだろう。そして魔力が行き渡った時、

『テレポート』

サルエと魔王が到着した。

「とうとう儂を怒らせたな。貴様ら全員殺してやる!」

「そう来なくっちゃ」

とタクヤはいつも通りの笑顔で言った。


『ヒーリング』

「ありがとマミィちゃん!」

「おい!ポピィン前!」

「吸収クッション」

斬撃はポピィンちゃんにあたる前に魔道具で威力が吸収された。

「ナイス、カルエ!」

超圧縮砲エンド

『魔法威力増加』

『テレポート』

『魔法防御低下』

ドーン

よし入った。見れば片腕はもう使えない状態だ!このままいけば…「う~ん、私的には右手をつぶして欲しかったな」「そう文句言うなポピィン」「そうですよ」と頭の中で声が聞こえた。そうこれはタクヤのスキルの『同調リンク』で、任意の人が頭の中で思い浮かべると、その言葉が頭で聞こえると言うスキルだ。

超配合技スーパークロススキル五属性圧縮ファイブコンプレ

またタクヤが『超圧縮砲エンド』を撃つ準備をした。「じゃあ引き続き足止め頼むよポピィン」「了解」そう言ってる間にポピィンちゃんがガードの姿勢に入った。

『防御力増加スキル』

すかさずスキルを唱えた。「ありがとマミィちゃん」「スキルの使い方が上手くなっているわねマミィ」「何か照れるなぁ~」「マミィちゃんちょっと一発スキル使うからもう一回よろしく」「分かったわ」そう頭の中で言って、スキルを唱えた。

『攻撃力増加スキル』

最凶斬撃ディザスターカット

おもいっきり腹を目掛けて放った。そして腹に亀裂が入った。「よしエルゼ今度は腹にテレポートさせてくれ」「分かりましたわ」そして私も、

超圧縮砲エンド

『魔法威力増加』

『テレポート』

『魔法防御低下』

腹にテレポートする一瞬前に魔王が即座にガードに入ろうとした。しかしカルエが、

「強制停止」

魔王の動きが止まり、腹に直撃した。さらにポピィンちゃんが「カルエ木の棒お願い」「出来たわよ」

『テレポート』

木の棒がポピィンちゃんに手渡った。「ありがとエルゼ」「私の分までお願いしますよ」「了解」ポピィンちゃんはそのままサルエの所に飛んでいき、頭を想いきり殴った。これで終わりだ。と思ったとき、「止めろポピィン!!」と頭の中で強く響いた。

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