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スキルを駆使して自堕落生活  作者: チョビ
第三章:魔王城にて
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魔王城到着

私達3人は魔王の城へ向かって旅をしている。私は何故行くのかと聞いて見れば、「仲間集め」と言ってきた。私は「敵を仲間にするの!?」と聞けば「いや敵じゃ無いけど」と言ってそれ以上会話にならなかった。するとカルエが、

「今日は野宿なの?」

「うん、そうだよ」

「分かりました。準備しときますね」

それから全く会話が続かず私達はただひたすら歩いていた。


辺りが暗くなった所でタクヤは、

「ここらへんで寝るか」

「じゃあ出しますね」

と言ってカルエが寝具や魔除けの魔道具などを出した。

「生産スキルってほんと便利よねぇ」

「でもその代わり戦闘はてんで駄目だから、そのときはよろしくね」

「よし飯にするか」

「今日は何なの?」

「知らね」

「私も知りませんわよ」

「えっ!じゃあ誰も持ってないの!?」

「いやいやこれから食材集めるんだよ」

と言って、タクヤは手をあげた。もしやタクヤはアレをしようとしてるのでは…

『アテシン』

やっぱりそうだ。これはモンスターの注目を集めるスキルだ。カルエは少し驚いているがもうタクヤの破天荒さは慣れてしまった。

「斬り刻んだり、燃やしたりしたら駄目よ」

と私が軽く注意をすると「分かった」とだけ言って戦闘に入った。


「いやぁモンスターっておいしいんだな」

「タクヤの調理スキルのおかげでしょ」

「家庭的なタクヤも好きよ」

と私達はモンスターを食べていた。タクヤが調理スキルを覚えていることには少し驚いた。一体タクヤは何のスキルを覚えてるかと思って聞いてみたが、「秘密〜」と言ってひやかされた。

そしてその後は特に会話もなく寝ることにした。しかしタクヤは見張っとくと言って一人だけ起きていた。


次の日

私達は朝食を食べ出発しようとしていた。

「じゃあ魔王の城に行きますか」

と言って、タクヤは手を下に向けた。

「何してるの?」

と言った瞬間。

配合技(クロススキル)浮遊土(フロートアース)

突然地面が浮いた。そして高速で動いていった。

「やっぱカルエの道具はすごいな」

「そうでしょ」

一体何が起きているのか?と思っていると

「えっとこれは、土を風で浮かして移動してるんだ。しかし動くと俺達も風の影響を受けるから、カルエに風の影響を受けない道具を作ってもらったんだ」

なるほどそう言う事か。これで魔王の城まですぐに行ける。

「ねえタクヤ。やっぱり止めた方がいいと思うの」

普段はタクヤの味方をしてるが魔王の城に行くのはやはり心配らしい。

「でももう着いちゃったぜ?」

前を見るとそこには魔王の城が見えていた。

「それじゃ行きますよ」

と言って、タクヤは最上階の壁を壊した。

「魔王さんこんにちは〜」

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