1/1
毒
毒を飲んだんだ。
少し甘い気がして
感覚麻痺を起こしたんだけれど
それがどうも癖になってしまって
毒を飲んだことすら忘れよう、忘れようと必死にもがいた。
もがき苦しんだある日、ふと気がつく。
私は毒を飲んでいたのではない。
私は毒を飲まされていたのだ。
なんて愚かなことをしていたのかと我に返る。
本当は、すぐ近くに毒を盛った人物が居るではないか。
鏡を見て指をさす。
「君からはアーモンドの匂いがするんだ」
致死量寸前で犯人を突き止めた。
毒を飲んだんだ。
少し甘い気がして
感覚麻痺を起こしたんだけれど
それがどうも癖になってしまって
毒を飲んだことすら忘れよう、忘れようと必死にもがいた。
もがき苦しんだある日、ふと気がつく。
私は毒を飲んでいたのではない。
私は毒を飲まされていたのだ。
なんて愚かなことをしていたのかと我に返る。
本当は、すぐ近くに毒を盛った人物が居るではないか。
鏡を見て指をさす。
「君からはアーモンドの匂いがするんだ」
致死量寸前で犯人を突き止めた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。