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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編:詩&エッセイ

黒煙 -13&金-

作者: いつわり

燃えろ燃えろ、燃えちまえ。


俺の心から、燃え広がれ。


赤く赤く、より赤く。


俺の闘志は、すごく赤い。


黒く黒く、誰よりも。


悪いことを企もう。


究極選別、僕は嫌う。


お前がとても、憎いんだ。


消えろ消えろ、消えちまえ。


くだらない話なんて聞きたくない。


止まれ止まれ、止まってしまえ。


お前の心臓なんて、動く価値なし。


くたばれくたばれ、お前が憎い。


俺の心から、いなくなれ。


しつこい汚れの様に、纏わりつく。


そんなお前がひたすら憎い。



俺はお前が嫌いなんだよ。


俺が死なないと消えることのない、


憎くて仕方ない、もう一人の自分。










いつの時代だって、本当の敵は自分自身。

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