第16話「カツ丼」
さて、大輔が燈映に連れていくと約束した夜がついに来た。
『いちおうドレスコードに気をつかえよ』
という言葉通り、大輔はフォーマルなダークスーツ、慎之介は花宮高校の学生服、詩音は母のお下がりの和服で店に訪れる。
その前に飾ってある『創業 文久元年』と書かれた看板を慎之介が興味深そうに眺めていると、店の前で女将が大輔たち三人に恭しく頭を下げた。
「仲村様、いつもありがとうございます。本日はごゆっくりおくつろぎください」
「いえ、こちらこそ突然の予約をお受けいただきありがとうございます」
普段のだらけた大輔からは想像もつかないほど凛々しく整然と頭を下げるその態度に、慎之介は軽く驚きを覚える。
だらけて人のゲームのキャラ名を変える姿。
雄々しく戦う姿。
そしてこのように礼儀正しい姿…。
いずれの大輔が本当の姿なのだろうか、と。
その横で詩音がこそっと慎之介に言った。
「全部同じ大輔だよ。大人ってこういうものだぞ。
お前もいつか、自然にできるようになるよ」
―――――
店に入った三人は個室に案内される。
店に対して大輔が事前に
『今日は家族での私的な食事の場なので、お気遣いなく』
と伝えていたことから、単品で頼むスタイルとしていたのだが…。
お品書きを見ていた慎之介が驚く。
達筆すぎて読めない。そして値段も書いていない。
何の料理があるのか、どれがなんの料理なんだか、それがいくらなのかさっぱりわからない。
詩音も同様のようで、何があるのかわからない、と笑いながら言っている。
それを見て逐一お品書きを解説していく大輔に、いまさらながらこの人はすごい人だったんだ、だったらなんで僕のゲームのキャラ名を変えるという子供じみた悪戯をするのだろう…と慎之介はふと考えた。
「この店はカツ丼が最高なんだよ。でもな、親子丼もいいし、天丼も美味い。
もちろん蕎麦もどれも絶品だ。
他にも天ぷら単品や唐揚げもあるし、シメのお茶漬けや甘味なんてのもあるな。
要するに全部美味い。何を頼んでも外れはないぞ、俺が保証する」
大輔が誇らしく言う。
昨日聞いた話だが、このお店は今は亡き大輔の育ての親である三刀谷篤郎と子供の頃からよく来ていたらしい。
大輔にとっても馴染みの店であるし、不条理にもガイゼンに殺されてしまった三刀谷との思い出の店なのだ。
もちろん店も常連の三刀谷が亡くなったことを知っている。
だからこそ、店も大輔のことは最大限尊重しているのだろう。
さて、お品書きを見ている詩音が迷ったように、うーん、と声を上げている。
目移りして何を頼もうかなかなか決まらないようだ。
「うーん、迷うな…大輔はどうするんだ?」
「俺はもちろんカツ丼、おまけで親子丼。
せっかくだからついでに天丼も頼んじまおうかな。
シメに軽く蕎麦とわらび餅…いや、ずんだ餅でもいいな。
運転だから酒が飲めないのがつらいぜ」
健啖家の大輔らしい豪快な注文だが、さすがに詩音は真似できなかったようだ。
彼女は、冷酒に天ざると自家製漬物、さらに山菜ご飯にお任せのお刺身、さらには時不知の西京焼きを注文する。
そのうえシメに鯛茶漬けを頼むつもりなので、それでもだいぶ多いのだが。
そして慎之介はというと…。
「このお店、ハンバーグってある?」
「…いや、ねえんじゃねえかな、それはさすがに…確認したことはねえけど」
―――――
…さてさて、時を同じくして燈映に訪れる家族がいた。
香田情熱と妻のゆかりに息子の喜太郎、娘の天音である。
さらにはボディガードの遼と葵も引き連れている。
「これはこれは香田様、いつもありがとうございます」
大輔の時と同様、店の前で女将が頭を下げている。
大輔同様、店のお得意様のようだ。
「やあ、女将さん。今日は息子の誕生日でね。
そういう日はやはりここで食事をしなければと思って予約をお願いしたんだ。
…受け入れてくれて本当にありがとう」
女将はもちろん知っている。喜太郎がグレてしまっていたことを。
その喜太郎が悪童を引き連れ店に訪れて、燈映に迷惑をかけたこともある。
しかしそれでも父の情熱が自ら店に訪れ必死に頭を下げ
『息子が迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない』
と悲壮な顔で詫びたこともあった。
その当時のことを思えば、その息子の誕生日なんだ、と笑顔を浮かべる今の情熱はどれほど輝いていることだろうか。
もっともその喜太郎はまだバツが悪そうに視線をそらしているが…。
もちろん女将は多くを語らない。
笑顔で家族達を迎え入れ、個室に案内するのみだ。
「喜太郎、もし次に悪さをしたら大輔さんに頼んで船の上だからね。
わかっていると思いますけど」
母のゆかりが喜太郎にしっかりとくぎを刺す。
「わ、わかってるよママ…じゃなくて母さん。
俺だってそこまで命知らずなバカじゃないよ」
喜太郎のその言葉を聞いてこっそり笑う葵。
そして、近くにいた天音に小声で聞いてみた。
「お嬢様、今のって本心ですか?」
天音は少し笑うとこう答える。
「本心だと思うよ、たぶん。よっぽど怖かったみたい」
―――――
さて一方、大輔と霧神姉弟の個室。
お品書きに乗っていないハンバーグを頼む勇気はなかった慎之介は、結局大輔のおすすめ通りカツ丼と唐揚げ、さらに鴨南蛮と卵焼きを頼む。
そもそもこの三人は三人ともがかなりの健啖家、しかも詩音と慎之介は大輔がお金を払うと約束しているので一切の遠慮はない。
大輔がお金持ちであることを知っているからだ。
(…金、足りるかな。まあいざとなればクレカもあるし…。
最悪、慎之介にキャッシュカード預けてATMまで走ってもらうか)
現金は比較的多めに用意してきたものの、さすがに大輔も不安になってくる。
自分一人で燈映に訪れる時は大仕事を成功させたときで金の心配はなかったし、それ以前はだいたい三刀谷が払っていたのであまりお会計を気にした時が無かったのだ。
ふと、子供の時分に腹いっぱい食べた後、お会計をしていた三刀谷の顔を思い出す。
笑顔ながらも少し引きつっていたような…。
毎日食べに行きたいと目を輝かせて言った子供の自分に対し、ああいうところは特別な日に行くものなのだぞ、と三刀谷が言っていたことも併せて記憶の底から蘇ってきた。
(正直すまんかった、三刀谷の親父。今、俺も親父の気持ちがわかった気がする)
三人の前に料理が運ばれてきた。
まず前菜的な位置で、詩音と慎之介の前に料理が運ばれてくる。
慎之介の前には卵焼き、詩音には四切ほどの刺身の盛り合わせだ。
(まずは卵焼きか。どれどれ、お手並み拝見と行きましょうかね)
なにか気取ったような、どこかグルメ漫画の審査員のような表情で慎之介は卵焼きを一口だけ口にするが…。
「えっ…」
思わず驚きの声が口を吐く。
口に入れた瞬間、卵がふわりとほどける。
そして口にひろがる鰹と昆布の出汁の芳醇な旨味。
ほんのりとした甘みは自己主張をせず、卵と出汁の味が天才的なバランスで天秤のように成り立っている…いや、まるで相乗効果のように互いが互いを引き立てているのだ。
食べる前は正直
『そりゃまあ美味しいだろう』
程度にしか思っていなかったが、まさかここまでとは思わなかった。
「これ本当に卵焼き?なにか…違う料理なんじゃないの?」
思わず慎之介がそんな言葉を言う。
慎之介が知っている卵焼きとは全く違う、別物の料理のような輝き。
また詩音の方も自らの前に運ばれた刺身を一口食べて驚嘆している。
「信じられない、これって何が違うんだろう。
いや魚の質も勿論そうなんだろうけど…。
私とか母さんがこの魚を切っても絶対この味とか歯応えにはならないと思う。
本当、何が違うんだろう…」
その言葉を聞いて大輔がしてやったりという表情で二人を見る。
まだまだ序の口といったところだ。
次に来た唐揚げも絶品そのもの。
一口食べた瞬間にいつもの唐揚げではないことがわかる。
唐揚げと言えば揚げ物、にもかかわらず油の存在が主張してこない。
衣の歯応えはそのままに、いつものジャンクフード的な風味ではなく、お上品と言うしかない醤油と出汁の風味。
しかも鶏肉ではあるが、これはもも肉ではない。
「これは…ささ身?じゃあ、他のは…」
さらにある唐揚げは三つ。
一つは同じような大きさだが、もう一つは小さい。
他の二つも食べてみると、同じ大きさの一つは定番のもも肉。
しかしこちらも上品な味付けで、やはり油の重みを感じさせない。
かといって物足りないということはなく、しっかりと鶏の旨味を感じさせる。
そして小さいもう一つは…。
「これは…ぼんじり!?」
ぼんじりとは鶏の尻尾のあたりの肉で、一匹に一つしか取れないという希少部位。
脂がのっており美味とされるが、下処理も必要とされる部位だ。
この唐揚げはとても丁寧に下処理を施され、その脂の旨味を消さないように、しかし油一辺倒とならないような仕事がされている。
これは自分の知っている大衆食の唐揚げではない。もっと何か別の和食料理だ。
「慎之介、唐揚げ一個ちょうだいよ」
と冷酒を呑んで少し酔った詩音が箸を伸ばしてくるが、慎之介は皿を持って必死に自分の唐揚げを死守する。
「やだよ!姉さんだって自分で頼めばいいじゃんか!」
「なんだ、ケチだな。じゃあ私も唐揚げ頼もうっと。あと冷酒のお代わり。
あ、せっかくだから父さんと母さん、お祖母ちゃんの分もお土産で頼もう。
お持ち帰りってできるかな」
目の前で騒いでいる霧神姉弟を見て、いまだ料理が運ばれてきていない大輔がため息を吐く。
「金…足りるかな」
―――――
…そんな三人の個室から何部屋か隔てたより広い個室では、香田一家が静かに、しかし楽しく食事をしている。
そこにも霧神姉弟の楽しそうな喧騒は少し聞こえているようだった。
「向こうの部屋もご家族のようだな。楽しそうで何よりじゃないか」
「うちの子たちはおとなしいですからね。それもいい事ではあるのだけれど」
香田夫妻が楽しそうに話している中、天音は子供の頃からこの店のお気に入りである特別料理の和風ハンバーグを食べていた。
喜太郎は天ぷら蕎麦をすすりながら
『あれ、どこかで聞いたことのある声だな…』
と記憶を反芻する。
その時、店の入り口から大人数の声が聞こえてくる。
どうやら新たな来客のようだ。
ボディガードのサガか、遼が個室の襖を少し開け、カウンター席に座った集団の方を見て声を上げる。
「5,6名の集団です…。
おっ、あれはMMAファイターの『ジャクソン・ヘイル』ですね。
他はそのチームのメンバーかな。そういえば来日すると言っていたような」
『ジャクソン・ヘイル』。
海外のMMA団体『PFC(Perfect Fighters Championship)』の無差別級王者だ。
PFCとは、ここ10年ほどで設立された比較的新しい米国のMMA団体だ。
逃げや時間稼ぎを徹底的に排除した過激なルールや、それとは真逆の一般層が楽しめるようなコミカルなマッチで人気を博し、団体規模を急激に拡大している。
件の格闘家連続殺人事件で格闘技熱が急激に萎んでいった日本と比べると、被害者の出なかった海外では所詮対岸の火事、その影響もあまりなかったといったところか。
喜太郎も、その隙間から集団を覗き見る。
その中心人物の身長は20代後半、190cmに近い栗色の短髪で、服の上からでも筋肉質な肉体が見て取れる。
「あれがジャクソンか、確かに強そうだな。
まあ俺ならなんとでもなるけど」
「なんとでもなっちゃうのはお兄ちゃんの方でしょ?
私と同じ年の高校生に惨敗したくせに」
喜太郎の自信満々の発言を天音が冷たくシャットダウンする。
先の一件以来、喜太郎が調子に乗った発言をして、家族やボディガードに窘められる、というのはある意味香田家の様式美になっていた。
「…いや、だからさ、あれは俺が弱かったんじゃなくて。
あいつ…霧神慎之介が強かっただけだから」
そしてまた、それに喜太郎が反論するのも様式美となっていた。
その姿を見て情熱がほほ笑む。
かつては他者を見下し、惨敗した闘いでも
『不意打ちされた』
『被害者は俺の方』
などと自己正当化していた喜太郎が、自分の負けを認めるほど成長するとは…と。
大輔による強制的な連れ戻しや、更生を名目とした家への軟禁はある意味で強硬手段による危険な賭けでもあったが、ここまでうまくいくとは思っていなかった。
喜太郎も根っこまでは腐っていなかったらしい。
…まあ問題点と言えば、喜太郎が自分の負けを正当化するために霧神慎之介なる少年を過度に持ち上げ、そのためか天音がその少年にこれまた過度な幻想を抱いてしまっていることぐらいか。
とはいえその霧神慎之介なる少年、三刀谷の代からよく知っている仲村大輔の知己ならば悪人ではないだろう。
またボディガード達が言うには、銀次は
『自分の若い頃に似ている』
先日その少年を見たという遼は
『すこし無鉄砲だが礼儀正しく物分かりが良い少年』
葵は
『私の好みではないけど美形』
という、少なくとも悪印象は抱かない少年のようだ。
もっとも銀次の発言がややノイズ寄りではあるし、何より天音に異性交際はまだ早すぎるのではあるが…。
「パパ、考えすぎ」
そこまで考えた情熱に対し、ゆかりが軽く肘で小突く。
情熱は、おっ、と我に返りまた自分の鴨せいろをすすった。
ゆかりは昔から共感能力が高いというのか、人の考えていることを言葉ではなく感情で見抜くことに長けていた。
学生時代からそうだったようで、由緒ある名家の生まれの自分に近寄ってくる人間の感情が透けて見えると豪語し、それゆえに裏表がなく名前の通りの情熱的な男、香田情熱と恋に落ちたと本人は言う。
どうやら娘の天音もそれを受け継いだようで、その人間の大まかな感情や、善意や悪意を見抜くことに長けているらしい。
もっとも天音にはそれを超えて、周囲はおろか本人にも説明のつかない霊的な能力のようなものの片鱗があるのだが…。
(おっと、いかん。また考えすぎてしまった)
今日は仕事を含め、頭を悩ませる厄介なことを忘れて、喜太郎の誕生日を祝う。
そのために燈映に来たのだ。
それを思い出しまたもや我に返った情熱が、改めて鴨せいろをすすった。
―――――
さて、霧神家の個室では、というと…。
かかってきた電話に対応するため大輔はいったん席を外していた。
そして本人不在のその前に、ついにカツ丼が運ばれてくる。
あれほど本人が絶賛していたカツ丼とは、はたしてどんな味なのだろうか…。
と、慎之介は自分の鴨南蛮を食べながら予想する。
この鴨南蛮も絶品そのものだが、やはりあそこまで褒めちぎられるとどうしても気になってしまうものだ。
まあ、自分も注文したのでそのうち自分の元にも届くのだが…。
「…よし、カツを一ついただいてしまおう。
私を前にして戻ってこない方が悪い」
すでに酔っぱらった詩音が大輔のカツ丼からカツを一つ盗み取る。
そしてそれをそのまま口に運ぶが…食した直後、途端に真顔になり言う。
「…だめだ、これはだめだ。酔った時に食べていいものじゃない。
こんな鈍った味覚でこれを食べるなんてこのカツ丼に対する冒涜だ。
許されることではない」
すでに冷酒を三本空けた詩音の真剣すぎる顔に慎之介は驚く。
酒に酔った姉がまさかこんなまじめなことを言うなんて、と。
そして自分の前にそのカツ丼が運ばれるその時を心から楽しみに待つが…。
ふと、カウンターの方から怒鳴り声が聞こえる。
英語のようで少なくとも日本語ではないようだ。
個室を開けて見ると、大輔が5,6人ほどの大柄の外国人集団に絡まれている。
あれは、MMAファイター『ジャクソン・ヘイル』とその取り巻き集団のようだ。
どうやら酒に酔っているようだが…。
「なんだあいつら、こんないい店で大騒ぎしやがって。
許さん、私が潰してやる」
といきり立つ詩音を抑えて、僕が行ってくるよ、と慎之介が席を立つ。
今の酔った詩音に任せたら、とんでもない乱闘騒ぎになってしまうかもしれない。
もしかしたら出禁になってしまうかも…と判断したからだ。
「姉さん、僕の分のカツ丼が来ても勝手に食べないでよ。
大輔さんの方は僕、関わらないけど」
「食べなーい。と思う。たぶん。まあちょっと覚悟はしておけ」
「絶対だよ!」
―――――
さて、慎之介が大輔の元に駆け寄ると、どうやらジャクソンの取り巻きの一人…熟年男性が酒に酔って大輔を怒鳴りつけているようだ。
チームの他の人間はみな必死に止めようとしているが、一人むしろ煽っている者もいる。
そしてその中心人物のジャクソンは、我関せずと日本酒を飲み続けていた。
「お、なんだ慎之介、わざわざ来たのか。
心配しなくてもいいぞ、ただの酔っ払いのいちゃもんだ」
と言い大輔は席に戻ろうとするが…。
酔っぱらった熟年男性は大輔の腕を掴み、怒りの形相でなおも怒鳴っている。
どうやら相手を大輔と知ってのいちゃもんのようだ。
それにしても、いったい何があったのか。
…そうは思うが、英語なので何を言っているのか慎之介にはわからない。
だがそれでも、人の腕を掴んで怒鳴るなど、あまりよろしくない行為だ。
店側も困っているようだ。
周りの客もこの騒ぎを何ごとかと顔を出して心配している。
そしてその中には、香田一家もいた。
「おっ、あれは仲村大輔さんじゃないか。
奇遇だな、まさかこの店に来ていたとは…。
なにか、ジャクソンの一団に絡まれているようだが」
情熱のその言葉に全員がそちらを見る。
唯一、喜太郎だけは『仲村大輔』という単語に、ひえっ!と怯えるが…。
周囲の客の物珍しさの視線を感じた慎之介が、困ってあたりを見渡す。
その際、先日香田家で会ったボディガードの遼と目が合った。
おや、あの人もここに来てたんだ、と思い慎之介は会釈する。
その際、その奥にいた天音とも目が合った。
―霧神慎之介と香田天音。後に世人がこの時のことを両者に聞いた時のこと。
天音は恥ずかしそうに笑うのみだが、慎之介はその時の事を思い返してこう言った。
「なんか天音さん、ハンバーグ食べててさ。
あ、このお店ハンバーグあったんだ、って思った」




