なんですかそれ、
『とりあえず眼鏡外した方が良いよ!視力も完全回復してるから』
神様が言う
なんですと?
視力が完全回復してるとな?
利奈は眼鏡を勢いよく外す
『そんな掲げるように外さなくても…』
神様からの突っ込みがきたが無視だ。
こっ…これは!!!
「見える!!見えるぞおぉぉ!」
利奈は眼鏡をその辺りにポイッと捨てて叫びだして走り出す。
ひとしきりヒャッホウヒャッホウ言った後に満足したのか利奈は神様の側に戻ってきた。
『満足?』
「はい!満足です!お話の続きをどうぞ!」
話が途中だった気がすると思った利奈は神様に話の続きを促した。
『君がはっちゃけてたからどこまで話したか忘れちゃったよ…』
なんと!
私がはっちゃけてたせいで…面目ない
『うん…そういうことは心の中で思ってないで口に出していいと思うよ』
私は心の中で色々考えて口に出すのが通常運転ですので難しいのです!
『うん…だからね……まあいいや。確か間違えてこちらに呼んでしまったからお詫びにチート能力あげるから好きに生きてねって話しかしてなかったよね?』
「確かそうですな!」
『うん…でね、この世界で生きていく為に何でも出来るようにしたから悪いんだけど頑張ってほしいんだよね。』
神様はまた声のトーンをおとして申し訳なさそうにしゃべる。
そこで利奈はふと考える
ちなみに間違えたということは本来呼ばれるはずの人が居るわけで...
その人はこちらに呼べたのだろうか...?
『それは大丈夫!無事に呼べたから!』
神様から返事がきた。
そうか、それなら良かった。
でも何でわざわざ違う世界から召喚するのだろう?
この世界にも人はいるだろうに...
『いるんだけどね…この世界の人はちょっと弱すぎるんだよ…』
神様はバツが悪そうに話始める...
「弱すぎる?」
利奈が神様の言葉に疑問をなげかける...
『そう...この世界では魔法が発達しすぎて、人の体の抵抗力とかが皆無なんだよね。怪我しても魔法で治しちゃう。少し体がだるくても魔法で治しちゃう。だから人の体の抵抗力がなくなってしまってるんだよ。』
なるほど...それは大変だ!
じゃあちょっとでも重い病気にかかろうもんなら...
『魔法で治す前に死んでしまう』
なんてこった!それは弱い!
『そう...風邪でも命に関わるからね』
なんてこった!それは弱い!
『...うん』
そうか~それなら別の世界から人を召喚しないといけないっていうのが分かるね!うんうん!
魔法のない世界なら傷や病気を治すのに薬だけでなく自己治癒力も必要だしね。うんうん!
あれ?
そもそもなんでこの世界に別の世界から召喚しないといけないのかな?
何か問題が起きてるのかな?この世界?
『あ、気がついちゃった?実はこの世界...このままだと破滅しちゃうんだよね』
……なんですと?
【なんですかそれ、まあ利奈は元気ですがね!】




