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異世界創世物語  作者: T-28
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第2話 冒険準備

主人公伊達がまず最初に作った街、始まりの街ならぬ『初めての街』一般的なゲームと同じで、冒険を始める為の最初の街である。

「ふわぁ〜♪ちゃんとできてるなぁ〜♪さてさて…まずは武器と防具を準備して、モンスターを倒してお金を稼ごうっと!」

(あ…お金…無いな…どぉしよ…素手でモンスターを倒すか…しょぼん)

「でも…まずは街を探検しよう!」

(ここは…公園か…)

街の中央にある噴水のある公園にきた主人公

(こういう草むらにアイテムとかあったりして…)

草むらをゴソゴソとしている主人公…不審者にしか見えない…

「無いなぁ…」

公園にいた女性「あの…何か探しものですか?」

銀髪のショートカットの女性が声をかけてきた。

「あっいや…ちょっと落し物しちゃって…」

焦り言い訳をする主人公

(ヤバい…そりゃそうだ!完全に不審者だ…)

銀髪の女性「何を落としたんですか?お手伝いしましょうか?」

「いや…大丈夫てす。たいしたモノじゃないので…ありがとうございます。」

銀髪の女性「そうですか」

ニッコリと笑う銀髪の女性

(あ〜…いい♪…銀髪のショートカット…まさに異世界♪…ん?待てよ…オレが神なら何でも創造する事ができるんだよな…ならアイテムとか武器や防具も自分で創れるんじゃないか?)

銀髪の女性「どぉしました?やはり大切なモノなのですか?」

「あっすみません…ちょっと考え事を…ホントにたいしたモノじゃないので、失礼します!」

そそくさと人がいない街の端に移動した主人公

(何かを創造するにしても、誰にも見られちゃいけないよな…)

「まずは、武器を…」

目を閉じて思い浮べる。

目の前が光り、武器が創造される。

「おぉ〜♪やっぱり武器って言ったら日本刀だよな!」

(この創造するチカラ…オレだけが使えるユニークスキルの創世力って名前にしよ♪)

「次は防具…んっ!」

(動きやすい方がいいよな…それと、やっぱりコートだな!コレは必須のアイテム!)

ネイビーブルーのコート、ブリリアントブルーの防具を纏い、主人公は思った。

(あっ自分の顔とかも変えられるんじゃ…ここじゃ目立っちゃうよな…一旦戻るか!………ってどこに?)

「そっかそれも創ればいいんだ!神なんだから神殿みたいなとこがいいな!やっぱり空中神殿かな♪」

空中に浮かぶ神殿を思い浮かべ、瞬時に移動する。

「おぉ〜コレコレ♪よぉし!じゃぁ顔は…やっぱりヤメた…自分が冒険するから楽しいんだよな…顔まで変えちゃったら、なんか…ホントにゲームをしてるみたいな感覚になっちゃうもんな」

冷静に考える主人公

「装備は整ったけど…アイテムとかどぉしよ…実際にアイテムいっぱい持って歩くのは大変だよな…」

(そうだ!)

袋を創造する主人公…腰にぶら下げられる程度だが、袋の中には広い空間がある。

手を入れて欲しいアイテムの名前を言えば手元にくるという便利な袋

(まだまだ色々と設定しないとな…)

「アイテムとか武器、防具はすぐに創れるけど、世界の根本の設定は最初の場所じゃないとダメだな…あっ神殿空っぽにするのはマズいかもな…ガーディアンを作るか…」

(どんなのにしようっかな♪)

「こんな感じかな!」

(一から世界を創るのって大変だな…夢だし、目が覚めたら終わっちゃうよな…)

「一旦戻るか!」

目を閉じるとフッ…と姿が消える…

「やっぱり、もっと細かく設定しよう…コンソールがあるといいな!」

そう言うと目の前にコンソールが現れる。

(これなら色々設定しやすいな!)

…約3日ほどかけて設定を創り直した。

「これで完璧だろ…ふぅぅ…疲れたぁ〜…」

設定をする場所として神殿を創り、名を創世神殿とする。

神殿の護りとして五種類のガーディアンを創った。

それ以外に、身の回りの事をしてくれるメイドのようなガーディアンは3人

神殿は5階層に分かれており、自分の力を試したり、魔法を試したりする闘技場、宝物殿、住居層、設定層、創世層となっている。

ガーディアンはゴーレム、天使、鎧武人、精霊、聖獣の五種類となる。

メイドのようなガーディアン3人は戦闘においてもマスタークラスで、マジックマスター、ウェポンマスター、格闘マスター、とそれぞれ別々のスキルを持ち、主人公である創世神、神殿をを護る。

「これで神殿も大丈夫だな!」

(でも…やっばり歴史がないって事は経験が足りないって事だよな…)

「時間を早送りして、ある程度の歴史ができてから冒険した方がおもしろそうだな♪」

(そうだなぁ…ざっと1000年くらいあれば、しっかりとした歴史ができるかな)

そして…1000年の時が流れる…

「オレは…時間も操る事のできるクロノスという神だ!」

こうして主人公の創った世界は完成し、冒険の準備は整った。

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