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マイルーム(小屋)~荷物確認&初ご飯~

レイアウト確認を終えて自分の小屋へ行く宗太。

マイルームでのリラックスした中で荷物を確認して異世界初ご飯食べちゃいます。

何を食べたかな?


H29/7/2 修正致しました。

 レイアウト用紙を片手に部屋を確認してまわる宗太! レイアウト用紙を確認しながら宗太が言った。


「ここも大丈夫だな!」


 すべての部屋を見てまわり満足そうな宗太は受付カウンターに戻ってきた。宗太はレジを見ながら言った。


「1度レジを開けてみようかな――お金の確認もしなきゃだしね」


 宗太はレジのボタンの中に両替と書かれた所があったので試しに押してみた。

 勢いのいい音と同時にレジが開く。中を見ると入っているお金はすべて硬貨みたいだ。種類としては5種類ある。

 銅貨・大きめの銅貨・銀貨・大きめの銀貨・金貨が入っていた。紙が1枚と鍵の束が入っていた。

お金を見た宗太がぶつぶつ言っていた。


「色々入ってるなぁ……お金は枚数を数えればなんとなくいくらかわかりそうだな。おっ鍵の束は部屋の鍵みたいだ、部屋番号が書かれてる。しかしこの紙…………借用書って!」



《借用書》

 借受人 宗太


 釣銭用貸付金 40,000リルム(釣銭以外には使用不可)

 返済期限 無期限


 返済条件 貸付金額の倍の金額がレジ内に入った時に一括返済(自動的に返済されます。利子は無利子)


 借用書を見た宗太がツッコんだ。


「初めて借用書なんて見たわ。」


 そこには条件等が書かれていたが宗太はそれを見て安心した宗太が言った。


「返済期限がないのと無利子なのは大分助かったなぁ」


 そう言ってレジを閉めて鍵を片手に歩きだす。


 もちろん行き先はあそこだ。


「こいつで開くはずだけど……」


 宗太はそう言って1本の鍵を握りしめて小屋の前に立っていた。

 先程開かなかった自分の小屋である。

 鍵を回してみるとガチャっという音共に鍵が回った


 その音に宗太が笑顔になり声を出した。


「やった! 開いた!」


 宗太はそのまま扉を開けると部屋は1R位の大きさですでに家具がセットされていた。


「こっちは家具が付いてるんだなぁ」


 宗太が部屋に入り、部屋の中をキョロキョロと見渡す。

 部屋の中にはベットにテーブルとイス、少しだが収納出来そうな洋ダンスがあった。


「これからここが俺の部屋かぁ……」


 宗太は部屋の中を見て満足したのか、ニヤニヤした顔が直らない。そしてそのままベットに腰をおろした。


「なんかこの数時間の間に色々あり過ぎたぞ。いっぱい興奮しちゃったし少し疲れたなぁ……まだまだ確認する事ややる事があるし、ゆっくりやらなきゃなぁ……このままじゃ身体が持たなそうだ」


 宗太は疲れたようだが、う~んと唸りながら考えていた。


「ん~とりあえず鞄の中身でも確認しながらご飯にしようかな…………てか、鞄の中身ってどうやったら出せるんだろう」


 そう言いながら鞄を開けて試しに手を入れて見るが特に何も掴めない。むしろ中に何かある感じがしない…………。


「何も掴めないんだが……ん~女神様の手紙!」


 手を入れたままさっきしまった手紙の事を思い出した宗太が、声に出して見ると……鞄の中に入れた宗太の手の中に突如何が現れた。

 ビックリした宗太がそのまま手を出して見ると、確かに手紙を握っていた。


「おぉ~凄い! ちゃんと出てきた! ただ手紙はわかったけど鞄の中に他に何が入ってるかはわからないんだよなぁ……」


 食糧や水分など大まかには聞いたが、具体的に何が入ってるかは聞いていなかった。


 宗太が何かを閃いたようにはっ! っとした表情をした。


「もしかしたら…………ウィンドウオープン!」




{ステータス}


{魔法}


{装備}


{持ち物}



「持ち物で出て来て欲しい…………お願い!」


 そう言って持ち物の所にタッチすると画面が切り替わった。



{持ち物}


 収納鞄

 鍵の束(6本)

 レイアウト用紙

 借用書


 画面を見た宗太が言った。


「ん~これしか出てこないか…………やっぱり全部出さなきゃダメなのかなぁ~……試しにこれだとダメかな?」


収納鞄の所をタッチしてみると


{持ち物詳細}


 収納鞄


 女神の付与魔法により1t分の荷物を収納出来る。

 また鞄内部は時間に干渉されないので腐敗などはしない。

 なんであろうと生き物は入れられない。


《中身リスト》

 パン×90個

 ラヴィーの肉×45個

 水(瓶)×180本

 ジャガの種×50袋

 キュロの種×50袋

 キャベの種×50袋

 たね類etc……

 鉄の鍬

 鉄の鎌

 鉄のシャベル

 木の弓矢

 木の矢×100本

 石の矢×50本

 鉄の矢×30本

 鉄のナイフ

 etc……


 宗太は興奮気味に言った。


「よし!見れた!」


 宗太はリストを見終わると、すぐにリストにあったパンと水を鞄から取り出して食べだした。


 異世界に来て初の食事をモグモグと取りながら満足そうに笑顔になっていく宗太。


「意外と旨いな♪」


 味に満足したようでで直ぐ食べ終わった宗太がふぅ~と一息ついていたが小さく、ん~っと唸りながら考え事を始めていた。



 当座の食べ物は確保出来てるけど…………宿で出す食事や今後の食糧は自分で確保しないとな。それが出来なきゃ宿屋なんか出来ないし、そもそも生きていけない!

「状況的にやれる事は2つだ。畑を耕して野菜を育てる、後は狩りをして獲物をとってくる事だな」


 やる事はわかった宗太だが、まだまだ宿屋オープンまでの時間は長そうだと思うのであった。


お読みいただきましてありがとうございます。

誤字、脱字や何かご指摘があれば優しく教えて貰えると嬉しいです。

後、ブクマや評価、感想やイラスト等もいただける方がいらっしゃいましたら幸いです。

よろしくお願い致します。

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