アリアとの話し合い②~宗太2度目の失敗~
いきなりの宗太の提案に話についていけてない3人!
色々と突然の事にとりあえず話を聞いていたが実は3人以外にも話を聞いている人がいた。
久々の更新です。
短めの話です。
「そーたはん? 今なんて言いはりました?」
「あれ? 聞こえませんでしたか? ここで商売をしませんかって言いました!」
アリアは首をブンブンと聞こえてきそうな勢いで横に振っていた。
「そう言うのとちゃいます! 話はいきなりやし、聞きたいんはなんでウチラがここで商いをせなあかんのかや!」
「あ~それはですね~…………」
「そうたさん! ちょっと待った~!!」
アリーナが身体ごと間に入り、話に割り込んできた。
「なっ!? アリーナ、急にどうしたの?」
「いやいやいや、それはこっちの台詞だよ!! そうたさんこそ急に何を言ってるの!? ナンバがここで商売なんて断固反対だよ!!」
「そうたさん! 今回はアリーナの疑問が正しいと思いますわ。今はまだ反対とは言いませんが……ちょっと話が急過ぎますわ」
う~アリーナが反対なのはわかってたけど、やっぱりエリナも出てくるよね……なんとか話を続けさせてもらえるようにしなきゃ。
「うん。急なのはわかってるんだけど、この問題は先延ばしにしちゃダメだと思ってるんだ。ナンバの3人の中で比較的アリアさんが一番話をさせてもらえそうだから、急ぎで話をさせてもらいたいんだ」
「……えらいウチの事を買ってくれてるみたいやけど、この話は中身を聞くまでもなくノーやで! うちが良くてもガストンは絶対に説得出来ひんわ!!」
アリアさんの言葉にアリーナが笑顔で乗ってきた。
「ほら! あ~言ってるんだし、この話はなかったと言う事に…………」
「まぁまぁ、アリアさんもアリーナも一旦待って下さい! アリアさん! 今の言い方だと、ガストンさんは無理でもアリアさんは絶対に無理ではないと言う事ですよね?」
まずはアリアさんからこの言質を取らなきゃこの話は始まらない。
「…………正直言うて、ウチは内容次第やな……実際にガストン程エドが嫌いな訳やないし、ここで商いをする事でのメリットが大きいんやったらウチは有りやと思うで! …………ただ!! さっきも言うたけど、ガストンの説得は絶対に無理やで!」
よしっ! とりあえず第一関門はクリアだ……次に後の2人の事だけど……ガストンさんの件は頑なだなぁ。
「なるほど~。多分考えてる内容的にはアリアさん達のメリットは先々ですが、それなりにあると思います! まぁガストンさんはそこまで言われる位なので、何かご事情があるんでしょうね。 ちなみにリノアさんはどうなんでしょうか?」
「ふ~ん、それなりね~。……まぁガストンの事はウチからは言えへんし、リノアに関しては別にここで商い自体は反対はせんやろうけど、ガストンが拒否ればそれに賛成やろうね! ウチかてそうや」
「なるほど…………まぁそこはパーティーですから当然ですよね……」
ん~とりあえずアリアさんが乗ってくれればもう少しどうにかなるかと思ったけど、リノアさんはどうにかなりそうだけどガストンさんの説得は簡単ではなさそうだな……。
考えているとエリナが横に来た。
「そうたさん、ちょっとよろしいかしら!?」
…………エリナの顔が怖い……。
顔は笑ってるけど、目が笑ってないよ。
「えっと…………どうしたの?」
「……そうたさんが何を考えているのかはわかりませんが、まず1つ確認させて貰っていいですか?」
う~ん、エリナの威圧感が半端ない。
「…………何でしょうか?」
「先程からリュシアさんがこちらを睨んでますけど気付いてますか? 今のそうたさんは前回と同じような事をしてますよね?」
「あっ…………」
ヤバイ…………思いつきだったからまたリュシアに何にも話をしてないや…………せっかく仲直りしたのにまた同じ事をしてしまった。
どうしよう。
その言葉にふぅ~と呆れた溜め息をつくエリナが顔を上げてこちらを睨みだした。
「はぁ~…………今すぐ話をしてきなさい!!」
「はっはい!!」
エリナの言葉にビクッとしたが、返事をして直ぐに身体を動かした。
「ちょっ! 何なん? いきなし何処に行くんや!?」
突然その場から離れようとする事にアリアは声出した。
「アリアさん、すいません。ちょっとだけ話をしてくるので少しお待ち下さい」
そう言って、リュシアの待つキッチンの中に入って行く宗太であった。
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