8人での話し合い~2人の資産~
人数が増え、今後の予定の話し合いを再度する宗太達。
みんなの予定や仕事の内容を決めてあの2人の資産を…………どうしちゃうんですかね?
H29/9/9 修正致しました。
関係者が8名になり、みんなで話し合いをする事になった。
「では、今後の予定ですが…………エリナさん! 元々報告とかの予定があったけど……どうする予定ですか?」
「ギルドには報告には行きますわ! 彼らの件は必要なくなったけれども、ここに留まる話は通しておかないと後々支障が出ると思いますしね!」
それに対してジャックが手を上げた。
「兄貴! ギルドにそういう報告をするなら俺らもしておきたいです!」
「確かに……ジャックとアレスもきっと必要だよね~。ただ…………4人で行く?」
それを聞いたアリーナが首を横に振った。
「それは勿体無いよ! ん~…………あれだったらパーティーから1人ずつ出してにしようか?」
「それがいいかも知れないですわね。…………トリア? あなた行けるかしら?」
エリナの言葉にトリアが頷いた。
「……………………御意」
……トリアさんで大丈夫なのかな? …………でも、そこはパーティーリーダーのエリナの人選だし、任せよう
ジャックとアレスにも確認した。
「とりあえずこういう話になったけど…………2人は大丈夫?」
ジャックがすぐに笑顔で答えた。
「もちろんですぜ! 兄貴、こっちはアレスが行きます!」
行く2名が決まり、その後の話で出発は3日後と言う事になった。
エリナとアリーナの話では大体1ヶ月程度で往復出来るだろうとの事だった。
続いて、次の議題を話始めた。
「次に宿のサービスについてですが、現状お客さんがほとんど来ていないのでアメニティの先着100名は辞めます。代わりにこれを王都でトリアさんとアレスに配ってきて貰おうかと思うんだけど、みんなの意見を聞かせて欲しいんだ!」
言い終わった後にみんなに1枚の紙を見せた。
彩の宿サービス券
こちらをお持ちの方は以下のサービスの中からいずれかおひとつお選びいただけます
宿泊代1泊目半額! 2泊目以降3割引き!!
アメニティグッズおひとつ無料!〈女性の方必見!!〉
食堂にて別メニューおひとつ無料!
以上の中からお選びいただきまして、宿泊手続き時にこちらの券と一緒にお申し付け下さい。
※場所は裏面をご覧下さい。
と書かれたサービス券だった。
それを見たエリナ達がワイワイしだした!
「これはいいと思いますわ! 男女両方に喜んで貰える物ですわね!!」
「確かに人数限定するより、それを配って選んでもらった方が喜ぶよね! 私なら知り合いにはアメニティを勧めちゃうけどね!!」
「アリーナさんとトリアさんの2人が行くと聞いた時に、俺とリュシアで相談してミリアに作ってもらったんだけど大丈夫かな?」
ミリアがちょっと不安そうな顔になった。
「大丈夫そうかな…………?」
アリーナが笑顔でミリアの頭を撫でた。
「全然問題ないよ! これなら絶対お客さん寄ってくれるでしょ!!」
それを聞いたミリアは凄い嬉しそうだった。
…………良かったぁ。ミリアが凄い頑張って作ってくれてたし、内容も大丈夫みたいだな。
その後、サービス券に関しては特に不満は出なかったので、出発迄に可能な限り量を増やす事にした。
「後、俺からは最後の話になりますが……みんなの仕事内容を明確にしたいのですが良いですか?」
「大丈夫ですわ! むしろそういう事は早く決めておきましょう!」
他のみんなも頷いていた。
「では、基本的に俺とリュシアとミリアは今までと同様に宿の業務で大丈夫かな…………エリナさん達には用心棒兼広報活動を主にお願いします。ただ…………万が一ですが、どこかの国やギルドのお偉いさんとかが来た時に対応もお願いしたいです!」
「用心棒は元々の話だから良いですが…………広報活動とか対応するっていうのはどういった内容かしら?」
…………やっぱりそう聞かれるよね。
「……広報活動は今回の様に、王都に行った際にサービス券やチラシを配ったり、知り合いに口コミをしてほしいです! 対応に関しては、責任的な話はもちろんしますが、普通の話ならこの世界の常識や礼儀を理解してない俺よりエリナさんの方が良いと思うんだ。…………ダメかな?」
エリナは首を横に振って答えた。
「ダメではないですわ! ただ最初は良いと思いますが、後々はご自分でされた方が信用は得られると思うわ♪」
「それに関しては善処するようにするよ!」
「まぁどの位のお偉いさんとか、礼儀やらは最初はわかんないのはしょうがないし、それは協力するよ♪」
「2人共ありがとう! 俺も頑張るので協力宜しくね!」
2人は笑顔で「OK」っと言ってくれた。
そのままジャックとアレスに話だした。
「ジャックとアレスにもエリナさん達と協力して用心棒の仕事や荒事の時は任せたいな! 他にも……宿の業務で清掃やお出迎えやお見送りとかの仕事とかも大丈夫?」
その話にビックリした顔でアレスが答えた。
「兄貴? 用心棒や荒事は任せろって言えるけど…………出迎えとか、接客を俺らみたいのがやっていいのかい!?」
「うん! ここは別にかしこまったお店ではないし、みんながお客さんと関わる様にしたいんだよね! もちろん礼儀とかは大事だけど、失礼がないくらいなら2人には少しフランクな位の接客をしてほしいな! ただもちろん揉めたりはダメだよ!!」
ジャックが答えた。
「…………わかりました! 兄貴が出会ったばかりの俺らでも出来ると任せてくれるなら…………全力で頑張ります!!」
「ありがとう! もちろんみんなで協力しあってやっていくから無理はしないようにね!! …………とりあえず俺からの話はこれで全部だけど誰か何かありますか?」
アリーナが手を上げた。
「は~い! ちなみにジャックとアレスの寝床はどうするの?」
それを聞き、固まってしまった。
「…………考えてませんでした」
その返答にアリーナが苦笑いになっていた。
「はぁ……そんな気がしてたよ………………あんたらいくら持ってるの?」
ジャックがいきなりの質問にびくっとして言った。
「なっなんだよ!? いきなりそんな事聞いて!」
「あ~いいから答えなさいよ!! どうせほとんどそうたさんに渡すんだから!!」
アリーナの剣幕にジャックがしゅんっとしてしまった。
「…………わかったよ……手持ちが大体500,000リルムでギルド預金が700,000リルム位だ……」
それを聞いたアリーナが質問してきた。
「それの8割だから960,000リルムだけど…………そうたさん? それがあれば寝床は平気だよね?」
…………えっ? そう言う事!? あぁ~それなら確かいいのがあった気がする。
「ぜっ全然大丈夫だよ! ……むしろそれなら…………ちょっとだけ待っててもらってもいい?」
そう言って建築魔法のリストを開き、1人でぶつぶつ言いながら見始めた。
突然の行動にエリナ達がんっ? ってなり、ジャック達は急に現れたリストにビクッとしながら終わるのを待っていた。
…………貰っていいならこれがいいよなぁ……。
「…………一応確認なんだけど……本当に貰っていいの?」
「もちろんですわ! これは慰謝料なんですから気にせず使って平気ですわ! ただ…………迷って見たいですけど何を建てるんですの?」
「使っていいならこれなんだけど…………」
そう言って魔法を起動して、みんなにリストを見せた。
木造長屋 5戸 400,000リルム
「使って平気なら今後も人が増えた時を考えて、何人か住める家にした方がいいと思ったんだ! ここに増設でトイレやお風呂をつけるつもりなんだけど…………どうかな?」
アリーナが笑顔で言った。
「それはいい考えだね! また増えてもこれならとりあえずは凌げるしね」
続いてリュシアも笑顔で手を合わせた。
「そうしたら宿の部屋も全部使えるし、とてもいいと思うわ!!」
建築魔法の事を知らないジャックとアレスは全く話についていけてなかったが、寝床の件は決定した。
「じゃあ後で、これは建てとくので大丈夫だね! 他も平気かな?」
訳がわからずぽけ~っとしている2人を除いて、他のみんなが「「大丈夫です」」と言ったので話し合いは終了したのだった。
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よろしくお願い致します。
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シェスカがボソッと言った。
「もうすぐ…………また私の出番かしら♪」




